『ダイイングライト2』情報まとめ。爽快感満点のパルクールが楽しめるゾンビサバイバルアクション最新作のゲームシステムやレビューなどを紹介

　2015年に発売され、全世界で2000万人がプレイしたゾンビサバイバルアクションゲーム『ダイイングライト』。その続編となる『ダイイングライト2 ステイヒューマン』が、本日（2022年2月4日）ついに発売された。

　本作は、ポーランドのゲーム開発会社Techlandが開発するゾンビサバイバルアクションゲーム。障害物を乗り越えながら進むアクション“パルクール”を用いた、自由自在のアクションが特徴だ。

　本稿では、グラフィック、システム、ストーリー、すべての部分が前作からパワーアップした本作の情報をまとめてお届けする。

『ダイイングライト2』がついに発売！爽快感のあるパルクールが楽しめるゾンビサバイバルアクション最新作の情報を総まとめ

目次閉じる開く

『ダイイングライト2 ステイヒューマン』とは？
レビュー＆プレイ動画
『ダイイングライト2 ステイヒューマン』概要
関連記事

『ダイイングライト2 ステイヒューマン』とは？

主人公エイデンは“シティ”で妹を捜す

　前作の舞台となった都市“ハラン”より拡散したウィルス“THV”の影響により、世界はゾンビのような感染者が大量に徘徊する死の世界と化した。

　それから約20年。人類はまだウイルスを克服できずにいた。

　人類はいくつかの都市に身を寄せるように集まり、力を合わせて生き続けていた。本作の舞台となる“シティ”もそのひとつ。主人公であるエイデンは、生き別れた妹ミアと再会するため、手掛かりを求めてシティを探索することになる

　シティも例に漏れず、大量の感染者が存在。感染者や敵対する人間を打ち倒し、妹を捜し出すのだ。

爽快感抜群のパルクールアクション

　高い壁や屋根の上など常人では進むのが難しい場所でも、エイデンはパルクールアクションを使い、ヒョイヒョイと進んでいくことができる。

　屋根を伝って進んだり、ある程度の高所から飛び降りたりと、基本的にはプレイヤーの思い通りに進める。ほかのゲームでは味わえない、爽快感のある移動アクションを楽しもう。地上には凶悪な感染者がうろついているため、比較的安全な屋根の上を移動するのは攻略においても重要だ。

武器と防具、ふたつの要素でエイデンを鍛える！

　本作の世界はウイルスの影響により、文化やテクノロジーが退廃の一途を辿っている。そのため銃火器はあまりなく、刃物や鈍器といった原始的な武器をおもに使うことになる。

　武器には耐久力が存在し、いずれ壊れてなくなってしまう。武器はシティで拾ったり店で購入したりして入手できるので、あまりひとつの武器にこだわらないようにしよう。

　また、本作からの新要素として防具が登場。全部で5つの部位に装着でき、防御力を高めたり、エイデンを強化する付加効果を与えたりできる。この防具も拾ったり店で購入したりして入手する。防具の性能はランダムで決まるため、同じ名前の防具でもひとつとして同じ効果を持つものは存在しない。探索をくり返して最強の防具を探すことも、本作の楽しみのひとつだ。

プレイヤーの選択によって分岐するストーリー

　シティの中にはさまざまな勢力の人物がおり、彼らはそれぞれの目的のために活動している。その中で、エイデンは“サバイバー”と“ピースキーパー”というふたつの勢力と関わりながらシティを探索することになる。

　ゲームを進めると、プレイヤーは重大な選択を迫られることがある。その際、サバイバーとピースキーパーのどちらに味方するのかによって、物語とエンディングが大きく変化するのだ。

　プレイヤーの選択によって、シティの勢力図は大きく変わる。本作は、1回のプレイボリュームもかなりのものだが、プレイごとに選択肢を変えることで2度、3度と新鮮なプレイが楽しめるのだ。

昼夜の変化

　前作にも昼夜の概念は存在したが、本作ではこの昼夜のシステムがさらにパワーアップ。シティにいる感染者とウイルスは紫外線に弱いという特徴があり、多くの感染者は、日中は建物の中に隠れるように眠っている。そして、夜になると目覚め、シティ中を徘徊し始める。

　日中に外にいる感染者もいるが、彼らの動きは鈍く、攻撃を回避することはたやすい。逆に夜になると感染者は活動的になるため、その数の多さも相まって、移動に危険が伴うようになる。

　さらに本作独自のシステムとして、“免疫力”というシステムが存在。エイデン自身もウイルスに感染しており、紫外線を浴びていなければ最後にはゾンビ化してしまう。太陽の光に当たっていれば問題ないが、建物の中や夜間のような太陽光が届かない場所では、画面上部に免疫力を示すゲージが出現。このゲージがゼロになる前に再び紫外線を浴びなければ、その場でゲームオーバーになる。

　上で紹介した感染者の習性も相まって、建物内部や夜間の移動は、非常にスリリングなものになっている。ただし、夜に行動すると、獲得経験値が2倍になるというメリットも。リスクを冒すか、安定を取るか。それはプレイヤー次第だ。