『ファイナルファンタジーXIV』4つ目の拡張パッケージ『暁月のフィナーレ』(2021年11月23日発売予定)の発売前に、スクウェア・エニックスにて日本のメディア向けに“『ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ』メディアツアー”が開催。ファミ通.comでは全ジョブのアクションの詳細を複数記事にわたって解説していく。
本記事では“遠隔物理DPS”編として、メディアツアーで判明した吟遊詩人、機工士、踊り子のアクションをリポート。
本記事を読む際の注意点や、バトル全般の変更点については、下記記事の冒頭にまとめているので、本記事の前にこちらをチェックしてほしい。
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※今回試遊したバージョンは最終調整前のものであり、リリース時には大きく変更される可能性があります。
遠隔物理DPSは、各ジョブが持つ軽減アビリティが、新たに修得する特性によってリキャストが90秒に短縮される。この特性は、どのジョブもレベル88で修得可能だ。ロールアクションに関しては、『漆黒のヴィランズ』から変更はなし。これまでと同様に、敵のアクション詠唱の中断も可能となっている。
<遠隔物理DPSのロールアクション一覧>
6.0での吟遊詩人
※今回試遊したバージョンは最終調整前のものであり、リリース時には大きく変更される可能性があります。
<既存アクションのおもな変更・追加点>
- ヘヴィショットの“ストレートショット実行可”の効果時間が10秒から30秒に
- バイトマスタリーIIの“ストレートショット実行可”の効果時間が10秒から30秒に
- 猛者の撃のリキャストが80秒から60秒に
- 乱れ撃ちのリキャストが80秒から120秒に
- 賢人のバラード、軍神のパイオン、旅神のメヌエットの効果時間が30秒から45秒に。リキャストも80秒から120秒に変更
- バトルボイスのリキャストが180秒から120秒になり、効果時間が20秒から15秒に
- コースティックバイト、ストームバイトの効果時間が30秒から45秒に
- クイックノックがラドンバイトに変化(レベル82特性)
- ブラッドレッターとレイン・オブ・デスがチャージアクションに。最大チャージ数2(レベル84特性)
- トルバドゥールのリキャストが120秒から90秒に(レベル88特性)
- 賢人のバラード、軍神のパイオン、旅神のメヌエットの実行時にコーダシンボルが付与されるようになる(レベル90特性)
<新たに追加されたアクション>
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ラドンバイト(レベル82 ウェポンスキル)
・対象に向かって威力110の前方扇範囲物理攻撃
・追加効果(発動確率30%)でブラッドレッターおよびレイン・オブ・デスのリキャストをリセットする
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ブラストアロー(レベル86 ウェポンスキル)
・対象に向かって威力500の前方直線範囲物理攻撃。2体目以降の対象への威力は60%減少する
・ソウルボイスが80以上蓄積された状態でエイペックスアローを使用したときに“ブラストアロー実行可”が付与される。このバフが付与されたときのみ使用可能
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光神のフィナーレ(レベル90 アビリティ)
・15秒間、自身と周囲のパーティメンバーの与ダメージを上昇させる
・効果量は自身に付与されているコーダシンボルの種類数により変化。1種で2%、2種で4%、3種で5%
・コーダシンボルがひとつ以上付与されている状態でのみ使用可能
吟遊詩人は、アクションの効果自体に大きな変更はなく、2種の継続ダメージ(DoT)を維持しつつ、バーストショット(ヘヴィショット)でリフルジェントアロー(ストレートショット)のProcを狙って戦うという基本的なスキルローテーションはそのまま。2種のDoTの効果時間が45秒に延長されており、アイアンジョーでのDoTの効果時間の延長の頻度も少なくなっている。
注目したいのは、歌やおもなアビリティのリキャスト、効果時間に調整が加えられている点。自身を強化するバフ系のアビリティが60秒、120秒周期になっており、ほかのパーティメンバーのバーストに合わせやすくなったという印象だ。
新アクションとしては、エイペックスアローから続けて放てる強力なウェポンスキルに加え、歌を使用するごとに付与されるシンボルを消費してパーティ全体を強化するアビリティを追加。パーティへの支援能力がさらに強化されている。
各歌の効果時間、リキャストが変更。新たなシナジーバフも
賢人のバラード、軍神のパイオン、旅神のメヌエットの3つの歌の効果時間が30秒から45秒に延長され、リキャストも80秒から120秒に変更されている。現状では、旅神のメヌエット、賢人のバラードを30秒、軍神のパイオンを20秒歌って、旅神のメヌエットに対して80秒リキャストの猛者の撃、乱れ撃ちを合わせるというのが主流となっているが、効果時間、リキャストが変更されたことで、歌の運用方法を変える必要がありそうだ。
加えて、猛者の撃が60秒、乱れ撃ちとバトルボイスのリキャストが120秒と主要なバフアビリティのリキャストも変更されている点にも注目したい。上記の3つの歌、そして主要なバフアビリティをどのように使うかが、火力を伸ばすうえで重要な要素になりそう。試遊の段階では明確な答えが見つからなかったため、ぜひともユーザー間での研究に期待したい。
また、歌を使用するごとにコーダシンボルが付与されるように。このシンボルは、自身と周囲のパーティメンバーの与ダメージを上昇させる新アクション、光神のフィナーレを使用するために必要となる。付与されているシンボルの種類が多いほど効果量が上昇するのだが、試遊の段階で気になったのはリキャストが90秒ということ。歌を効果時間いっぱい使用して、光神のフィナーレをリキャストごとに使う場合は、シンボルを2種しか付与できないのだ。
シンボル2種と3種では効果量が1%しか変わらないので、2種の状態で活用するのがいいのか、それとも3種のシンボルが貯まるまで待って60秒周期のバフに合わせるのがいいのか。こちらも研究のしがいがありそうなアクションと言えるだろう。
ソウルボイスゲージ80以上で追撃技が使用可能に
ソウルボイスゲージが80以上ある状態でエイペックスアローを放つと、ブラストアローが使用可能になる。新アクションとなるブラストアローは、吟遊詩人の中でもっとも高威力のアクションとなっているので、敵のHPがごくわずかという状況を除き、エイペックスアローはソウルボイスゲージが80以上のときに使っていくといいだろう。
もうひとつの新ウェポンスキルとなるラドンバイトは、クイックノックの置き換えアクション。攻撃範囲などはクイックノックと変わらないので、これまでの使用感で運用できそうだ。
吟遊詩人のジョブHUD
吟遊詩人のアクション一覧
吟遊詩人の特性一覧
『暁月のフィナーレ』メディアリポート記事INDEX
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※吉田直樹P/Dインタビューはこちら