『ダイイングライト2 ステイ ヒューマン』は、2022年2月4日に発売を迎えたシリーズ最新作。感染するとゾンビのような姿になってしまうウイルスが蔓延する世界を舞台に、主人公エイデンが活躍するゾンビサバイバルアクションゲームだ。

 ファミ通.comでは、本作の記事を担当するライターによるプレイ日記を短期集中で連載。自由なアクションとスリルあふれる探索やバトルが楽しめる本作の魅力を、さまざまな視点からお届けしていく。

※そのほかのプレイ日記はこちら

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俺がエイデンだ。いや違う、リプ斉トンだ。

 リプ斉トンだ。今回は、『ダイイングライト2 ステイ ヒューマン』という新作ゲームのプレイ日記を書くこととした。

 前作である『ダイイングライト』も今年1月13日に発売された『プラチナエディション』をかなりやり込んだ俺だ。そのときにかなり本シリーズに惚れ込んだので、『2』もぜひプレイしなければいけないと筆を取った次第だ。よろしく頼む。

 俺は生まれるときに母親のお腹の中に“恐怖”という感情を忘れてしまった人間。すでに“ステイ ヒューマン”ではないかもしれない(うまいことを言ったな)。俺の感情を動かせるのは生死を賭けるときに得られるスリルのみ。

 そんな俺だが、ホラーと名の付くものはなんでも好きだ。もちろん本作も例外ではない。

ゾンビサバイバルアクション『ダイイングライト2』プレイ日記 第1話/俺が…エイデンだ!

 ちなみに、前述の『ダイイングライト プラチナエディション』もスパイク・チュンソフトから発売中だ。2015年に発売されたゲーム本編に加え、追加シナリオなどのDLCが盛りだくさんになったオトクなタイトルになっている。『2』はこちらのゲームの続編だが、ストーリー的なつながりはないので、どちらから楽しんでもオーケー。『2』をプレイする前後に、ぜひ楽しんでいただければ幸いだ(迫真の宣伝)。

ゾンビサバイバルアクション『ダイイングライト2』プレイ日記 第1話/俺が…エイデンだ!
画面は『ダイイングライト プラチナエディション』のものだ。
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 さて、さっそくだが『ダイイングライト2』をプレイしてみることにする。本作はゾンビに支配されたシティという都市を、パルクールアクションを用いながら探索していくゾンビパニックアクションゲームだ。ウイルスの影響により、パニック、パニック、パニックみんなが慌ててる。そんな人間たちと出会いながら、エイデンは生き別れの妹を捜すことになる。

ゾンビサバイバルアクション『ダイイングライト2』プレイ日記 第1話/俺が…エイデンだ!
この男が主人公のエイデン。かなり男前だな。
ゾンビサバイバルアクション『ダイイングライト2』プレイ日記 第1話/俺が…エイデンだ!
ちなみに、本作は日本語音声に対応。日本語の声優さんの声はけっこう若めの印象だな。
ゾンビサバイバルアクション『ダイイングライト2』プレイ日記 第1話/俺が…エイデンだ!
字幕は、大画面でプレイすると文字が小さく感じるので、文字サイズを大にするのがおすすめだ。

 物語は、シティの外から始まった。ここでは、気さくなスパイクにいろいろとレクチャーしてもらいながら、本作のゲームシステムを学んでいく。

ゾンビサバイバルアクション『ダイイングライト2』プレイ日記 第1話/俺が…エイデンだ!
渋い。俺もこんな大人になりたい。すでにオッサンだが。

 回復アイテムの作りかたも教えてくれるし、冒険の準備は万端だ。前作は回復アイテムがあまり入手できず、リトライ前提で進んでいくのが効率的だったが、本作ではそれなりに素材が手に入る。回復アイテムも潤沢に入手できるため、リトライの頻度はけっこう減るような感じだ。

ゾンビサバイバルアクション『ダイイングライト2』プレイ日記 第1話/俺が…エイデンだ!
本作ではカモミールとハチミツで回復アイテムを作る。

 道中では、パルクールのチュートリアルも。ちなみに前作では、主人公を育成すると次第にパルクールの性能が強化されていったが、本作ではいきなりダイナミックなアクションが行える印象。またダッシュを使わずとも、通常移動もかなり早い。上で言った回復アイテムのこともそうだが、最初からかなり遊びやすいゲームへと方向性を切り換えた印象だ。やるな、Techland(開発会社のことだ)。

ゾンビサバイバルアクション『ダイイングライト2』プレイ日記 第1話/俺が…エイデンだ!
高くてこえ~。

 探索を続けていくと、いよいよ感染者が登場。こういったゲームは頭を殴れば素早く倒せるようにできているものだ。俺もこんなことはしたくないが、生き残るためにはしかたのないこと。二度と起き上がれないように念入りに殴っておくこととする。

ゾンビサバイバルアクション『ダイイングライト2』プレイ日記 第1話/俺が…エイデンだ!
おら、◯ね!(ファミ通.comはいい子のためのサイトなので、危険な言葉は使わない配慮をしているのだ)

 道中をさくさくと攻略していく。まだシティにたどり着いていないが、ストーリーはどんどん進む。

 エイデンは流浪人として世界を巡っていて、まだウイルスに感染していないというかなり貴重な人材。ウイルスに感染していなければ昼夜を問わず自由に動けるため、人々のコロニー的な場所に留まらなくても生きていけるということになる。ウイルスに感染した人間は、紫外線を浴びないとゾンビのような感染者に変化してしまうため、夜間は紫外線照射装置のある住居で静かにしているしかないのだ。

ゾンビサバイバルアクション『ダイイングライト2』プレイ日記 第1話/俺が…エイデンだ!

 と思ったら、お前も感染したんか(↑)ーい! どどど、どうするんだエイデン。

 感染後もがんばって症状を抑えながら、無事シティにたどり着いたエイデン。……と思ったら今度は縛り首に処されてしまった。もうたいへんだなエイデン。

ゾンビサバイバルアクション『ダイイングライト2』プレイ日記 第1話/俺が…エイデンだ!

 もうちょいでオダブツなところを、ホーコンなる男性に助けてもらった。ありがとうホーコン。

ゾンビサバイバルアクション『ダイイングライト2』プレイ日記 第1話/俺が…エイデンだ!
なんかホーコンがカッコいいこと言ってる。

 その後、なんやかんやあって、感染の進行度を測定する“バイオマーカー”という機械を手に入れた。これによって市民権を得たエイデンは、いよいよシティを自由に探索できるようになったわけだな。

ゾンビサバイバルアクション『ダイイングライト2』プレイ日記 第1話/俺が…エイデンだ!

 こうなれば、いよいよ俺の独壇場。シティを我が物顔で探索してやるぜ。……と思ったけど、まだまだエイデン自身も装備も貧弱そのもの。まずは指示された通り、クエストをこなすのがよさそうだ。

シティを探索してやるぜ!

 とはいいつつも、ちょっと外に出てみたくなったので、軽く散歩してくることとする。こんな終末世界を我が物顔で散歩するだなんて、さすが俺だ……、いやエイデンだ。

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ヒャッホー。俺は自由だ!

 マップを見ると、いろいろなアイコンが。前作同様にマップ上にはさまざまなイベントが用意されていて、それをこなせばエイデン(つまり俺自身を)強くできるわけだ。

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ハチミツは何個あってもいいのだ。つい集めてしまう。

 ダークホロー。ここは夜のほうが敵が少ないらしいので、夜間に通ったほうがいいらしい。

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昼はめっちゃ多い。武富士のCMかな?(古い)

 なんか昼なのに敵がたくさんいるポイントを発見。さすがにこの量の敵はいまの段階では相手にできんなこれ。

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避難車両群です。

 街を巡っていくと、なんか青いひし形のアイコンが出現。これは“盗賊”を示しているらしく、倒すとなんかいいことがあるみたいだ。なので、かわいそうだが犠牲になってもらうこととする(どっちが盗賊なのかわからんな)。

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なにかしらのアイテムを置いていけ!

 全員倒したら、経験値を獲得できた。クエストをクリアーしたときにもらえる量よりは少ないが、これをコツコツこなしていくこともかなり重要そうだな。

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 これは前作から同様だが、倒した敵はしっかりと身体検査をしてアイテムを回収するのは必須だ。本作は基本的にアイテムは拾い集めていくことになるので、こういったところでコツコツ集めていくことが重要になるのだ。

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もう使わないだろうからもらっていいよね?

 あと、感染者を調べたら、見知らぬアイテムが。なんだこれ?

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気づいたらいっぱい持ってた。

 調べてみたら、これは本作から登場する新アイテムで、アイテムのアップグレードをするために必要になるみたいだ。ここで言うアイテムとは、自分でクラフトする応急薬とかの消費アイテムにことだ。

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 どのアイテムをアップグレードするか悩むところだが、序盤はクラフトできるアイテムも少ないので、とりあえずもっとも多く使うであろう応急薬をアップグレードしておくか。俺の大好き火炎瓶はまだ作れないんだよな。ガックシ。

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ロックピックもよく使うのでアップグレードしておきたいな?

 ということで、早く敵を燃やしてみたいものだ。少しゲームを進めると設計図が手に入るようなので、早く燃やせるようにがんばりたいと思う。応援していてくれ。

ヤギをほかほかに焼くぜ!

 サバイバーという勢力の拠点であるバザールにいるカルロスからの依頼を受諾。ヤギのための電流が流れる柵を作るから手伝ってほしいという。その機械を完成させるために何かの部品を取ってきてほしいと言われたが、すでに持っていた。これがメンタリズムである。

ゾンビサバイバルアクション『ダイイングライト2』プレイ日記 第1話/俺が…エイデンだ!
ゾンビサバイバルアクション『ダイイングライト2』プレイ日記 第1話/俺が…エイデンだ!

 その後、カルロスの発明品を起動してほしいと言われたので、発電機っぽい機械のボタンをポチっとな。すると……。

ゾンビサバイバルアクション『ダイイングライト2』プレイ日記 第1話/俺が…エイデンだ!

 ヤギの丸焼きが完成していた。お前、ドリフかよ!

ゾンビサバイバルアクション『ダイイングライト2』プレイ日記 第1話/俺が…エイデンだ!
しかもこのヤギに近づくと、エイデンも電撃っぽいダメージ食らうよ。ゲームの芸も細かいよ!

 ドリフの仕掛けでアフロヘアーになった(なってない)ところで、今回のプレイ日記はここまで。

 次回はシティ探索編だ。本作の魅力である自由なアクションについていよいよご紹介するので、お楽しみに。俺が、俺こそが、エイデンになるのだ!

ゾンビサバイバルアクション『ダイイングライト2』プレイ日記 第1話/俺が…エイデンだ!
美しい景色だ。荒廃したものには、荒廃したからこそ出せる魅力みたいなものもあるのだ(今日は詩人でもあるのだ)。

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『ダイイングライト2 ステイ ヒューマン』概要

  • メーカー:スパイク・チュンソフト(※)
  • ハード:プレイステーション5、プレイステーション4(※)
  • 発売日:2022年2月4日発売
  • 価格:各8778円[税込]
  • ジャンル:アクション・RPG
  • CERO:18歳以上のみ対象
  • 備考:デラックスエディションは各10978円[税込]、アルティメットエディションは各13178円[税込]

※Nintendo Switch版(Cloud Version)、Xbox One、Xbox Series X|S、PC版もTechlandより発売予定。Nintendo Switch版(Cloud Version)は2022年発売予定。