2020年10月24日(土)に開催されているオンラインイベント“白陵大付属aNCHOR学園 WEB生徒総会”にて、『マブラヴ』新プロジェクト『Project MIKHAIL』(プロジェクト ミハイル)の最新情報が公開された。
ハイヴ内でのBETAとの戦闘シーンが初公開
本作は、アージュの20周年記念イベント“âge20th Anniversary broadcast [still breathing]”で発表された、3Dモデルの戦術機を操作して地球外起源種“BETA(ベータ)”と戦うアクションゲーム。2021年にiOS/Android/PC(Steam)用タイトルとしてリリースされる。
公開されたのは、ハイヴ内でBETAと戦闘を行っている映像。開発者の熊野氏によれば、まだ想定しているクオリティには達しておらず、モーションなども開発初期のものだという。
【Project MIKHAIL】ゲーム紹介映像 2020年10月 | マブラヴWEB祭
熊野氏によると、戦車級は設定どおりのサイズにすると小さくなりすぎるといった、3Dアクションゲーム化する際の懸念点がまだ解決できていないという。
動画では突撃級が歩行してくるモーションとなっているが、突進による攻撃アクションをいまから追加していくとのこと。また、原作で突撃級は前面の装甲が厚く背面からの攻撃に弱いといった特徴があるが、正面からでも120mm(砲)であれば大ダメージが入るという。
要撃級も設定上は36mm(砲)が通りづらいBETAだが、ゲーム的に設定を再現するかどうかを検討中とのこと。もしかしたら、リリース時には36mmが設定よりも有効になっているかもしれないそうだ。
光線属種は、本来BETAに当たる射線ではレーザーを照射しないはずだが、映像では、まだその設定が盛り込まれていない。熊野氏は、レーザーの威力自体は非常に高いものとして採用しており、『マブラヴ』世界のスリルや恐怖感を味わえるようなものにしたいとコメントしていた。
戦術機のアドベンチャーパートも公開
加えて、âgeの演出エンジン“AGES”を進化させた独自エンジンを用いて、バトルシーンで使用している3Dモデルそのままをカットシーンで使用した映像が公開された。このカットシーンの戦術機は、プレイヤーがカスタマイズした状態で登場するという。
さらには、バトルパートで機体に返り血などの汚れがついていた場合も、カットシーンに登場する3Dモデルに影響するそうだ。
※画像は番組をキャプチャーしたもの。