2018年9月20日(木)から9月23日(日)まで、千葉・幕張メッセにて開催中の、東京ゲームショウ2018(20日・21日はビジネスデイ)。開催2日目となる21日、アークシステムワークスブースでは『キルラキル ザ・ゲーム -異布-』の関係者が勢ぞろいしたトークステージが行われた。本記事ではその模様をリポート。

流子ちゃーーーーーーん!!!!!!!!!! また来たよーーーーーーーーーーーー!!
すごいよーーーー!!! 1日目よりも人が集まってるよーーーーー!!! 40分待ちだよーーーーーーーーーーー!!!!
美人のお姉さんもいるよーーーー!!
あーーーーっ!!! すしおさんだよーーーーーーっ!!!!
食べられるよーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!

 マコちゃんどんどん騒がしくなってない!? え、えーと……、2018年9月20日(木)から9月23日(日)まで、千葉・幕張メッセにて開催中の、東京ゲームショウ2018(20日・21日はビジネスデイ)。開催2日目となる21日、アークシステムワークスブースでは『キルラキル ザ・ゲーム -異布-』の開発陣とアニメスタッフが集結したトークステージが開催された。

 このステージには、本作のプロデューサーであるアークシステムワークスの山中丈嗣氏、開発ディレクターを務めるエープラスの溝田英明氏が登壇。さらに、『キルラキル』を制作したアニメ制作会社・トリガーより、 クリエイティブオフィサーの若林広海氏と、キャラクターデザイン&総作画監督のすしお氏が登壇し、さまざまなトークをくり広げた。

山中丈嗣氏、溝田英明氏
若林広海氏、すしお氏

 テレビアニメ放映後から5年が経過し、そこからゲーム化の実現となったことを素直に嬉しいと語る若林氏&すしお氏。初日に開催されたステージでもすしお氏の監修がスゴいと話題にあがっていたが、若林氏は「逆にここまでやってくれるのはアークシステムワークスさんとエープラスさんだけですよ! 僕らみたいな面倒なチームの監修を、ここまで聞いてくれるなんて!」と開発陣を称賛。すしお氏は「赤入れは俺からの挑戦状です」と、本気で取り組んでいることをアピールしていた。

 今回のステージでは、すしお氏がステージ上で、実際に監修を行っている様子を生披露することに。試遊版で体験できる纏 流子&鬼龍院 皐月の“戦維喪失奥義”は、じつはまだ未監修の演出とのことで、それらを実際にすしお氏に見てもらうことに。

 トレース台に上にスクリーンショットと紙を置き、えんぴつや赤ペンで細かく修正を生入れしていくすしお氏。貴重な作業風景ということもあり、観客たちも食い入るように見つめていた。すしお氏は非常に集中した様子で、2枚のスクリーンショットへ熱心に赤入れ。細かなところまで、何度も何度も描き込みを加えていった。

 そして赤入れが終了! 皐月のほうは、腕の肉付きや刀の握り。とくに手の力の入れ具合を見ている模様。また、髪の毛や刀の鞘に付いた紐、戦維喪失する際の布など、揺れ動くものに息吹を吹き込んでいるようだった。流子はおもに顔と、腕まわり。やはり腕と手は非常に気にされているようで、力を込めて握っていることがわかるようにすべきだと指摘しているようだった。これをもとに、エープラスのスタッフたちがさらなる修正を行うそうだ。なお、赤入れ完成版イベント終了後に撮影させていただいたので、以下に掲載する。

 さて、すしお氏が監修を行っているあいだ、ステージでは本作の開発エピソードも同時に展開。本作の開発がスタートしたのは、アークシステムワークス取締役の森利道プロデューサーが、『キルラキル』を見て「おもしれー!」とツイートしたことがきっかけ。もともと『キルラキル』をゲーム化してくれる会社を探していたトリガーのスタッフがそのツイートを見て、アークシステムワークスに打診したのが始まりだという。

 若林氏もゲームがどんどんカタチになっていくのが見ていて楽しかったそうで、猿投山 渦&蟇郡 苛などは強烈なキャラクター個性があるものの、じつはアニメ本編では出番が少なめ。そんなふたりを360度自由な角度から見れるようになったのは、原作サイドとしても新鮮で楽しかったと若林氏は語る。

 そしてここで、今回初披露(正確には海外イベントで少しだけ語ってしまったそうだが)となるストーリーモードについての新情報が飛び出した。本作は纏 流子が主人公なのではなく、鬼龍院 皐月が主人公の物語。メインビジュアルなどがすべて皐月だったのも、主人公だったからなのだ。ストーリーは原作と同じく、中島かずき氏の書き下ろしストーリーで、原作を別の視点から描き、原作とは違ったストーリー分岐をみせ、『キルラキル ザ・ゲーム -異布-』のタイトルにもある“if”の物語が描かれるという。トリガー側としては、完全にテレビアニメ第2シーズンを作る気合で挑んでいるそうだ。

 さらに、本編では描かれなかった神衣純潔の新形態“純潔神髄(じゅんけつしんずい)”も登場。こちらはステージでシルエットのみが公開された。なお、山中氏&溝田氏いわく、“いろいろな意味で興奮しちゃうデザイン”となっているそうだ。

 また、本作のBGMはキャラクターごとにオリジナル楽曲が用意されており、バトルのクライマックスと、“血威圧倒”発動時には曲がアップテンポなものになるため、ひとり3曲ずつ持っているということになる。また、原作のBGMも使用されているそうで、10曲前後が収録されるのだとか。さらに、試遊版のタイトル画面では藍井エイルさんが歌う『キルラキル』の主題歌『シリウス』が流れる。山中氏は完成版の際にも「“藍井エイルさんの歌う楽曲”が流れると思いますよ」と語っていた。そのまま主題歌? それとも新曲……!?

 トークの後にはすしお氏VS若林氏による生対戦も披露され、対戦後に若林氏は「完成が待ち遠しい! 早くつぎのキャラクターを見せてください!」とワクワクしている様子。すしお氏は「エフェクトもカッコよくなってて、素晴らしい!」と称賛を送る。珍しく褒められたとのことで、山中氏&溝田氏もかなり喜んでいる様子だった。

ちなみに蟇郡は最大6倍まで巨大化するとのこと(笑)。

 最後には10月6日より放映がスタートするトリガーの最新作アニメ『SSS.GRIDMAN』の告知もされ、イベントは終了となった。

 なお、一般公開日となる9月22日には本作のエキシビションマッチステージが、23日には出演声優陣が登壇するトークステージも行われる。ファミ通.comでは、23日のトークステージもリポートする予定なので、そちらもお楽しみに!