『ポケモン剣盾』バトルお役立ちどうぐ&技マシンはココにある!
2019年11月15日に発売されたニンテンドースイッチソフト『ポケットモンスター ソード・シールド』。同作のポケモンバトルでは、ポケモンにどうぐを持たせることで、ポケモンの能力を高めたり、バトル中にポケモンを回復したりできる。
そうした便利などうぐは、ストーリーをクリアーした後に入手できるようになるBP(バトルポイント)を使って交換するのが基本だが、なかにはフィールドで拾うことができるものもある。本記事では、その入手場所と方法をピックアップして紹介していく。
BPを使わずに便利などうぐを手に入れよう
こだわりハチマキ
ポケモンに持たせると、同じ技しか出せなくなるかわりに“こうげき”が上がる。なお、こだわり〇〇系のどうぐはすべて同様のデメリットを抱えているが、一度、ポケモンを手持ちに戻してから出し直すことで、再度別の技を選択できるようになる。
2ばんどうろ・博士の家の近くからロトムじてんしゃで川を渡った先で入手できる(要ロトムじてんしゃアップグレード)。
こだわりメガネ
ポケモンに持たせると、おなじ技しか出せなくなるかわりに“とくこう”が上がる。
スパイクタウンのジムチャレンジ終了後、ネズがライブを行なっている場所付近の物陰に落ちている。
こだわりスカーフ
ポケモンに持たせると、おなじ技しか出せなくなるかわりに“すばやさ”が上がる。
入手方法は以下のとおり。
(1)ナックルシティ駅そばの階段を上がった先にいる少女に話しかけ、ふるびたてがみを入手。
(2)アラベスクタウンの民家にいるおじいさんに話しかける。
とつげきチョッキ
ポケモンに持たせると、攻撃技しか使えなくなってしまうが、“とくぼう”が上がる。“まもる”や“ステルスロック”、“でんじは”、“つるぎのまい”などの便利な変化技が使えなくなってしまう代わりに、特殊攻撃への耐久力が増す。強力な攻撃技を複数覚えるポケモンやHPは高いがとくぼうが低いポケモンなどと相性がよい。
ワイルドエリア・げきりんのみずうみに落ちている(要ロトムじてんしゃアップグレード)。
いのちのたま
ポケモンに持たせると、技のダメージが上昇する代わりに、攻撃するたびにHPが少し減ってしまう。こだわりハチマキやこだわりメガネに比べてダメージの上昇はやや抑えめ。技を自由に選べる反面、攻撃するたびにダメージを受けてしまうデメリットもある。
一長一短だが、もともとあまり耐久力が高くないポケモンにとっては、いのちのたまの反動はあってもなくても同じだと考えることもできる。その場合はメリットが大きいと言えるだろう。
まどろみの森の奥にある川を渡った先に落ちている(要ロトムじてんしゃアップグレード)。
たつじんのおび
たつじんのおびを持たせたポケモンが相手に対し、“こうかばつぐん”の技を使用した際に技のダメージが上昇する。ダメージ上昇はいのちのたまよりも少し抑えめだが、そのぶん使用する際にデメリットがない。多くのポケモンを相手に弱点を突けるよう、さまざまなタイプの技を覚えさせるとより効果的。
入手方法は以下のとおり。
(1)ターフタウン左側の高台にいる少女に話しかける
(2)ターフタウンに点在する石碑には“あく”、“どく”などのタイプの文字が刻まれているので、くさ、みず、ほのおの順に石碑を調べる。
きあいのタスキ
持たせたポケモンのHPが最大のとき、ひんしになる攻撃を受けてもHPが1残る。本来は一撃で倒されてしまうようなポケモンでも攻撃を必ず1度は耐えられるようになるので、ポケモンどうしの相性をひっくり返す可能性を秘めた強力などうぐだ。“こうげき”・“とくこう”は高いが“ぼうぎょ”・“とくぼう”が低いポケモンと相性がいい。
ナックルシティのポケモンセンター左にある民家にて、からておうのヒデナガとのバトルに勝利するともらえる。
ヒデナガのモンメン(レベル2、きあいのタスキ持ち)はこちらの攻撃を耐えて“がむしゃら(相手のHPを自分のHPとおなじ値にする)”をしてくるが、先制技は使ってこないのでそのまま倒せばよい。きあいのタスキと“がむしゃら”を使ったコンボ自体は強力なので、覚えておくといいだろう。
なお、きあいのタスキはワイルドエリア・げきりんのみずうみでも入手が可能だ。
たべのこし
ポケモンに持たせると、毎ターン終了時にHPをすこしだけ回復する。耐久力が高かったり、相手を動けなくする技を持っていたりと、バトル場に長く居座るポケモンと相性がいい。また、そのターンいっさい攻撃を受けなくなる技“まもる”との相性もいいだろう。
ワイルドエリア・巨人の腰かけに落ちている。
また、きのみが成っている木を揺らすと、まれに入手できることがある。
しんかのきせき
進化前のポケモンに持たせると、“ぼうぎょ”と“とくぼう”が上がる。進化前かつ耐久力の高いポケモンと相性がいい。本作に登場するポケモンの中では、ピッピやサマヨールに持たせることがままある。また、本作で新たに登場したサニーゴ(ガラルのすがた)はサニゴーンという進化系が存在するため、しんかのきせきの効果を受けられる。“ぼうぎょ”も“とくぼう”もかなり高めなので、今後注目を浴びそうなポケモンだ。
アラベスクタウンの民家にいるブリーダー(レドームシ レベル30 むし・エスパータイプ)とバトルして勝利するともらえる。
なお、前述のどうぐはストーリークリアー後、シュートシティのバトルタワーにてBPと交換できる(たつじんのおび、たべのこし、しんかのきせきを除く)。
バトルでよく使われる技マシンの入手場所
ポケモンバトルに欠かせないのが、ポケモンに技を覚えさせる技マシン。本作には100種類もの技マシンが登場するが、その中でも対戦でよく使われる技を中心に紹介する。
技マシン14“でんじは”
でんきタイプ/威力‐/命中90/PP20
相手をまひ状態にする変化技。まひ状態になると、たまに体がしびれて技が打てないことがあるほか、“すばやさ”が下がってしまう。おもに後続のポケモンをサポートするために使われる。
ワイルドエリアにてロトムラリーを初めて行った際にもらえる。
技マシン80“ボルトチェンジ”
でんきタイプ/威力70/命中100/PP20
相手を攻撃しながら手持ちに戻り、控えポケモンと入れ替わる効果を持った特殊攻撃技。相手より先に攻撃すれば、相手の攻撃を受けられる耐久力の高いポケモンに交代できる。逆に相手より後に攻撃した場合は、後続のポケモンを無傷で場に出すことができる非常に使い勝手のいい技。
ワイルドエリアのロトムラリーにてスコアが20000を超えるともらえる。
技マシン56“とんぼがえり”
むしタイプ/威力70/命中100/PP20
“ボルトチェンジ”と同じ効果を持ったむしタイプの物理攻撃技。じめんタイプに無効化されてしまう“ボルトチェンジ”と異なり、どのタイプにも無効化されない点が優秀。むしタイプでなくても覚えるポケモンは多い。
ルミナスメイズの森に落ちている。
技マシン48“がんせきふうじ”
いわタイプ/威力55/命中95/PP15
命中した相手の“すばやさ”を下げる効果を持った物理攻撃技。“でんじは”と同様、サポートとして使われることが多い。“でんじは”と違ってダメージがあるため、きあいのタスキの発動を妨害できる点が優秀。しかし、ポケモンを交代されるとすばやさはもとに戻ってしまうので、交代されてもまひ状態が残る“でんじは”とは一長一短。
『ポケモン シールド』ではキルクスタウンの民家で入手。『ポケモン ソード』ではジムリーダー・マクワを倒した後にもらえる。
技マシン27“こごえるかぜ”
こおりタイプ/威力55/命中95/PP15
“がんせきふうじ”とおなじ効果を持ったこおりタイプの特殊攻撃技。ダブルバトルにて相手全体を攻撃できる点は“がんせきふうじ”よりも優秀だ。
『ポケモン ソード』ではキルクスタウンの民家で入手。『ポケモン シールド』ではジムリーダー・メロンを倒した後にもらえる。
技マシン22“いわなだれ”
いわタイプ/威力75/命中90/PP10
相手より先に攻撃した場合、相手をひるませることがある。物理攻撃技の威力としては標準程度だが、相手をひるませることができれば、本来勝てない相手にも勝てる可能性が出てくる。“すばやさ”の高いポケモンほど、追加効果との相性がよい。
9ばんどうろに落ちている。
技マシン95“エアスラッシュ”
ひこうタイプ/威力75/命中90/PP15
“いわなだれ”と同じく、相手をひるませる効果を持ったひこうタイプの特殊攻撃技。もともと強力な技だが、本作ではひこうタイプのダイマックス技“ダイジェット”が自分および味方全体のすばやさを1段階上昇させるという強力な追加効果を持っているため、さらに使用頻度が上がったと言える。
ワイルドエリア・キバこのひとみに落ちている。
また、上記で紹介した以外にも、エンジンシティ(3ばんどうろ側)のポケモンセンター、ナックルシティ(6ばんどうろ側)のポケモンセンター、ナックルシティ(7ばんどうろ側)のポケモンセンター、シュートシティのバトルタワーにて技マシンが販売されているので、こちらも要チェックだ。
ポケモンの技もどうぐも、ここでは紹介しきれないほど多岐にわたるうえ、その組み合わせはさらに膨大。これに頭を悩ませるのもポケモンの醍醐味ではあるが、初心者のうちは悩むよりも試してみるのがいちばんだろう。トライ&エラーをくり返して、いずれはこの記事が必要なくなるくらいまでレベルアップしてもらえれば本望だ。