2018年9月20日(木)から9月23日(日)まで、千葉・幕張メッセにて開催中の東京ゲームショウ2018(20日・21日はビジネスデイ)。初日となる20日にカプコンブースで行われた『バイオハザード RE:2』スペシャルステージの模様をお届けする。
本作は、1998年に発売された『バイオハザード2』を、『バイオハザード7 レジデント イービル』で使用されていた“RE ENGINE”でフルリメイクした作品。ステージに登壇したプロデューサーの平林良章氏と神田 剛氏によると“懐かしくも新しい”をコンセプトに、最新の技術を用いて“ストーリーやゲーム体験をゼロから再構築している”とのこと。
これらを言葉で説明するよりも映像を見たほうが伝わりやすいということで、さっそく実機プレイへ。プレイする場面は、今年のE3(※)に出展されていた、ラクーン警察署を探索するレオン編。レオン編の詳細な内容は以下のリポート記事をチェックしていただくとして、ここでは平林氏と神田氏から解説されたポイントを紹介する。なお、今回のステージで使用されたのは、CEROレーティングD(17才以上推奨)に準拠した表現の『バイオハザード RE:2』。さらに深いホラー体験を求める人に向けて、CEROレーティングZ(18才以上のみ対象)に準拠した表現の 『バイオハザード RE:2 Z Version』も発売される。
※E3……エレクトロニック・エンターテインメント・エキスポ。毎年6月ごろにアメリカ・ロサンゼルスで開催される世界最大のゲーム見本市。
- 警察署のレイアウトは再構築されている
- 『バイオハザード』シリーズおなじみの謎解き要素も存在
- グラフィックはフォトリアルを目指して細部に至るまで作り込んでいる
- セーブは、インクリボンで回数を制限することなく、何度でも行える
- 原作ではトイレが登場しなかったため、再構築の際に追加した
- やみくもに攻撃するのではなく、ゾンビの足を撃って転倒させたりして、行動を制限するのも攻略のコツ
- 原作とは違ったストーリー展開も
レオン編の実機プレイを終えると、本作のもうひとつの魅力である“ドラマ”に焦点を当てた、東京ゲームショウ2018で初公開となる最新PVを上映。
映像には、主人公のレオンとクレアのほかに、逃げ込んだ警察署内の数少ない生存者“マービン・ブラナー”、過酷なサバイバルの中、クレアが出逢う少女“シェリー・バーキン”、巨大製薬企業アンブレラのエリート研究者であった男“ウイリアム・バーキン”、そして、ラクーンシティでレオンが出逢った謎めいた女性“エイダ・ウォン”の姿も!
続いて、“ドラマ”に関する重要なシーンも登場するクレア編の実機プレイへ。クレア編は、探索がメインだったレオン編とは違い、グレネードランチャーをはじめとする武器を駆使した、大迫力の戦闘シーンが展開された。そして、最後にラクーン警察署の署長である“ブライアン・アイアンズ”が原作とは違う形で登場したところで、クレア編の実機プレイは終了。このことについて、神田氏は「原作をプレイした人でも驚きを感じてもらえるような作りになっています」とアピールした。
※クレア編の詳細は以下の記事をチェック
そして、関連グッズ紹介を行った後、平林氏と神田氏からファンにメッセージが送られ、『バイオハザード RE:2』スペシャルステージは幕を閉じた。