チュートリアルが長いうえ、説明不足も否めないので、ゲーム本来の楽しさがわかるまでに時間がかかる。5つまで武器を装備できる戦闘スタイルの妙、マップごとにスキルポイントを振り分ける戦略性など、やり込み甲斐はあるが、理解できないままゲームが進んでいくのが非常に惜しい。
週刊ファミ通1285号より
ダークな設定をコミカルなノリで押し切る内容が、日本一ソフトウェアらしい作風で、遊んでいて楽しい。アクション性は強いが操作はシンプル。できることは多く、飽きずにプレイし続けられるのがいい。GUARDゲージが少ないときに攻撃を叩き込むボス戦は、一風変わっていて◎。
週刊ファミ通1285号より
かわいらしいけどちょっと毒のあるキャラと、ダークな物語が魅力的。フィールドの雰囲気や世界観に合ったBGMも○。百騎兵の操作はシンプルながら、装備する武器によって戦闘スタイルを変えられるのがいい。マップ中で得たポイントで、一時的に能力を強化できる仕組みもおもしろい。
週刊ファミ通1285号より
操作はシンプルだけれど、戦略性に富んでいてやり応えはバッチリ。残りのエネルギーを考慮しながらフィールドを探索し、百騎兵を強くしていくのが楽しい。また、絵本のようなタッチで描かれた独特な世界やキャラ、謎めくストーリーなど、プレイするほど“よさ”がジワジワきます。
週刊ファミ通1285号より
良かった点
主人公メタリカを始め、個性豊かというより毒の強い登場人物ばかりです
ここはディスガイア等々で培ってきたキャラ創りの成せる技でしょうか
出番が少ないのが珠に瑕です
次にゲームオーバーがないところ
体力0になっても中間ポイントまでワープさせられるだけなので
セーブし忘れによるプレイ時間の消失は絶対にありません
ワープ機能つきの中間セーブポイントも1エリアに4つほどあるので
移動時間が短くすむのもグッドです
そして限定版の特典のサントラCD、ねんぷち、設定資料
サントラは文句ありません
BGMが素晴らしいゲームなのでPCに取り込んで作業用BGMにでもしましょう
ねんぷちも細かい所まで再現された良い出来です
でもメタリカより、ネザリア様が良かry
さて問題は設定資料集
物語の展開上、登場させにくい話や没原画がお楽しみのものですが
半分近くが他作家の投稿イラストになっており、期待していたものとは違っていました
各キャラの服のパーツが載っていたのでコスプレイヤーは必携かもしれません
悪かった点
中盤までのストーリーは非常に面白いものの
バッドエンドルートに入ると、どうもおかしく感じるようになりました
伏線のない事がわんさか出てくるうえに、説明不足で理解しづらいです
特にラストダンジョンのイベントは今でも意図がよくわかりません
また、途中イベントを飛ばせてしまう所があり、イベントを観ないまま
最終エリアに入ってしまうと、全く話についていけなくなることも
1番面白くできたであろう大魔女のイベント詰め込みすぎに感じました
状態異常にスタンと睡眠があるのですが、これの効果時間が長すぎる事
ダウンから、体勢を立て直すまでにかかる時間も長すぎます
このゲームは敵の攻撃力は異常に高く
満タンの体力が一瞬で蒸発する事も当たり前です
そんな攻撃にさらされ続ける中、3秒以上続く行動不能時間は致命的
しかも回復アイテムも使うことができないので
スタンする=死亡確定と言っても過言ではありません
空中受身、移動起き上がりすらないので、連続ヒットする技は即死技です
ガードキャンセルアタックはありますが、攻撃の出が遅すぎ+硬直長すぎで
攻撃を空振りしたと思ったら殺されてた事がありました
子分を呼び足すボスでよくあります、どうしようもありません
敵の攻撃は全て避けましょう。でないと死にます
総評
怪しいものから陽気なものまで種類の豊富なBGMや
多くのキャラクターが話を盛り上げてくれます
キャラも世界観も、ダークファンタジーらしさ溢れる非常に素晴らしい出来栄えです
グラフィックも丁度いい感じで、雰囲気は文句なく100点です
ですがバッドエンドルートの章の作りこみは不満があります
物語の中心となる魔女の話なので、ここはもっとじっくり話を広げてほしかったです
操作は簡単な方だと思いますが、動きが全体的にもっさりしているのと
敵が恐ろしく強いので、先読みできないと死にまくると思います
敵が弱くなるカジュアルモードがあるので、詰んだら利用してみましょう
ちなみにこのゲーム、最近のゲームには珍しくやり込み要素が全くありません
PS3ですのでトロフィーはありますが、全ED見るだけで9割とれます
寄り道的なサブイベントも何1つありません
強いて言えば宝箱制覇とかマップ埋めですが、なんとトロフィー対象外という徹底振り
良かった点
・個性的なキャラクター達
・日本一ソフトウェアらしいセリフ回し
・軽快なアクション
・ゲームの難易度を途中で変えることができる
悪かった点
・一部の敵が異常に強い
・クリアしたあとの追加要素がもっとほしい
総評
軽快なアクションとコミカルなキャラクター達がおりなすストーリーが良い