こんにちは! ライターのよしこちゃんです。『レッド・デッド・リデンプション2』(以下、『RDR2』)のプレイヤーなら誰でも無料で楽しめるオンライン専用コンテンツ、『レッド・デッド・オンライン』(以下、『RDO』)の魅力を伝える本連載。2019年11月5日に発売されたPC版の『RDR2』ですが、そろそろ本編もひと段落して、『RDO』に挑戦している方も多いのではないでしょうか?
今回は、『RDO』で実装された大人気のコンテンツ“荒野の職業”について、もう少し踏み込んでそのおもしろさを紹介します!
凶悪な賞金首“エッタ・ドイル”を捕まえろ!
連載第7回で紹介した“賞金稼ぎ(The Bounty Hunter)”には、ふつうの賞金首とは別に、5つの州をまたいでその悪名を轟かせている“伝説の賞金首(Legendary Bounty)”と呼ばれる、凶悪な悪党がいます。放火殺人犯や残忍な連続殺人犯、盗賊の女王、腐敗した政治家など、ほかの指名手配犯よりも大きな罪を犯した連中が揃っています。
伝説だけあって、その周りには取り巻きや仲間がうろついていて、一筋縄では捕まえることが難しい凶悪犯です。そして、新たな伝説の賞金首がいまもアップデートによって、どんどん『RDO』には追加されています。今回は、そのうちのひとりに挑戦してみました。
ターゲットに選んだエッタ・ドイルは、2019年11月5日のアップデートで追加された伝説の賞金首。
彼女の罪は、列車および駅馬車強盗。そもそも“マダム・ラ・ペルル”と呼ばれていた彼女は、夜に生きる女性たちに仕事をあっせんしていたのですが、世間からはじき出された女性たちはいつしか犯罪に手を染めるようになります。その凶悪さはどんどんエスカレートしていき、いつしかレビティカス・コーンウォール(鉄道業や石油業で財を成した大物実業家。『RDR2』でもダッチギャングが狙われていましたね)が所有する駅馬車や列車だけを狙って襲うようになります。
みずからの積み荷が狙われることにうんざりしたコーンウォールは、腕利きの賞金稼ぎに彼女の生け捕りを依頼します。
“伝説の賞金首”に関するクエストは、ほかの賞金首よりもストーリーがかなり濃く、しっかりとその背景が描かれているのもポイントです。ストーリーや指名手配所から有力な情報が得られるので、しっかりと確認して挑戦します。
女性で構成されたギャング一味のボスであるエッタは、男装した40歳の女性です。最大の特徴は右ほほにある、戦闘時にナイフでつけられた傷跡。この情報を頭に叩き込んで、いざ旅立ちます。作戦は、コーンウォールが非常の価値のある品物を持っているとのデマを流し、それに釣られて貨物駅に来たエッタ一味を捕まえるというものです。
自分は貨物駅の中で身を潜め、エッタ一味の襲来を待ちます。ただし、エッタ一味は全員が同じような格好をしているので、間違ってエッタを倒さないように気を付ける必要があります。エッタの特徴である右頬の傷が目印です。今回は武器に取り付けたスコープを利用していますが、双眼鏡を使うほうが全体の状況をつかみやすいかもしれません。
エッタを発見したら、必ずマップでエッタの位置を確認しておきましょう。エッタ一味に罠がバレると、エッタが捕まらないように一味は散開して逃亡をはじめます。エッタの位置をマップで確認しながら追わないと、到底捕まえられません。
苦労の末、なんとか無事に生きたままの状態で捕まえることができました。“伝説の賞金首”と言われるだけあって、かなり骨が折れる仕事でした……。まず、敵の数が段違いで多い。そのため、四方八方から銃弾が飛んでくるのです。「さすが伝説!」と思えるような、歯応えのあるミッションでした。
ふつうの賞金首よりも報酬が多いので、苦労に見合う成果がきちんと用意されているのはうれしいですね。それに、クリアーすればさらに難易度の高いミッションに挑戦できるようになります。より多くの役割XPを獲得すれば、役割ランクアップ→専用スキルやアイテムをゲット!→職業がもっと楽しくなる……という流れにつながるわけです。「全然捕まえられない」という方は、自警団の仲間と協力するといいでしょう。
地面に埋められたお宝を発掘……!
連載第8回で紹介した“収集家(The Collector)”のミッションには、専用アイテムを使わないと入手ができないお宝の収集が存在します。そのひとつである“矢尻”は、収集家専用アイテムである“ペニントン・フィールドシャベル”を持っていないと入手できません。そこで、“矢尻”の探索に挑戦してみました。
収集家専用アイテム“ペニントン・フィールドシャベル”は、マダム・ナザルからトークンとお金を使って購入することになります。
マダム・ナザルから地図を購入すると、探索できるお宝のバリエーションが増えるのですが、地図の中には専用のアイテムを持っていないと購入できないものもあります。“地図:矢尻”もそのひとつで、シャベルを購入することで初めて購入できるようになります。
地図を購入するとお宝が隠されや場所のヒントとなるポイントが表示されるので、それを目印に移動します。
道から外れることもありますが、道なき道を進むのが収集家。ふつうにプレイしていたら絶対に訪れないような場所に行くのも、収集家の醍醐味と言えるでしょう。
目的の“矢尻”は、土が盛り上がっている場所に埋められていました。“イーグルアイ”を使用しても、ほかのお宝と違って色で表示(お宝がある場所は金色に光る)されないので、コントローラの振動機能をオンにして、その振動を頼りに探すのがいちばんわかりやすいですね。振動以外でも、近くまでたどり着くと合図になる音が聞こえるので、そちらも活用しましょう。
振動と音に導かれ、“矢尻”を発見することができました。収集家には専用アイテムの“金属探知機”もあります。これを手に入れられれば、お宝の探索効率は飛躍的にアップします。どんどん役割ランクを上げて、まだ見ぬ貴重なお宝を求めて隅々までアメリカを探索しまくりたいものです。
役割ごとに買えるアイテムで商人限定の美しい馬を!
役割専用アイテムとは別に、その職業でしか買えないアイテムもあります。衣装やガンベルトなど、ほかの職業をプレイするときや、一介の無法者としてアメリカを放浪しているときも身に着けたり使用できるアイテムです。
これらを身に着けていると、どの職業に就いていてどれくらいのスキルを持っているのか、ほかのプレイヤーからも一目瞭然となります。広大な世界で自分をアピールするのは重要ですし、いらぬトラブルを避けられることにもなります。自分自身のモチベーションもアップするというものです。
そこで、“商人(The Trader)”でなければ購入できない馬の“クラドルーバー”を購入してみました。美しすぎる黒と白の毛並みを持ち、かなりの風格を漂わせている馬です。
やっぱり馬は遠くからでもその種類がわかるので、少し誇らしい気持ちになって移動できますね。それぞれの職業に沿って、魅力的な専用アイテムが揃っているので、“荒野の職業”で何を遊ぼうか悩んでいる人は、役割別のアイテムを見て決めてみるのもいいかもしれません。
今回のプレイでわかったことはふたつ。
・“荒野の職業”は遊べな遊ぶほど深く掘り下げることができるコンテンツ
・どの職業で遊ぼうか迷っている人は、衣装などの専用アイテムで決めるのもアリ
現時点で遊べる“荒野の職業”は賞金稼ぎ、収集家、商人の3つとなっていますが、今後も追加されることが明らかになっています。ご存じの通り、PC版も発売され、『RDO』の世界にも新しい無法者たちが集い始めています。「怖いんじゃないの?」、「いまから参加するのは遅いのでは?」そんな思いを持っている人もいるでしょう。でも、アメリカから無法者がいなくなったら、どうなりますか? おもしろくなくなるだけです。自分も含めて、多くの無法者たちが、新たな西部の無法者たちの来訪を待っています!