フロム・ソフトウェアの最新作、『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』。囚われの身となった御子を救い出すべく、御子の忍びである“狼”を操作し、行く手を阻む強敵たちを打ち倒していく骨太なアクションアドベンチャー。発売から10日間で、全世界で累計販売本数200万本を突破したというニュースも記憶に新しい。
いまも全世界で強敵相手に奮闘しているであろう本作の強敵攻略3回目となる今回は、中盤の【落ち谷】と【葦名の底】のエリアを攻略する。これまでの強敵攻略は下記を参照してほしい。
落ち谷
蛇の目 シラフジ(必要忍殺回数2)
狭いフィールドと、鉄砲砦からの怒涛の狙撃が脅威となるシラフジ。エリアのルート通りに正面から行くと忍殺できないので、1度無視して鉄砲砦を攻略しよう。
鉄砲砦の鬼仏から狙撃兵をすべて排除してからシラフジに向かえば、ステルス忍殺が可能なうえに、1対1のタイマンに持ち込める。
遠距離にいるとシラフジは延々と銃撃を放ってくるので、接近戦が基本となる。近づくと、銃を振り回す3連撃のほか、銃振り回しと蹴りを放ったのち、距離を離して銃撃を仕掛けてくる。
振り回し3連撃は攻撃速度が遅いので、弾きながら反撃を決められる。2連撃からの銃撃は、蹴りをステップで回避してからの反撃で、銃撃をストップさせられる。
素早い連撃は持っていないので、狼の体幹が溜まりそうなら、ガードを固めて体幹回復を狙うか、遠距離の銃撃をあえてガードすると、体幹ゲージを安全にリセット可能だ。
また、近距離でたまにガード不能の掴み攻撃を仕掛けてくるので、“危”の文字が出たら即座に回避しよう。
なお、敵を中毒状態にする義手忍具“錆び丸”は一部の相手に対してかなり有効となるが、シラフジもそのひとり。シラフジの隙を見て、2回ほど錆び丸の連撃を決めて中毒状態にするとシラフジが咳き込んで大きな隙が生まれるので、そこに連続斬りを決めていこう。
2回ほど中毒状態に持ち込んでから連撃を決めていけば、シラフジの体力はほとんどなくなって忍殺できるはずだ。
長手の百足 ジラフ(必要忍殺回数2)
金剛山 仙峯寺にいる長手の百足 仙雲と、動きはほとんど変わらない強敵。ただし、安定して初回忍殺を決める方法はなく、正々堂々と2回忍殺を決める必要があるのが大きな違いだ。
仙雲と同様に、ジラフも怒涛の連続攻撃を仕掛けてくる。4回攻撃の後、ひと呼吸置いてから6回攻撃を放ってくるが、それらをすべて弾くことができれば自然と体幹ダメージを与えられる。連撃後には下段のガード不能攻撃を放ってくる確率が高いので、ジャンプ踏み付けの用意を。
1回忍殺後は、3~4回の連続攻撃後に、下段攻撃に派生するコンビネーションを仕掛けてくる。連続攻撃の弾きを狙いつつも、つねにジャンプの用意だけはしておくように。
獅子猿(必要忍殺回数1)
獅子猿は、1回忍殺を決めると“獅子猿(首無し)”となって復活するので、必要な忍殺回数は実質2回となる。前半と後半では立ち回りが大きく異なるので、まずは獅子猿について解説していこう。
獅子猿は体幹ダメージを与えにくいので、体力を大きく奪ってから、体幹か体力減少による忍殺を狙うのが基本となる。獅子猿が移動している最中は、触れるだけでもダメージを食らってしまうので、基本的には中距離から様子見しつつ立ち回るように。
咆哮をあげた際は鉤縄を掛けられるが、怯む時間が短く、空中で迎撃されてしまう場合もあるので、あまりオススメしない。弾きや回避で攻撃をしのぎ、その隙にチクチクとダメージを与えていく戦法が有効だ。
突進からのパンチによる3連撃は弾きも狙いやすく、攻撃が終わったあとの隙も大きめなので反撃しやすい。左手でアッパーをくり出してから寝転がって暴れる攻撃は、寝転がった瞬間に頭方向へ移動できた場合は反撃可能だ。
横や足元に移動してしまった場合は、獅子猿の攻撃を食らいやすくなるので、反撃はあきらめたほうがいい。
薙ぎ払い連続攻撃の後、獅子猿が尻もちをつく攻撃を放つ場合がある。地面に座っている最中は大きな隙となるが、地面に座ってからさらに派生攻撃を仕掛けてくるパターンも。
さらに、座っている最中に狼が背中側にいると、中毒属性のある放屁攻撃を放ってくる。
尻もちをついているときに攻撃する場合は、横や正面から斬ること。なお、放屁後には高確率で、遠くへ走ってから大ジャンプして中毒属性の糞を投げてくる。その際は、獅子猿に向かって走っていけば糞を回避しやすく、着地後の隙も攻撃しやすいのでオススメだ。
近距離にいるときに“危”の文字が出たら、下段の掴み攻撃を放ってくる。ジャンプ踏み付けで対応できるが、踏み付けられない距離からでも放ってくるので、単純にジャンプするだけでもオーケー。
また、遠くに走ってから、こちらに突進してきて大ジャンプし、掴み攻撃を放ってくることもある。この掴み攻撃は非常に回避しにくいので、獅子猿が遠くへ走り出したら、できるだけ離れよう。近くに木があるなら、事前に鉤縄を使って遠くへ離れるのもアリ。
覚えておくと役立つのは、葦名流の流派技“一文字”。獅子猿の隙を突いてヒットさせると高確率で怯み、その後も何度か怯み続けて攻撃チャンスが生まれる。
しかし、怯みが終わると後ろに逃走し、ジャンプ掴み攻撃を仕掛けてくることが多い。壁際などにいて距離を離せない場合は食らう確率が高くなってしまうので、怯ませたら自分の逃げ道は確保しておくべし。
有効な忍具は“爆竹”か、油と併用して使う“火吹き筒”だ。どちらも、決めれば大きな隙が生まれて大ダメージを与えられる。短時間で使用すると怯まないことが多いので、ふたつの忍具を交互に使っていくと、獅子猿の行動をほぼ封殺できる。
ただし、この後に待ち構える獅子猿(首無し)戦でも忍具はかなり活躍するので、何度戦っても勝てない人は、苦手なほうの獅子猿戦で形代を消費するように。
獅子猿(首無し)(必要忍殺回数1)
アクロバティックな攻撃をくり出す獅子猿とは違い、刀によるシンプルな連撃を仕掛けてくるのが、首無しバージョン。刀攻撃を弾きつつ反撃していると、刀をゆっくりと持ち上げて振り降ろし攻撃を放ってくる。
この振り降ろし攻撃を弾ければ首無しが体勢を崩し、攻撃チャンスが生まれる。いかに弾きを決めるかが、首無し獅子猿攻略のポイントとなる。
首無し獅子猿のガード不能攻撃は、ふたつある。ひとつは、近距離にいるときにおもむろに仕掛けてくる下段攻撃。動作はわかりやすいので、ジャンプ踏み付けの用意をしておこう。
また、大きくジャンプした後、急降下してから下段攻撃を放つ攻撃もくり出す。こちらの下段攻撃を踏み付けると、大ダメージを狙える振り降ろし攻撃を仕掛けてきてくれるので、踏み付けを積極的に狙うこと。
近距離で首無し獅子猿が息を吸い込みはじめたら、即座にダッシュで遠くへ離れよう。怖気属性の赤いオーラを周囲にまき散らす攻撃をまともに食らってしまうと、狼は一気に倒されてしまうからだ。
有効な忍具は、仕込み槍と仕込み傘。仕込み槍は、首無し獅子猿が体勢を崩した際に引き込み攻撃を使うと、獅子猿の中にいる蟲を引き出して大ダメージを与えられる。
3~4回引き出せれば、そのまま忍殺が可能となるので、楽に倒したい場合は狙うべし。
また、仕込み傘を構えていると、怖気属性の赤いオーラ攻撃を完全に無効化できる。必須ではないものの、事前に離れるのが難しい場合は使うといい。