『ファイナルファンタジーXIV』4つ目の拡張パッケージ『暁月のフィナーレ』(2021年11月23日発売予定)の発売前に、スクウェア・エニックスにて日本のメディア向けに“『ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ』メディアツアー”が開催。ファミ通.comでは全ジョブのアクションの詳細を複数記事にわたって解説していく。
本記事では“近接物理DPS”編として、メディアツアーで判明したモンク、竜騎士、忍者、侍、リーパーのアクションをリポートしていく。
本記事を読む際の注意点や、バトル全般の変更点については、下記記事の冒頭にまとめているので、本記事の前にこちらをチェックしてほしい。
『ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ 【予約特典】アーリーアクセス+インゲームアイテム 配信【Amazon.co.jp限定】PC壁紙 配信 |Win対応オンラインコード版』(Windows)の購入はこちら (Amazon.co.jp) 『ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ コレクターズエディション 【予約特典】アーリーアクセス+インゲームアイテム 配信【Amazon.co.jp限定】PC壁紙 配信 |Win対応オンラインコード版』(Windows)の購入はこちら (Amazon.co.jp)近接物理DPS全般:牽制の使い勝手が向上!
※今回試遊したバージョンは最終調整前のものであり、リリース時には大きく変更される可能性があります。
第66回プロデューサーレターLIVEで告知されたとおり、近接物理DPSのロールアクションである牽制の効果が、“対象の与物理ダメージを10%、与魔法ダメージを5%減少する”に変更されている。魔法攻撃に対しても有効になり、活躍する場面が増えたのはうれしい。もちろん、与物理ダメージのほうが減少量は大きいので、基本的には物理ダメージを軽減する目的で使っていくといいだろう。
そのほかのロールアクションに関しては変更なし。効果時間中の方向指定条件のあるアクションをどの方向から実行しても成功させるトゥルーノースも、最大チャージ数は2のままとなっている。
<近接物理DPSのロールアクション一覧>
6.0でのモンク
※今回試遊したバージョンは最終調整前のものであり、リリース時には大きく変更される可能性があります。
<既存アクションのおもな変更・追加点>
- 羅刹衝、紅蓮の構え、金剛の構え、疾風の構えが削除
- ウェポンスキルで付与される型の効果時間が15秒から30秒に
- 正拳突き、双掌打の方向指定が削除
- 闘気がレベル54のジョブアクションからレベル15のクラスアクションに
- 双竜脚がレベル50のジョブアクションからレベル50のクラスアクションに
- 踏鳴の効果が変更
┗レベル50のクラスアクションからレベル50のジョブアクションに
┗最大チャージ数2のチャージアクションに
┗実行時の踏鳴のスタック数が6から3に
┗効果時間が15秒から30秒に
┗リキャストが90秒から40秒に
┗ウェポンスキル実行時に付与される型によってチャクラを付与(レベル60特性)
1.壱の型付与ウェポンスキル:魔猿のチャクラ
2.弐の型付与ウェポンスキル:走竜のチャクラ
3.参の型付与ウェポンスキル:猛虎のチャクラ - 演武の効果時間が15秒から30秒に
- 紅蓮の極意のリキャストが90秒から60秒に
- 壊神衝が壊神脚に変化(レベル82特性)
- 桃園結義のリキャストが90秒から120秒に
桃園結義の“自身への”闘気付与確率を100%に(レベル88特性) - 蒼気砲が必殺技でくり出すアクションに変更
- 鉄山靠と空鳴拳が闘気消費アクションとして復活
┗鉄山靠はレベル54で陰陽闘気斬に変化
┗空鳴拳はレベル74で万象闘気圏に変化 - 闘魂旋風脚が必殺技でくり出すアクションに変更(レベル90で夢幻闘舞に変化)
<新たに追加されたアクション>
-
抜重歩法(レベル35 アビリティ)
・敵またはパーティメンバーひとりを対象にして、対象の目前まで素早く移動する
・最大チャージ数3のチャージアクション
-
必殺技(レベル60 ウェポンスキル)
・自身に3つのチャクラが付与されていて、かつ特定の条件を満たす場合、必殺技を発動する(必殺技でくり出すウェポンスキルの詳細は後述)
・付与されているチャクラが1種:蒼気砲
・付与されているチャクラが2種:天宙脚
・付与されているチャクラが3種:鳳凰の舞(レベル85までは爆裂脚)
-
疾風の極意(レベル72 アビリティ)
・自身のオートアタックの攻撃間隔を50%短縮させる。
-
壊神脚(レベル82 ウェポンスキル)
・自身の周囲の敵に威力140の範囲物理攻撃
・壱の型が付与されている状態で使用すると必ずクリティカルヒットする
・自身に弐の型を付与する
モンクは、3種の構えが削除され、新たに“必殺技”の要素が導入。これに合わせて、踏鳴の効果も大きく変更されている。型を順に付与していくという基本となるコンボは変わらないが、立ち回りかたが大きく変わっている。まずは新たに追加された必殺技の概要をチェックしていこう。
踏鳴でチャクラを付与して必殺技をくり出す
踏鳴は、これまで発動条件に型を持つウェポンスキルを、型が付与されていない状態でも実行できるようになるというアビリティだった。『暁月のフィナーレ』では、その効果を継承しながら、新たに“チャクラ”を付与する仕組みが導入されている。踏鳴の効果中に壱の型を付与するウェポンスキルを使うと“魔猿のチャクラ”、弐の型を付与するウェポンスキルで“走竜のチャクラ”、参の型を付与するウェポンスキルで“猛虎のチャクラ”という3種のチャクラが付与されるようになったのだ。
踏鳴で付与されたチャクラは、新アクションとなる必殺技で使用。くり出される必殺技は、付与されたチャクラの種類数に応じて以下のように変化する。
<付与されたチャクラの種類数ごとの必殺技の効果>
-
付与されているチャクラが1種:蒼気砲
・自身の周囲の敵に威力550の範囲物理攻撃
・自身に陰の闘気を付与する
-
付与されているチャクラが2種:天宙脚
・対象に威力350の物理攻撃
・自身に陰の闘気を付与する。すでに付与されている場合は陽の闘気を付与する
-
付与されているチャクラが3種:鳳凰の舞
・対象とその周囲の敵に威力650の火属性範囲物理攻撃
・自身に陽の闘気を付与する
上記の必殺技をくり出すと、陰、または陽の闘気が付与される。さらに、陰と陽の2種の闘気と、チャクラが3つ付与された状態で必殺技をくり出すと、もっとも威力の高い夢幻闘舞が使用可能になるのだ。
<陰と陽の2種の闘気とチャクラが3種の状態でくり出せる必殺技>
-
夢幻闘舞
・対象とその周囲の敵に威力900の範囲物理攻撃
基本的には、1回目と2回目の踏鳴+必殺技で陰と陽の闘気を付与して、3回目の踏鳴+必殺技のタイミングで夢幻闘舞をくり出すといいだろう。
威力だけを見ると、1回目と2回目の踏鳴+必殺技で鳳凰の舞を連続してくり出したいところだが、これでは陰の闘気が溜まらない点に要注意。1回目に鳳凰の舞を使用した場合は、2回目は陰の闘気が付与される蒼気砲をくり出すといいだろう。
なお、チャクラ2種でくり出せる天宙脚は、陰と陽の闘気のどちらも付与できるものの、単体技なのに加え、必殺技の中でもっとも威力が低い。あくまでもチャクラの付与をミスしたときの救済用のアクションと考えるのがよさそうだ(運用法しだいでは使い道があるかもしれないが……)。
新たに必殺技が加わったモンクをプレイした率直な感想は、踏鳴のリキャストが40秒で、リキャストごとに使用すると若干せわしなく感じられた。コンボの2段目となる正拳突きや双掌打の方向指定が削除されたものの、操作はややたいへん。もちろん、スキル回しを探りながらのプレイだったので、そう感じただけかもしれない。スキル回しの方針が定まって、操作に慣れれば印象は変わるかも……。既存ジョブの中では召喚士に次ぐ大きな変更が入ったモンク。ユーザー間の研究にも期待したいところだ。
モンクのジョブHUD
モンクのアクション一覧
モンクの特性一覧
『暁月のフィナーレ』メディアリポート記事INDEX
タンク編
近接物理DPS編
遠隔物理DPS編
遠隔魔法DPS編
ヒーラー編
※吉田直樹P/Dインタビューはこちら