選択肢でなく、携帯電話の通話やメールにどう対応するかによって運命が変わるシステムなので、臨場感があって○。ただ、物語の核心に入るまでは長く、プレイが間延びしがちに。また、追加要素があまりなくてさみしいし、価格も高めなので、ファンはやや手を出しにくそう。
週刊ファミ通1266号より
実在するものや流行を巧みに取り入れた物語は、いまなお衝撃的で心に残る。また、画面は鮮明で、据え置き機版と比べても遜色のないデキ。文字は小さめだが、携帯電話の文字もちゃんと読めるので、問題なく遊べていい。読み込みなどで待たされることもなく、プレイ環境は快適。
週刊ファミ通1266号より
序盤は、自分の“設定”に陶酔する特殊な性格を持つ主人公に困惑するが、後半にそれが活きてきて、物語が加速しておもしろくなる。伏線の張りかたと、その回収具合も◎。移植に際し、追加要素があまりないのは残念ではあるが、ビジュアルはよく、システムや操作も快適で遊びやすい。
週刊ファミ通1266号より
移植作品ということで新鮮味は薄めだが、アドベンチャーゲームとしてのシナリオは、濃厚かつ秀逸。些細なことで予想外のところに影響が出るなど、伏線の張りかたも見事。携帯電話を重要なガジェットとして利用するシステムも、おもしろい。展開にマッチした各サウンドもいいね。
週刊ファミ通1266号より
良かった点
•魅力的なストーリー
序盤はそうでもなかったので有名だけど自分には合わないのかな?と思っていたが、トゥルーエンド見終わった時点で文句無しに面白かったと思えた。
•読んだ所のスキップ機能
選択肢による分岐など、チャプターの最初からやり直す際にもう一度読むのは面倒に感じる。
その部分を極力ストレスなく進める部分には非常に助かった。
悪かった点
•BGMとキャラクターボイスの調整が出来ない。
何度か出来ないのかタイトル見たりメニュー見たりしたが見当たらなかった。
BGMの方が大きすぎるのか、キャラクターボイスが聞き取りづらい。
ヘッドフォンつけてプレイするとあまり気にならなかった。
•ネットスラングの話し方をするキャラや厨ニ病の主人公に違和感を感じるかも。
特に序盤にのめり込めなかった部分はこのアクの強さ。
中盤までこのキャラクターをほのぼの見ているのは正直退屈だった。
総評
悪い所に書いてしまったが、正直中盤までは退屈でゲームをしてて毎回寝落ちしてました(笑)
ネタバレしちゃうとマズいので詳しくは言いませんが、中盤までは毎回寝落ち。
中盤においてはもう睡眠時間を削ってプレイを進めて、その後ちょっとダレる展開が続いてエンディングへ。
最初に感じていたネットスラングなんかはあまり気にならなくなったし、主人公の厨ニ病な感じも特に嫌悪感を示すことはなくクリアー。
まぁ面白かったかなーくらいの気持ちでクリアーを迎えて、あまりやり込まないタイプなんですが、『あの辺りがまだ謎だから……トゥルーエンドってのを見ればわかるかなー』くらいの気持ちで攻略サイトを見ながらトゥルーエンドを目指す。
正直やっていることはただの作業で、物語に没頭している感じじゃなくなったので、こりゃあハマらなかった〜と思いながらトゥルーエンド。
……やられました。
トゥルーエンドに向けての演出。
最初にプレイしていた時には主人公の厨ニ病っぽい『フゥーハハハ!』というセリフも正直ウザいなとか思っていたのに、トゥルーエンドを読み進めているうちにむしろあたしが『フゥーハハハ!』状態に(笑)
トゥルーエンド見た後は、むしろ主人公が厨ニ病でこそでしょ!くらいに思いました★
色々な所で有名なわりになかなか手を出していなかったのは、序盤のキャラクター設定とか中盤まで退屈なところかな?
ただ、見終わった時点では、その部分を無くしてしまったらここまで面白くはなかったな、という感じでした。
タイトルにも書きましたが、これがなくて中盤からのテンションでやられてものめり込めない。
丁寧すぎるほどの下味を付けられた料理を楽しませてもらったようなストーリーでした( ´ ▽ ` )ノ
随分前から発売されていますが、人気なのも頷ける出来です!
未プレイの人、なんかキャラクターが苦手……という人。
むしろそんな理由で現在までプレイせずにされてる方にオススメです★
良かった点
タイムトラベルが主題となるSFストーリーは、その手の話が好きな人にとっては絶対に面白い!
キャラクターも皆個性的で、魅力的で、それぞれに思いを馳せることができる。
ストーリー展開も二転三転し、プレイしていて飽きません。
セリフはフルボイスで、じっくりとプレイすれば没入感も増します。
自分は感情移入してしまい、よく目を潤ませながらプレイしてしまいました。
ノベルゲームなので分岐点も多く、マルチエンディングになっています。
そこで便利なのがスキップモードで、自分が読んだ箇所だけを高速でスキップしてプレイすることも可能なので
全エンディングを見ることも苦じゃありませんでした。
設定も細かくいじることができるので、自分に最適なプレイ環境を整えてプレイすることができます。
悪かった点
おそらく初回プレイの方にとって悩みどころとなりそうなのが
終了して、再開する際にバックログが見れなくなるということです。
ずっとプレイしていれば以前の会話の内容などはバックログを確認すれば反復することが可能ですが
一度終了するとバックログの履歴が消えるので、時間を空けてプレイしたときなどちょっと思い出したいときに、不便に感じるかもしれません。
総評
自分はノベルゲームを今までほとんどプレイしたことがありませんでしたが
シュタインズゲートはとてもハマって、プラチナトロフィーを取るまでに至りました。
個人的には、かなりオススメしたいタイトルです。
じっくりプレイすると、最長でクリアまでに40時間以上かかる可能性があります。
暇なときにチマチマ進めたり、没頭できる時間があればたっぷりプレイしたりして、是非とも堪能していただきたいです。
良かった点
・魅力あるストーリー展開
・キャラと声優が非常に合っていて違和感がない
・飛び交うネットスラングが楽しい
悪かった点
・何度も移植されているのに未だににフルプライスで発売するのはどうかと・・・
総評
アニメ版は全て視聴済みです。
そのため、新鮮味がなく途中で飽きてしまうのでは・・・と多少不安なところがありました。ある重大な事件から物語全体の雰囲気が深刻なものに変わるのはアニメで知っているので、その展開を知りつつプレイするのはモチベーションが保てないのではと思ったのです。
私は基本的にゲームを繰り返しプレイする習慣がなく、2週目プレイができるような作品でも「そんな時間があったら他の未プレイゲームを遊ぶ時間に充てたい!」と思ってしまうのです。
しかし、ゲームをひとしきりプレイし、アニメよりもより深く描かれた世界観に没入してしまいました。別にアニメが特別浅いというわけではありません(笑)。アニメだと演出のテンポなどの都合上カットされた部分が細かく参照でき、「ああ、この場面にはこういう意味もあったのか!」と再発見することもありました。
アニメとはキャラの見た目も大きく違いますが、hukeさんの描くオカリンたちは美しく、魅入られました。Vitaの有機ELの恩恵を強く感じもしました。
プレイしてよかった!と心から思える作品です。ストーリーを知っていてもなお楽しめたシュタゲの世界の奥深さをハッキリと実感でき、やはり自分にとって最高のADVゲームだと思いました。