ついに発売された『ファイナルファンタジーVII リメイク』。現代の技術で作られた新しい『FFVII』は、グラフィックやバトルはもちろん、音楽も生まれ変わり、新規の楽曲も多数追加され、大幅にパワーアップ。そのオリジナルサウンドトラック『FINAL FANTASY VII REMAKE Original Soundtrack』は2020年5月27日に発売予定となっている。

 本稿では、その『FINAL FANTASY VII REMAKE Original Soundtrack』の発売を記念して、『FFVII リメイク』の音楽に携わった開発スタッフへのメールインタビューを実施。

 インタビューから伝わる細やかで多岐にわたるこだわりを通じて、開発スタッフの『FFVII リメイク』への並々ならぬ想いを感じたり、それらを知ることでゲーム体験がより深く、豊かなものになれば幸いだ。

 その第6弾は『FFVII リメイク』では本編のストーリー&シナリオに携わり、テーマソング『Hollow』の作詞も手掛けた野島一成氏。

※これまでに公開したインタビューはこちら

野島一成(のじまかずしげ)

1995年にスクウェア・エニックス入社。在職中に『FFVII』、『FFVIII』、『FFX』、『FFX-2』のシナリオを担当。その後退社し、フリーランスのゲームシナリオライターとして『FFVII アドベントチルドレン』や『メビウス FF』、『キングダム ハーツ』、『キングダム ハーツII』などのシナリオも担当する。関連小説も3冊発売中。『FFVII』のころはシドと同い年だったが、いまやヴィンセントの実年齢くらい。ユフィくらいの子とはどんな風に接すればいいのかわからない。戸惑いながらも静かにキャリアを重ねている。プライベートではヘビーメタルをこよなく愛する。エレキギターをたくさん持っているが、うまく弾けない。

――作詞は『FFX』の主題歌『素敵だね』、『FFX-2』の『1000の言葉』なども担当されていますが、作詞すること自体はいつ以来でしょう? また、シナリオを書くこととの違いや苦労などあれば。

野島歌詞に関して言えば、『FF』関係の楽曲はまずメロディが先にあります。私の使命はゲームの世界観をそのまま封じ込めた歌詞を作ってメロディに乗せることです。シナリオは比較的自由にやらせてもらっているので大きな違いはそこですね。

 苦労するのはやはりそのコンパクトなサイズです。言葉を尽くして説明できるわけではないので、受け手の皆さんの解釈の幅がとても広くなります。ですから誤解される覚悟も必要ですね。覚悟を決めることがもっとも難しいかもしれません。ちなみに、作詞自体は他社タイトルや自分のバンドなどでわりと頻繁にやっています。

――テーマソング『Hollow』はどういった流れで作られたのでしょうか。

野島まず野村さん北瀬さんからのお題があって、それをもとに植松さんがデモ音源を作り、それを聴いて私が日本語の歌詞を作り、Sabinさん(イングリッシュトランスレイター)を始めとする翻訳担当の方が英訳してフィニッシュという流れです。もちろんどの工程も一発でオーケーにはなりませんでした(笑)。

――詞の方向性やテーマなどは北瀬さんや野村さん、植松さんなどとも話し合ったりしたのでしょうか。また、詞はクラウド視点のものなのでしょうか?

野島植松さんからはラフアレンジのデモ音源がドーンと送られてきただけでした。言葉による説明や要望などは一切ありません。「さあ、かかってきなさい」みたいな迫力を感じました(笑)。歌詞の内容についてとくに話し合うことはしていません。これは植松さんと組んだほかの曲でも同じですね。野村さんからは“クラウド視点”、“雨の中たたずむ”というキーワードをもらいました。私の中では“何か大切なものをなくしてしまった男の歌”と解釈して書いています。

――『Hollow』というタイトルに込めた思い。

野島日本語の仮のタイトルは『空っぽの雲』でした。この歌詞を作るときに真っ先に浮かんだフレーズです。空にくっきり見えている雲でも飛行機に乗って中に入ってしまうと存在が希薄になりますよね。主人公のクラウドという名前からの単純な連想ですが、そのイメージが最初にありました。英訳すると“empty”になるのかなと思っていたのですが、翻訳を見ると“Hollow”になっていたので、「おお、そうか!」と。いまでは『Hollow』以外考えられないですね。

――このワードはぜひ入れたかった、といったワードがあれば教えてください。

野島やはり“空っぽ”(Hollow)ですね。それがすべての始まりです。

――作詞は翻訳されて英詞にもなるということも意識する必要が?

野島それはもう。いただいたメロディがそもそも英語を意識したものだったと思います。たとえば、歌い出しの4音、日本語の4音節の言葉で表現できることと英語で表現が出来る意味の密度は大幅に異なりますので、意識せずにはいられません。

――Yoshさんが歌う『Hollow』を聴いたときの感想はいかがでしたか?

野島初めて聴いたのはレコーディングのときでした。感想は単純に「すげえな」と。最前線に立つ人の力には鳥肌が立ちました。

――そのほか、作詞するうえでエピソードなどがありましたら。

野島最終的には英語の歌詞になるので、メロディに厳密に言葉を合わせる必要がないので楽だろうと思って気楽に引き受けたのですが、そこを練り込まないと作詞にならないことに気がつきました。居心地が悪いというか、手抜きをしているような気分になると言うか。不思議な感覚でした。

――本インタビューが掲載される時期は5月になり、すでに多くの方が『FFVII リメイク』をプレイされているかと思います。それを踏まえて、作詞した『Hollow』、そしてストーリー&シナリオを担当した『FFVII リメイク』について、ひと言いただけると幸いです。

野島『FF』シリーズはチャレンジし、変化し続けるシリーズだと思います。『FFVII リメイク』も例外ではありません。そのチャレンジの塊が、原作同様、皆様に末永く愛してもらえますように!

野島一成氏のサイン色紙を1名様にプレゼント

 『ファイナルファンタジーVII リメイク』では本編のストーリー&シナリオに携わり、テーマソング『Hollow』の作詞も手掛けた野島一成氏のサイン色紙を1名様にプレゼントします。

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