“荒野の職業”でトレジャーハンターとして生きる!
こんにちは! ライターのよしこちゃんです。『レッド・デッド・リデンプション2』(以下、『RDR2』)のプレイヤーなら、だれでも無料で楽しめるオンライン専用コンテンツ、『レッド・デッド・オンライン』(以下、『RDO』)の魅力を伝える本連載。
ついにPC版が2019年11月5日に発売されたので、これを機にプレイしてみる、もしくは最高の環境で『RDR2』をあらためて体験しようと思っている人もいるでしょう。もちろんPC版でも『RDO』はプレイできるので、新たなプレイヤーの参戦が待ち遠ししくて仕方がありません!
さて、前回は2019年9月10日のアップデートで追加されたコンテンツ“荒野の職業”のひとつ、“賞金稼ぎ”に挑戦しました。危険な悪党を捕まえるという、かなりリスクは高いのですが、それに見合うだけの報酬を獲得できるスリリングな人生が楽しめる職業です。
いままで以上にロールプレイが深まり、連載タイトルにもあるように“もうひとつの人生”をより深く楽しめる体験をもたらす“荒野の職業”ですが、今回は“収集家(THE COLLECTOR)”についてレクチャーしていきます。
世界を縦横無尽に駆け回って宝探し
“収集家”とは、その名の通り世界に散在する“お宝”を集める職業です。シンプルな職業に聞こえますが、コレクション要素があったり、進めていくと高度な探索スキルが使えるようになったりと、想像していたよりも奥が深く、時間を忘れて探索に熱中してしまうのは間違いありません。
収集家になりたいなら、賞金稼ぎと同じようにタイトル画面のオンラインメニューで選択するだけ。すぐに開始地点からゲームをスタートできます。何もない荒野に放り込まれますが、マップを見ると近くに黄色で表示されている場所があるので、さっそく向かうことに。
神秘的かつミステリアスな女行商人のマダム・ナザルと出会うことで、プレイヤーの収集家としての人生が始まります。
収集家になるためには、賞金稼ぎと同様に収集家専用アイテムの“収集家のバッグ”が必要となります。マダム・ナザルからゴールド(金の延べ棒大)15個でバッグを購入できるのですが、ひとつ注意することが。
マダム・ナザルは、前述の出会いのイベント後は、毎日出現する場所が変わるので、マダムを見つけるのが意外とたいへんだったりします。収集家をすぐに始めたいという人は、あらかじめゴールド(金の延べ棒大)15個を用意してからイベントを開始したほうがオススメです。
マダム・ナザルから“収集家のバッグ”を購入すれば、あなたも収集家の仲間入り。“収集家のバッグ”はただのイベントアイテムではなく、アイテムのキットスロットから使用することが可能で、お宝の情報やコレクションの状況などを確認できます。
ちなみにお宝にもさまざまな種類があり、鳥の卵や失われた宝石、希少な矢尻など、魅力的なアイテムが揃っていますよ。
それぞれの宝がどのような場所に存在するのか、その傾向はうっすらとわかるのですが、『RDO』の世界はあまりにも広大……。少ない情報を手掛かりに探索するのは困難です。そこで頼りになるのが“地図”。
“地図”はマダム・ナザルから購入できます。カテゴリーごとに異なる“地図”が存在し、これを使うとマップ上に宝のおおよその位置が3ヵ所ほど表示されます。
場所がわかったら、さっそく探索に向かいます。
ここで役に立つのが、おなじみの能力“イーグルアイ”です。イーグルアイを使うと、宝の位置がわかりやすく金色で表示されます。
また、お宝に近づくと鈴のような音が鳴り、コントローラも(機能をオンにしていれば)振動するので、利用すれば必ず宝が見つかるはずです。
どうしても宝の場所がわからない場合は、“収集家のバッグ”で確認してみましょう。たとえば目的が野花の場合、荒れて乾燥した土や開放的で日当たりがいい土を好むなど、ヒントが書かれていますので。
宝をゲットしたら、マダム・ナザルに売却しましょう!
収集家の目的となるアイテムは希少なだけあって、ふつうのアイテムよりも高い金額で買い取ってもらえます。また、各カテゴリーのアイテム一式を揃えて売却すると、さらに高額で売ることもできます。
また、マダム・ナザルは“地図”以外にも、衣類やマスクなどのアイテムも取り扱っています。そのラインアップもバックルや手袋、メガネなど多彩です。中には不気味なマスクもあるので、カスタマイズにも気合が入るというものです。
収集家にも賞金稼ぎと同様に、職業独自のランクが設定されています。ランクを上げることで収集家専用のアイテムやスキルをもらうことができます。収集家専用のアイテムは、収集家としての人生をどんどん広げていくものが多くなっています。たとえば、このシャベル。
“ぺニントン・フィールドシャベル”というもので、これさえあれば埋まっている宝を入手できるようになるのです。さらに“金属探知機”を手に入れることで、イーグルアイでは見つけられないような宝も見つけ出せるようになり、探索範囲も広がっていくわけです。
収集がメインとなると地味でシンプルな職業だと思う人もいるでしょうが、膨大なコレクション、高度なスキルを駆使した探索など、その奥深さは予想以上。無法者としての人生とはまた違うライフスタイルが楽しめます。
[収集家専用のスキルとアイテム]
●予知能力:収集可能アイテムの存在を察知できる
●潜在能力:掘り返された土をイーグルアイで見ることができる
●直観力:探索エリアを狭める
●馬の補佐力:馬上から薬草を回収できる
●金品バッグのアップグレード:金品袋での所持上限が増加
●馬用サドルバッグのアップグレード:馬用サドルバッグでの所持上限が増加
●ペニントン・フィールドシャベル:埋まっている収集可能アイテムを掘り出す道具
●高精度の双眼鏡:特殊な双眼鏡。遠くの地面に埋まっている物が光って見える
●アギーラ山刀:冒険と戦闘に目がない収集家のためにデザインされた山刀
●金属探知機:埋まっている収集可能アイテムを見つけたいときに便利なアイテム
●馬用ランタン:馬のむながいにランタンを取り付け、道を照らす
各地を駆け回ることになるので、新たな場所に到達できたり、ふつうのプレイでは気づかないようなディテールに注目できたりと、“発見”という喜びを堪能できます。それに、この世界での探索に危険がまったくないわけもありませんし……。
収集家のプレイでわかったことはふたつ。
・収集家には独特のやり込み要素が満載!
・世界各地を舞台にした、冒険家のような人生を送れる!
奔放で自由な冒険家という、誰もが一度はあこがれる人生を送りたい人には、収集家はうってつけの職業でしょう!
“闇狩り”で狩猟者vs闇の使者による恐怖のPvPが展開!
今回はもうひとつ、新コンテンツを紹介します。2019年10月30日のアップデートで追加され、2019年11月12日まで楽しめる戦闘モードの期間限定新コンテンツ“闇狩り(Fear of the Dark)”です。
このモードは、ふたりの夜の使者と、6名の狩猟者に分かれて対戦するPvP(対人戦)コンテンツ。タイトル画面のオンラインメニューから、すぐにプレイすることが可能です。
夜の使者はタフで強力な肉体と、人智を超えたスピードを持っています。ふつうの人間が1対1で挑んでも勝ち目は少ない相手。ですが、夜の使者はマップ上に点在するスカルマスクからパワーを授かっているので、マスクを取られるとその力が弱まります。さらに、スカルマスクを集めることで狩猟者の武器が強力になっていきます。
狩猟者はスカルマスクをすべて集め、ふたりの夜の使者を倒すことで勝利となります。夜の使者は、狩猟者がスカルマスクを集める前に全滅させるか、時間制限まで生き残れば勝利です。
そこで、狩猟者チームとしてこのイベントに参加してみました!
狩猟者チームが勝つためには、スカルマスクをすべて取った状態のまま、夜の使者を全員倒す必要があります。夜の使者の動きを確認しながら、できるだけ早く慎重に集めます。
近接攻撃の武器を持つ夜の使者は、近づかないとこちらに攻撃できません。なので、団体で行動しながら、襲われている味方がいたら助けていくようなプレイがいいでしょう。団体行動なら敵も攻めにくくなりますし。が、油断していると動画のように後ろから近寄られてしまうことも……。近くに夜の使者がいるとコントローラが振動するので、振動したら警戒体勢の合図です!
ステージの雰囲気やBGM、効果音は、完全にホラー。ハロウィンらしい演出を楽しむことができます。ルールもシンプルでわかりやすく、展開もスピーディーなので、気軽に参加してみましょう。2019年11月12日までの期間限定となっているので、いまのうちですよ!
次回は“荒野の職業”編のラスト。“商人”となって、キャンプを活気のある市場にビフォーアフターします!