来年に向けた楽しみなニュースがいっぱい
12月に突入し、例年はPlayStation Awardsが今年を締め括る大型イベントでしたが、今年は、アメリカ・ラスベガスで初開催となる、ふたつのゲームイベントが開催されました。ひとつは、The Game Awards 2014。もうひとつは、PlayStation Experience(PSX)。どちらのイベントも、新作の発表や有力ソフトの新規映像が公開されるなど、ゲームファン、メディアにとっても注目すべきイベントでした。今週のランキングにも、ラスベガスで発表されたニュースが多数ランクインしています。さっそく2014年12月6日~12月12日のPVランキングを見ていきましょう!
第1位
『ファイナルファンタジーVII』がPS4に登場!【PSX 2014】
1位は、アメリカ・ラスベガスで開催されたPlayStation ExperienceのKeynote(発表会)で発表された『ファイナルファンタジーVII インターナショナル』のプレイステーション4への移植のニュース。発表会で『FFVII』の映像が流れた瞬間、会場では長年、多数のファンから熱望されているリメイクか!? とザワつきましたが(気持ちはわかります)。ちなみに、既報の通り(→こちら)、『ファイナルファンタジーX/X-2 HD リマスター』のプレイステーション4への移植も決定。新世代機(というか、もはや現行機)のプレイステーション4に新旧の名作が集まり、それが遊べるというのはありがたいですな。
第2位
『ニトロプラス ブラスターズ -ヒロインズ インフィニット デュエル-』ニトロプラス作品のヒロインたちが闘う!
第2位は、週刊ファミ通2014年12月25日号(2014年12月11日発売)にて掲載している、アーケード版対戦格闘ゲーム『ニトロプラス ブラスターズ -ヒロインズ インフィニット デュエル-』の抜粋記事。美少女ゲームブランド、ニトロプラスと数多くの美少女対戦格闘ゲームを手掛けたエクサムがタッグを組む完全新作がアーケードで登場する、ということで多くの注目を集めました。
『電撃文庫 FIGHTING CLIMAX』も人気が高かっただけに、『ニトロプラス ブラスターズ -ヒロインズ インフィニット デュエル-』も期待されます。
第3位
『メタルギア オンライン』の最新映像がワールドプレミアで披露【The Game Awards 2014】【動画追加】
第3位はThe Game Awards 2014でプレミア公開された『メタルギア オンライン』の最新映像。アワードでは、小島秀夫監督、そして『メタルギア ソリッド V』で主人公スネークを演じるキーファー・サザーランドも登壇し、豪華メンバーでのお披露目となりました。ちなみに『メタルギア オンライン』は『メタルギア ソリッド V ファントムペイン』に収録されることも明らかにされています。
第4位
『ドラゴンクエスト』シリーズ初の音楽ゲーム『シアトリズム ドラゴンクエスト』が発売決定!
第5位
『ストV』発表直後、小野Pを独占直撃! お漏らしについても言及?【PSX 2014】
第6位
『鉄拳7』の新キャラクター“ラッキー・クロエ”が、鉄拳20周年記念イベントで公開!
第7位
“スーパーロボット大戦新作発表会”明日(12月12日)23時より生配信決定、寺田P&緑川光さんが登場!
第8位
Wii U版『ゼルダの伝説』はオープンワールドを思わせる広大なフィールドでの冒険が魅力【The Game Awards 2014】
第9位
『ストリートファイターV』がPS4とPCで発売決定!【PSX 2014】
第10位
トヨタのハイブリッド車“AQUA”の新CMで『ドラゴンクエスト』と『モンスターハンター』の世界が再現
来年も開催!? 年末のラスベガスのゲームイベント
今週の記者の注目記事は、やはり初開催となったラスベガスの2大ゲームイベント。
[関連記事]初開催のゲームイベントTGA 2014&PSX ラスベガスがゲームに染まった3日間を総まとめ
The Game Awards 2014は、アメリカのケーブル局Spikeが主催したアワードを、同アワードでエグゼクティブプロデューサーを務めていたGeoff Keighley氏が主催し、新たに生まれ変わったイベント。
一方のPlayStation Experienceは、ソニー・コンピュータエンタテインメントアメリカが主催する、初開催となる大規模なファンイベント。
一般参加型の大型ゲームイベントは、日本では東京ゲームショウ、欧州ではgamescomがあるが、北米で開催されるE3はゲーム業界関係者向けであることから、The Game Awards 2014とPlayStation Experienceという一般参加型の二大イベント開催は、待望といっていい催し。また、ゲームメーカーやデベロッパーにとっても、E3が半年後というこの時期に、来年前半のソフトをピーアールできる機会というのは、メリットも大きいに違いない(各社が発表・公開する情報のインパクトから、力の入り具合も感じられる)。
The Game Awardsは前身となるSpikeTVのアワードから毎年この時期に行われ、PlayStation Experienceも、来年以降の開催も前向きとのこと。6月はE3、8月はgamescom、9月は東京ゲームショウというサイクルに、12月のラスベガスが加わるか。来年以降の盛り上がりにも期待したいところです。