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プレイ日記(番外編)「『ESO』のここが知りたい!【Q&A集】」

遙かなるタムリエルをゆくプレイ日記の番外編。今回は少し趣向を変えて、初心者のお悩みを解決!
文:ルッシュ

公開日時:2016-07-08 12:00:00

第1回「コールドハーバーからの脱出!」はコチラ
第2回「ブリークロック村での奮闘!」はコチラ
第3回「装備やアイテムを自作したい!」はコチラ
第4回「協力プレイへのいざない!」はコチラ

ESO』初心者のお悩みを解決!

 『エルダー・スクロールズ・オンライン』日本語版の発売からはや2週間。発売日からコツコツとプレイしてきた筆者は、ようやくレベル15へと到達した。そろそろ脱初心者かな? といったところで、今回はこれまでプレイしてきた経験をもとに、初心者が悩んだり、疑問に思いがちな項目について、Q&A形式で対処法を伝えていきたいと思う。すでにコレは知ってるよ! といったこともあるかもしれないが、最後までお付き合いいただきたい。


■「料金と動作環境」のお悩み編

Q:ゲームは無料でプレイできる?
A:パッケージの購入は必須となるが、以降のプレイ料金は無料

 パッケージ特典や、その他課金システムについては、下記の記事を参照。

動作環境と料金体系


Q:プレイするには高額なPCが必要?
A:ある程度のスペックのPCならプレイ可能

 最高品質で快適にプレイしたいなら高スペックのPCが必要になるが、ゲーム内ではグラフィックやテクスチャーの品質、光や影の表現などを細かく設定できるため、ある程度のスペックのPCであれば、プレイに差し支えない。また、初期設定では高めの解像度(1920×1080)になっており、フルスクリーンモード限定になるが解像度を落とすことも可能。PCのスペックにあわせて各種項目を調整すれば、大半のPCで快適に遊ぶことができるぞ。

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そのほか、詳細な必要環境については下記の記事を参照。

動作環境と料金体系


Q:ゲームパッドでのプレイは可能?
A:可能

 ゲームパッドも使用でき、UIもゲームパッド用に切り替わる。キーボード操作からの切り替えは、「設定」→「ゲームプレイ」の項目にある「ゲームパッドモード(ベータ版)」をオンにすればいい。ただし、Xinputに対応していないゲームパッドは使えない可能性もある。


■「ゲーム」のお悩み編

Q:レベルはいくつまで上げられる?
A:レベル上限は50

 LV50からは“チャンピオンシステム”でキャラクターの能力を強化していける。これにより、さらに個性的なキャラクターを育成できる。また、チャンピオンシステムのアンロックはアカウント単位になっており、ひとつのキャラクターで稼いだポイントは同アカウント内のすべてのキャラクターに付与される。メインのキャラクターで稼いだポイントを、メインとサブふたつのアカウントで使うといったことも可能だ。


Q:スキルの習得をやり直したい
A:スキルポイントのリセットが可能

 各同盟の首都にある祭壇にゴールドを納めることで、スキルポイントの振り直しができる。また、クラウンストアで「スキル再配分の巻物」を購入して使用することでも可能。

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Q:武器や防具は壊れてしまう?
A:防具は耐久度が減少する

 防具には耐久度があり、これが減少すると防御力が下がっていく。修理するためには商人のNPCに修理してもらうか、リペアキットを使用する必要がある。冒険の序盤では修理代を節約するために、防具は使い捨ててもいい。

 武器には耐久度がなく性能が低下することはない。ただし、エンチャント済みの武器で魔力がなくなった場合、エンチャントの効果が発動しなくなる。「微少魂石」などを使ってチャージすることで、再度エンチャントの効果を発動するようになるぞ。

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Q:所持品の枠がアイテムですぐにいっぱいになってしまいます
A:銀行に預けるか、不要なアイテムを整理しよう!

 本作では敵を倒したときに複数のアイテムを落とすことが多く、すべて入手しているとあっという間に所持品がいっぱいになる。敵が落とすものの大半は装備品か生産関連で、ほとんどのものは持ち歩く必要はない。そのため、一部の町や村にある銀行に、どんどんアイテムを預けてしまってオーケーだ。

 また、所持品や銀行の預け入れ枠は初期だと60個までなのだが、拡張することもできる。所持品はバックパック商人から、銀行は銀行利用中の画面でそれぞれ拡張を行えばいい。ただし、それなりのゴールドが必要になるので、じっくりゴールドを貯めて拡張していこう。

 そのほか、生産活動をしないというのであれば、拾うアイテムを限定するという手もある。生産に使う素材は売ってもほとんどが二束三文なので、装備品だけを拾ってショップに売り飛ばすのがオススメだ。

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▲騎乗動物を入手すれば、馬小屋で訓練をほどこすことで持ち物の枠を拡張することもできる。

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▲1回目の拡張にかかるゴールドはどちらもそれほど高くない。しかし、2回目以降は飛躍的に増えていくぞ。

Q:ゴールドがなかなか貯まりません
A:支出を減らすことから始めよう

 本作はゴールドを一気に稼ぐというのがなかなか難しく、コツコツと貯めていくのが基本になる。レベルが上がっても大きくは変わらないため、必要なもの以外には極力ゴールドを使わないのが得策だ。

 とくにゲーム序盤での支出削減に有効なのは、防具の修理費用と各地にある祠への移動費用のふたつ。前者は防具の耐久力が0になる前に、新しい防具へと乗り換えていけば問題ない。後者は近くにある祠まで移動してから使うことで、移動費用をタダにできる。1回にかかるゴールドはどちらも少なめだが、利用する機会は多いので、実践するとゴールドが貯まりやすくなる。

 また、逆にゴールドを稼ぐときに有効な手段は、クエストをたくさんこなすことだ。クエスト完了時に報酬で50~300ゴールド程度を入手できるため、積極的に行うことでどんどんゴールドは貯まっていく。経験値も稼げて一石二鳥なので、マップとコンパスを見ながらクエストを探していくといい。さらに生産活動をやっているのなら、特定の町の掲示板に張り出される、毎日更新の生産クエストをこなすのもアリだ。

 そのほか、カバナントの兵士など一部の人型の敵は、倒したときにゴールドを落とすこともある。こちらは1体につきだいたい10ゴールド前後なのでメインの収入にはできないが、経験値を稼ぐついでに倒しておこう。

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▲犯罪行為に手を染めることに抵抗がないなら、スリや盗みでゴールドを得るのもひとつの手だ。

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▲一部の装備品は特性によって、通常の装備品よりも高く売れるものがある。アイテムの説明欄に書いているので、見かけたら売っておこう。

Q:画面に表示される情報を増やせませんか?
A:設定やアドオンをうまく使おう

 初期状態の画面には、雰囲気重視のためか表示される情報がかなり少ない。しかし、設定の変更やアドオン(後述)をインストールすることでこの部分を改善することができる。また、これらでゲームプレイを快適にできるものもあるので、筆者がオススメする『ESO』のいじりかたをお伝えしよう。

<ゲーム内の設定変更>
1.ネームプレートの変更
 初期設定ではネームプレート機能はオフになっているため、プレイヤーとNPCのどちらもフォーカスしない限り名前が表示されることがない。これを変更するのが設定→ネームプレートの欄になる。ネームプレートのオン・オフはかなり細かくできるので、自分好みに設定するといい。筆者の場合は、ネームプレートで画面が埋まりすぎないように、NPCのみネームプレートを常時表示としているぞ。

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2.一般人に対する攻撃防止
 とくにコントローラーでのプレイ時に有効な設定。初期配置ではキャンセルとアクション発動が同じボタンに設定されているので、キャンセルしすぎて目の前の相手を攻撃ということが起こりやすい。それで犯罪者になって罰金を課せられるのは悲しいので、犯罪に手を染める気がない場合はこちらの設定をオフにしておこう。

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3.アイテムの自動取得
 敵が落とすアイテムを拾うとき、アイテム欄がいっぱいでない限りすべて拾うようにしてくれる設定。拾うアイテムを選択する必要がなくなるため、テンポよくゲームを進められるようになる。

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4.兜の非表示
 筆者は三人称視点(TPS)でプレイしており、自分が作ったキャラクターの顔は見えるようにしておきたいため、この項目をオンにしている。一人称視点(FPS)や兜を装着したキャラクターを見たいという人は気にしなくていいだろう。

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<アドオンによるゲーム画面等の変更>
 アドオンとは、『ESO』のゲームに本来ない機能を追加するために、有志の一般ユーザーが制作したアプリのようなものである。手動でのインストールも可能だが、Minionというこちらのアプリを使ってインストールするのがオススメだ。ただし、アドオンによる不具合などは公式のサポート外である点に注意。

Minion

 Minionを立ち上げたあとは、“Find More”の項目で“Search”の欄にアドオンの名前を入力。表示された一覧から、目当てのアドオンを選択してインストールすればいい。

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 インストールしたアドオンはそのままゲームに適用されることが多いが、一部のアドオンは期限切れとなっていて適用されないこともある。『ESO』のキャラクター選択画面にあるアドオンの項目で適用するものを選べるので、プレイする前に確認しておこう。期限切れのアドオンを使う場合は、右上のチェックボックスをチェックしてから、対象のアドオンにチェックを入れよう。

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 アドオンは劇的な効果を及ぼすものが多いが、導入しすぎると動作が重くなることがある。導入する数は少なめにしておくのが得策だ。ここでは筆者が実際に適用したもののなかで、使い勝手がよかったものをいくつか紹介していくぞ。

1.Advanced UI
 体力、マジカなどの残量を数値化、ミニマップの追加など各種機能が追加される。これらの機能は細かく設定可能で、設定画面は日本語で表示されるため操作しやすい。追加される機能のなかでもとくにミニマップは便利なので、インストールしておくとタムリエルでの冒険がかなり快適になる。導入することでおもに変更される部分を下の画像に記載したので、参考にしてほしい。

「Advanced UI」紹介ページ

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2.SkyShards
 世界各地に点在しているスカイシャードの位置を、マップ上に表示してくれるアドオン。スキルポイントをどんどん入手できるので、手っ取り早くキャラクターを強化したい人に向いている。ただし。発見したときの喜びを大切にしたいのなら、適用は控えるといい。

「SkyShards」紹介ページ

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3.Bankit
 銀行の画面を開いたときに、所持品内にある銀行に預けているのと同じアイテムを自動で格納してくれる便利なアドオン。銀行と所持品のあいだでのやり取りを大幅に軽減してくれるので、ぜひとも導入しておきたい。ただし、生産クエストの納品などでアイテムを少しだけ取り出した場合も、銀行画面を開くと格納されてしまう点には注意が必要だ。

「Bankit」紹介ページ

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Q:帝都やロスガー地方などのDLCエリアをプレイするには?
A:DLC購入またはESO Plusの利用が必要

 ゲーム内のクラウンストアで各種DLCを購入後、またはESO Plusを利用中であればプレイ可能。各DLCはプレイすることで独自のストーリーが展開されるほか、新たなスキルラインも獲得できる。興味がある人はどちらかの方法でエリアを解放し、プレイしてみよう。

ESO Plusの特典については、下記の記事を参照。

動作環境と料金体系


Q:オブジェクトにはまって身動きが取れなくなってしまったときは?
A:マップを開いていずれかの祠に飛ぼう

 マップを開ける状態なら、いずれかの祠に飛んでしまえば解消できる。また、マップが開けなかったり、祠に飛べない場合は、チャット欄に「/stuck」と入力することで近くのワープポイントへと移動可能だ。ただし、デスペナルティを受け、お金を消費してしまう点に注意しよう。

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■「コミュニケーション」のお悩み編

Q:日本人同士でチャットしたい場合はどうすればいい?
A:チャットの発言先を「ゾーン:日本語」に

 本作は海外発のゲームであるため、基本的に聞こえてくるチャットは英語であることが多い。日本人に対して発言をしたいのであれば、チャットの発言先を「ゾーン:日本語」に設定してから発言するのがオススメだ。ただし、初期設定ではこのゾーンは表示されないため、チャットタブオプションの画面から「ゾーン:日本語」にチェックを入れておこう。

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Q:ESO内でのコミュニティは作れる?
A:ギルドを作るか加入しよう

 本作ではほかのプレイヤーとのコミュニケーションを円滑にするための手段として、ギルドが用意されている。ギルドは既存のギルドメンバーから招待されるか、自分で作ることで加入できる。ギルドメンバーが増えることで、メンバー全員が使える銀行や、ほかのプレイヤーとアイテムを取引するギルドストアが解禁されるので、どんどんメンバーを増やしていこう。

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 以上で今回のプレイ日記を締めさせていただこうと思う。ここまでの記事が『ESO』をプレイする皆様のお役に立っていれば幸いだ。

それでは、次週のプレイ日記もお楽しみに!

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