『ガンスリンガー ストラトス3』ストラトス通信｜ファミ通.com

3人のオードナー、そして既存のキャラクターについて†

　こんばんみ、しんのすけです。前回に引き続き、門井Pと尾畑Dにインタビューの後編をお届けします。……と、その前にユーザーさんから僕のTwitterに届いていた疑問・質問のほうから取り上げさせていただきます。

●『ガンスト3』についての質問なのですが、ナナちゃんや九美は『3』になっても使えるのでしょうか？
→水潟九美、実験体07号ともに使えますよ！　ご安心を！！

●ひとつ気になったのですが、ガラケーしか持ってない人は『3』のモバイルサイトに登録する手立てはあるのでしょうか？
→スマートフォンのほか、PCから登録・操作ができる仕組みとのことです！

　モバイルサイトがPCから登録できるのは、ガラケーユーザーには朗報ですね。そんでは、インタビューをご覧ください！

――新キャラクターについても詳細がうかがえればと思います。キャラクターのデザインはどのように決まったのでしょう？

門井　アルゴーはpakoさん、キャシーは島崎麻里さん、バンはワダアルコさんに、それぞれデザインしていただきました。当初から明確に“サーファー（アルゴー）”、“お絵描き（キャシー）”、“獣に乗った少年（バン）”というコンセプトが決まっていたので、かなり早い段階からデザインは現在の形で落ち着いていました。

――キャシーについてですが、ガンデバイスで絵を描くという操作をゲームに落とし込むのは難しかったのでは？

門井　『Splatoon（スプラトゥーン）』ですよね（笑）。『Splatoon（スプラトゥーン）』が世に発表される前から、キャシーは作っていましたが。また、アルゴーとバンは操作感が独特なので、慣れるまでは操作がたいへんですがハマる人はハマるかと思います。

――アルゴーの滑空もバンの壁走りはありそうでなかったですよね（笑）。そういえば、『3』はステージも一新されました。

尾畑　はい。ステージとして採用する地域だけでなく、ステージのテイストも変わります。

――と言うと？

門井　ステージの色合いというか、雰囲気の部分は初代『ガンスト』に近いですね。これは『2』の反省点なのですが、ちょっと弾を撃ったときの手応えや気持ちよさの部分が薄かったかなと。『3』では、その部分を改善しています。

――ここでちょっと話を変えさせていただきます。“ストフェス”で既存のキャラクターも全員続投とアナウンスがありました。バトルスタイルや年齢などの設定は、『3』ではどうなるのでしょうか？

門井　作品の時間軸で言うと、『3』は『2』の直後なので年齢などに変化はありません。

――イメージ的には、リカルドたちが参戦したすぐ後にアルゴーたちがきたイメージでしょうか？

門井　そうです。また、ロケテストを遊ばれた方ならわかると思いますが、各キャラクターのバトルスタイルに関してもコンセプトが覆ることはありませんので、そこはご安心を。

――新キャラクター3人も実験体07号も、物語的にはオードナー博士に関わるキャラクターですが、なぜ物語の焦点がここに当たっているのでしょうか？

門井　『2』では未来と過去、時間軸をずらした物語として羅漢堂凛や水影虎之丞を登場させました。また、リカルドたち4人も、風澄とは違うところに軸を持っていくために追加したのですが、主人公である風澄たちとの絡みが薄くなってしまって……。それを反省点として、『3』ではキャラクターの相関図の中央にいる、風澄や鏡華、レミーに近いキャラクターを出そうを思ったんです。でも、たとえば風澄の弟をいきなり出しても、皆さん面喰ってしまうかなと。

――それはそれで、一部界隈が超ざわつきそうな気もしますけど（笑）。

門井　やはり後付け感が強いかなと。『ガンスリンガー ストラトス』は、ある意味レミーやオードナー博士が物語の中心にいるので、『3』ではそこを掘り下げるために、新キャラクターが全員“オードナー”なんです。

――なるほど。ちなみに『2』では、実験体07号はEXキャラクターという立ち位置ですが、彼女のストーリー部分は、『3』で明らかになっていくと？

門井　そこはお楽しみに。また、『3』では、現在のストーリーモードにあたるモードはなくすつもりです。それに代わって、EXエピソードを発展させたものを皆さんにお届けできないか模索しています。挿絵付きで物語が読めたほうが、皆さんうれしいかなと思いますので。

――ここでさらに踏み込んだ質問を。ずばり『3』の主人公は誰なのでしょうか？

門井　風澄です。これは変わりません。皆さん、レミーが主人公だと思われているようですが（笑）。

――いやいや、公式ティザーサイトに掲載されているPV（プロモーションビデオ）見たら、そう思うのが自然だと思います（笑）。

門井　今後、公開するPVも、きっとユーザーさんに衝撃を与える内容となっていますので、どうぞお楽しみに（笑）。

――それでは最後の『3』を楽しみにしているユーザーにメッセージをお願いします！

尾畑　これまでいろいろな作品に携わり、シリーズの3作目というのはターニングポイントになると感じています。『1』は“挑戦”、『2』は“成長”をテーマに取り組んできました。『3』では、“完成”を目指しています。これまでの作品が未完成と言う意味ではなく、『1』と『2』の経験があったからこそ作れる『ガンスリンガー ストラトス3』を届けたいです。『3』は、野良の人たちにバーストのおもしろさを味わっていただきたくて、システム面とモバイルアプリを見直しましたので、その部分を楽しんでいただけると嬉しいです。運営しながら気づくことももちろん出てくると思うので、ユーザーさんからたくさんのリアクションをいただきたいですね。

門井　シリーズが終わるわけではないですが、『3』はひとつの“完成形”だと思っています。『1』の経験や反省点を活かして『2』を作り、『1』と『2』の経験と反省点で『3』に取り組む。まだ稼動はさきですが、早く皆さんに届けられるように、全力でがんばっています。

　門井さん、尾畑さんありがとうございました！　次回は、『ガンスト3』のステージについてお届けしますので、お楽しみに！！

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