『NBA 2K18』ハンズオンリポート シリーズ最大級の新要素+変更点を発売前にチェック!

2017年9月19日に発売を控えたバスケットボールゲーム、『NBA 2K18』。その発売に先駆け、2Kジャパン本社にて同作のメディア向けハンズオン(体験会)が行なわれた。ここではシニアプロデューサー、エリック・ベニッシュ氏の口から語られた新情報を中心に、『NBA 2K18』の注目ポイントを紹介していく。

 2017年9月19日に発売を控えたバスケットボールゲーム、『NBA 2K18』。その発売に先駆け、2Kジャパン本社にて同作のメディア向けハンズオン(体験会)が行なわれた。ここではシニアプロデューサー、エリック・ベニッシュ氏の口から語られた新情報を中心に、『NBA 2K18』の注目ポイントを紹介していく。

▲この日のハンズオンではエリック氏のプレゼンテーション、PS4版『NBA 2K18』のゲームプレイ、そしてメディア個別のインタビューが行なわれた。

注目ポイント1 選手のグラフィック、動きの進化

 『NBA 2K』シリーズは元々、選手の表情や動き、試合会場の再現度といったグラフィックに定評のあるタイトルだが、『NBA 2K18』では“レーザースキャン”を使ってさらにリアリティーを追求。NBAに所属する全選手の全身をスキャンすることで、これまでは再現しきれていなかった骨格や筋肉の厚み、手足の長さ、タトゥーの濃さといったディテールを再現することに成功している。

▲前作『NBA 2K17』との比較画像。肩まわりや胸の筋肉など、体つきの違いが一目瞭然。

▲ユニフォームやサポーターといった、選手が身に着けているウェアもレーザースキャンでデータが取られており、アップで見ると生地の素材感までわかるほどに作りこまれている。

 さらに選手ごとの体格が忠実に再現されたことは、ゲーム性にも影響を与えている。「ウイングスパン(腕の長さ)が違うと当然ボールへのアプローチも変わる」(エリック氏)ため、リバウンドやパスカット、ボールをキープする際の動き、そしてそのアクションの成功率も選手の体格によって変化。また、体格差のある“ミスマッチ”なマッチアップが起こった際の有利不利も、より実感しやすくなっている。
 体格の違いと同様に選手の挙動に大きな影響を与えているのが、選手の個性を活かそうとするAIの判断。『NBA 2K18』ではドリブルの得意な選手がボールを持つと、ドリブルでの突破が狙えるようほかの味方は離れたり、3ポイントシュートが得意な選手がボールを持つと密着マークでシュートを妨害するなど、状況に応じたポジショニングを自動で取る。フィジカルとテクニックの両面で選手のよさが現れやすくいゲームバランスになっていると言えるだろう。

▲AIが適切なポジショニングを取らせてくれるため、過去作よりも敵をフリーにして無抵抗でやられるケースは少なくなったように感じた。AIには選手の個性だけでなく、プレイヤーの“クセ”を活かそうとする指向も盛り込まれているとのこと。また、プレイヤーの手動で攻撃時、守備時のポジショニングを設定することも可能だ。

注目ポイント2 新モード“ネイバーフッド”

 『NBA 2K18』でもっとも注目を集めるであろうものが、このネイバーフッド。前作まではシングルプレイ専用だった、NBAのスターになるまでのストーリーを体験しつつ主人公を育成する、MyCAREERがオンラインマルチプレイにリニューアル。“ネイバーフッド”と呼ばれる街(オープンワールド)にプレイヤーが集まり、主人公の育成をしながら、バスケットボールにまつわるさまざまな遊びを楽しむゲームモードになった。

 今回は製品版が発売される前のハンズオンだったため、“全世界のプレイヤーとの協力対戦プレイ”は当然ながら体験できなかったが、ネイバーフッド内にある施設の多くは利用可能だった。その一部を紹介しよう。

▲オンラインマルチプレイが可能になったとはいえ、ゲームの基本となる目的や進めかたはMyCAREERを踏襲。主人公の能力値を上げ試合で結果を残すことで、ストーリーが進行していく。

▲ネイバーフッドにはシューズ、服、アクセサリーを購入できるショップがあり、外見をカスタマイズできる。バスケットシューズやトレーニングウェアには、実在のメーカーのアイテムも多数用意されている。

▲各種衣装のバリエーションはかなり豊富。街の雰囲気に溶け込めるカジュアルな服装、オフィシャルグッズで全身を固めた試合帰りのファンのような姿、製品版発売後に街が人で溢れかえってもひと目で分かる派手なパリピ風コーディネートなど、多種多様なカスタマイズが可能だ。

▲ヘアカットやタトゥーなど、肉体そのものをカスタマイズするショップも存在する。

▲NBAにまつわるトリビアが出題されるクイズや試合の勝敗予想、フリースローのポイント勝負など、ミニゲームも充実。

▲主人公の能力を向上させるための施設が街に点在しているのも特徴。屋内の施設ではフィジカルやプレイの精度を高める個人練習が行なえ、屋外ではほかのプレイヤーとストリートバスケで対決できる。

▲プレイヤーひとりひとりに与えられる、バスケットコートつきのプライベートルーム。個人練習が行えるほか、リビングのソファに座るとネイバーフッド内から『NBA 2K18』をプレイする“メタ”な遊びも味わえる。

注目ポイント3 あらゆる要素のボリュームアップ

 ネイバーフッド以外にも、前作から大きくパワーアップしたゲームモードは存在する。ここでは『NBA 2K18』で導入された新要素を中心に、各種ゲームモードの進化した点を見ていこう。

・オールタイムチームの参戦
 現行シーズンのNBAチームに加え、90年代のシカゴブルズ、2000年代前半のレイカーズといった、バスケットボールの歴史に残るクラシックチームが充実しているのも『NBA 2K』シリーズの特徴だが、今年はさらなるドリームチームが登場。活躍した年代を問わずそのチームで活躍した選手が集まった、“オールタイムベスト”なレジェンドチームでプレイできる。

▲オールタイムチームはNBAに所属する30チームそれぞれに用意される。

▲クラシックチームの収録数も大幅に増加。現役、クラシック、オールタイム、すべて合わせるとその数はなんと92チーム。

・MyGMのドラマ性を強化
 チームの運営、選手の獲得などマネージメントを楽しむモードMyGMに、プレイヤーの分身となる主人公を用意。チームを強化運営していく中で、さまざまなイベントが発生し、ストーリーも同時に進行していく形式になった。
 ゲームとしてのドラマ性を高める一方で、現実のNBAにより近づけるための取り組みも忘れてはいない。MyGMに加えてMyLEAGUEのレギュレーションに、2017年度に改定された団体交渉協約を適応させ、プレイ中に起こる選手の獲得や移籍などにリアリティーを加えている。
 選手獲得にまつわるルールがより本格化。現実顔負けの分析ツールなど、プレイヤーの助けになる機能も新たに導入されている。

▲主人公はGMデビューを果たした元選手になってチームを運営。

・My TEAMのバリエーション強化
 カードパックから選手を購入してオリジナルチームを作成し、CPU戦やオンラインでの対人戦を行なうMy TEAMもパワーアップ。サラリーキャップを設けてチームの総合力を均等にした中で実力を競う“スーパーパック”、決められたカードパックの中から選手を選んで対戦するTCGのドラフトルールのような形式の“パック&プレイオフ”といった、変則的なルールが追加されている。
 自分のチームの資産、カードのレアリティをあまり気にせずに楽しめるルールが増加したとの印象だ。

▲ビジュアル面では選手のサインが刻印された、シグネチャーカードの登場が注目ポイント。