スクウェア・エニックスより発売中のプレイステーション4用ソフト『ファイナルファンタジーVII リメイク』。現代の技術で作られた新しい『FFVII』は、グラフィックやバトルはもちろん、音楽も生まれ変わり、新規の楽曲も多数追加され、大幅にパワーアップ。そのオリジナルサウンドトラック『FINAL FANTASY VII REMAKE Original Soundtrack』はいよいよ今週、2020年5月27日に発売予定となっている。

 これまでファミ通.comでは、『FINAL FANTASY VII REMAKE Original Soundtrack』の発売を記念して、『FFVII リメイク』の音楽に携わった開発スタッフの方々へのメールインタビューを実施。
 
 最終回となる今回は、オリジナル版『FFVII』はもちろん、『ファイナルファンタジー』シリーズ楽曲を多数手掛け、『FFVII リメイク』ではテーマソング 『Hollow』の作曲を担当した植松伸夫氏の登場。

 インタビューから伝わる細やかで多岐にわたるこだわりを通じて、開発スタッフの『FFVII リメイク』への並々ならぬ想いを感じたり、それらを知ることでゲーム体験がより深く、豊かなものになれば幸いだ。

※これまでに公開したインタビューはこちら

植松伸夫(うえまつのぶお)

作曲家
有限会社スマイルプリーズ代表
株式会社ドッグイヤー・レコーズ 代表取締役会長
『ファイナルファンタジー』シリーズをはじめ、数多くのゲーム音楽を手掛ける。『ファイナルファンタジー VIII』のテーマ曲『Eyes On Me』は1999年度 第14回日本ゴールドディスク大賞でゲーム音楽としては初の快挙となる“ソング・オブ・ザ・イヤー(洋楽部門)”を受賞。
海外での評判も高く、『Time』誌の"Time 100: The Next Wave - Music"や『Newsweek』誌"世界が尊敬する日本人100人"の一人に選出される。
近年では日本国内をはじめ世界各国でオーケストラコンサートや自身のバンド"EARTHBOUND PAPAS"によるライブイベントを開催。

――テーマソング『Hollow』を作曲するにあたって、開発側からのオーダーは何かありましたか?

植松流されるシーンやクラウドの心情の説明はいただきましたが、具体的に「こんな感じの曲調で」というオーダーはなく、任せてもらいました。

――Yoshさんをボーカルとして起用することになった経緯や決め手、植松さんが感じるYoshさんの魅力とは?

植松海外で発売されることが前提でしたので英語の発音に関しては当初からみんな相当こだわりました。もちろんそれをクリアーした上で、最終的には彼の歌声のオリジナリティの強さが決め手だったと思います。会う前は「すげー怖い人だったらどーしよー?」と不安だったんですけど(笑)、実際にはとても礼儀正しく、場の空気を読んだ上で、なおかつ自分の意見を述べることもできる気持ちのいい人でした。あー、よかった。

『FF7 リメイク』のテーマソング『Hollow』はギターを弾きながら作った初めての曲――音楽関連インタビューその7:植松伸夫氏_01
Survive Said The ProphetボーカリストのYoshさん。バイリンガルというバックグラウンドから産み出されるシンガーとしての圧倒的な存在感とオリジナリティーはもちろんのこと、ジャンルに捉われないアプローチでメロディーメイクする新世代ソングライターとしての評価も高く、その活動のフィールドは多岐にわたる。

――作詞は野島一成さんが担当されていますが、野島さんとはどんなやり取りを? また、曲先行で進んだんでしょうか。それとも詞が先行で?

植松メロディが先行でしたので作曲しているときに野島君とはとくにやりとりはしなかったと思います。つーか、彼と仕事のメールのやりとりなんてあまりしたことないかも。いつもロックかプロレスの話しかしません(笑)。

――完成した『Hollow』を聴いての感想は?

植松これまで自分が作ってきた『FF』の歌とはぜんぜん雰囲気が違って、これはこれでアリだったと思ってます。

――『FFVII』の曲を制作されていた当時から技術は劇的な変化があったと思いますが、音楽面ではどのような変化がありましたか? また、その中で、以前は叶わなかったけれど、今回『Hollow』を作曲するにあたり、叶えたことがあれば。

植松絵も音もその質感はぜんぜん違いますよね。当時は考えられなかった「『FFVII』に歌を入れられる」ということが今回実現しただけで幸せです。

――そのほか、作曲した際、何かエピソードなどがありましたら。

植松そういえばこの曲はギターを弾きながら作った初めての曲です。

――ギター1本から、最終的に楽曲が完成するまでのプロセスの中で、とくにこだわった部分を教えてください(アレンジや編成など)。

植松2番で歌のメロディに絡む弦の動きはこだわりました。

――最後に、いよいよ今週5月27日に発売となるサントラを楽しみにしているファンの方へのメッセージを。

植松20数年の歳月を経て『FFVII』が生まれ変わりました。曲は同じでもその響きは、いま、この時代のものです。皆様のおかげで昔作られた曲の数々にいま再び光を当ててもらうことができました。光栄に思います。どうもありがとう!

植松伸夫氏のサイン色紙を1名様にプレゼント

 植松伸夫氏のサイン色紙を1名様にプレゼントします。

『FF7 リメイク』のテーマソング『Hollow』はギターを弾きながら作った初めての曲――音楽関連インタビューその7:植松伸夫氏_02

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応募締切

2020年5月31日(日)23時59分リツイート分まで

当選発表

 2020年6月1日(月)以降に、ファミ通.com公式アカウント(@famitsu)から、当選者へDM(ダイレクトメッセージ)を使って通知します。

※DMを送るため、発表まではファミ通.com公式アカウント(@famitsu)のフォローを解除しないでください。
※当選者にお送りするDM内に、賞品発送先の登録フォームのURLを記載しますので、2020年6月14日23時59分までに必ずご登録ください。期限までに登録が確認できなかった場合は、当選権利が取り消されます。

注意事項

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