フロム・ソフトウェアの最新作、『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』。囚われの身となった御子を救い出すべく、御子の忍びである“狼”を操作し、行く手を阻む強敵たちを打ち倒していく骨太なアクションアドベンチャーだ。先日に行われたアップデートでは、さまざまな改善のほか、義手忍具や流派技の使い勝手に調整が施され、より戦術性がアップした。
3回にわたってお届けしてきた強敵攻略企画の最後となる今回は、いよいよクライマックスを迎える【源の宮】と、【葦名城 本城(物語後半)】のエリアを攻略。バージョンについては、今回のみ“Ver.1.03”を使用。また、今回は一部強敵を省略している。終盤では、ほかにも物語やエンディングに関わる重要な強敵がいくつか登場するので、ぜひ挑戦してみよう。なお、これまでの強敵攻略は下記を参照してほしい。
葦名城 本城(忍軍襲来時)
孤影衆 忌み手(必要忍殺回数2)
対処法は孤影衆 太刀足とほとんど変わらない、孤影衆系の強敵。唯一違うのは、中毒属性の連続掌打を放ってくること。ガードしても中毒属性が溜まってしまうので、中毒連撃を見たら即座に離れよう。
それ以外は基本的に、1~2回攻撃をくり出して弾かれてからの反撃に対処しつつ倒す、太刀足戦と同じ立ち回りで問題ない。なお、白蛇の社にいる孤影衆 槍足の正長も、対処法はほぼ変わらない。
ただし、そのまま正面から挑むと、孤影衆の通常兵と1対2の状況になるうえに、エリアが狭いこともあって厄介な状況になりかねない。
エリアの入り口から侵入したら、即座に左側へこっそりと移動して忍殺を決めれば、忌み手と1対1の状況に持ち込める。
また、忍殺を決めた際に忍殺忍術“傀儡の術”を決めることができれば、今度はこちらが2対1の状況という有利な状況を作り出せる。
傀儡の術は一定時間で解けてしまうので、頃合いを見て再度忍殺を決めて、傀儡の術を再発動させながら戦おう。
大忍び 梟(必要忍殺回数2)
狼の養父である梟は、師匠ということもあってか、忍具やアイテムを駆使したイヤらしい攻撃を仕掛けてくる。効果の高い忍具もなく、刀のリーチは長めで攻撃力も高いと、難敵の条件が揃った強者だ。
梟が多用してくる“禁薬玉”に当たると、ダメージはないものの“禁薬”状態となり、一定時間アイテムが使用不可能となる。禁薬玉を投げてきたら距離を取ったり、梟の後ろに回り込むように行動しよう。
どの攻撃も隙が少なく、連続攻撃を仕掛けるのは難しい。ダメージを与えるには、一部の攻撃に的を絞って、1~2回攻撃するか、素早い2回攻撃をくり出す流派技“旋風斬り”を駆使して、チクチクと攻撃していくこと。
梟にダメージを与えるチャンスは、大きく分けると3つある。
チャンスその1は、禁薬玉を投げるとき。動作を見たらステップで背後に回ったり、側面を取ろう。動きがゆっくりなので見分けやすく、攻撃も当てやすい。
ただし、攻撃しすぎると禁薬玉の効果範囲に触れてしまうこともあるので、状況に応じて攻撃回数に変化を付けるといい。
チャンスその2は、梟が手裏剣2発を投げた後に来る。投げた後に、梟は必ずジャンプ斬りを仕掛けてくるので、それを斜め前にステップして回避できれば、そこから2回攻撃がヒットする。
手裏剣投げが1発の場合は突進攻撃を仕掛けてくるので、必ず2発投げたことを見極めてからステップするように。1回の場合は、ガードや弾きで対処しよう。
チャンスその3は、慣れていないと狙うのは難しいが、刀を構えてからの突進攻撃を右斜め前にステップして回避すること。この突進攻撃には横と縦斬りの2種類があり、横斬りの場合は何もしてこないが、縦斬りの場合は派生攻撃がくる。
ふたつの動作は見分けにくいので、回避後に、とりあえずガードを固めてちょっと待機するのがコツ。縦斬りの派生攻撃が出たらガード、梟が何もしてこない場合は横斬りとなるので攻撃できるというわけだ。
チャンスその1とその2を狙うだけでもダメージは与えられるので、難しいなら実践しなくてもかまわない。
1度忍殺を決めると、ジャンプからの手裏剣攻撃が、中毒属性の液体がエリアに一定時間残るという厄介な攻撃に変化する。もしもの際に備えて、中毒効果を直す“毒消し粉”や“緑苔の曲がり瓢箪”を用意しておこう。
もし攻撃チャンスが来たとしても、梟の立ち位置に中毒床がある場合は攻撃を控えたほうが安全。あとはチャンスその1~その3を狙っていけば、梟は倒せるはずだ。煙玉で姿をくらましたら、ガードをしながらロックオンボタンを連打するか、走って距離を離そう。