会期中にマイクロソフトブースで『Cuphead』を体験する機会があった。『Cuphead』と言えば、2015年にID@Xboxのタイトルとして発表されて大きな話題を集めた、Studio MDHR開発によるXbox One、PC向け2Dアクションゲーム。

●『魂斗羅』、『ガンスターヒーローズ』、『ロックマン』などにインスパイアを受ける

 2017年8月22日~26日(現地時間)、ドイツ・ケルンメッセにて、ヨーロッパ最大のゲームイベントgamescom 2017が開催。会期中にマイクロソフトブースで『Cuphead』を体験する機会があった。『Cuphead』と言えば、2015年にID@Xboxのタイトルとして発表されて大きな話題を集めた、Studio MDHR開発によるXbox One、PC向け2Dアクションゲーム。先ごろ行われたE3 2017ではついに9月27日に発売されることがアナウンスされ、あとは発売日を待つばかりの状態となっている。

▲マヤ・モルデンハウアー氏。

 『Cuphead』が注目を集めた最大の理由は、その独特のアートスタイル。1930年代のカートゥーンのビジュアルでそのままプレイできるということで、「こうきたか!」と、発表当時驚きを覚えたのは記憶に新しい。主人公が“カップヘッド”という斬新さにも心を惹かれたものだ。まあ要は、インディーゲームらしい独創性に溢れた1作だったわけだ。と、見た目に関心が向きがちな『Cuphead』ではあるが、その中身はしっかりと作り込まれたアクションゲーム。プレゼンを担当したStudio MDHRのアーティスト兼プロデューサーのマヤ・モルデンハウアー氏は、「1930年代のカートゥーンタッチのアートスタイルと、1980年代のレトロゲームが結婚した作品です」と説明。具体的に影響を受けたゲームとして『魂斗羅』、『ガンスターヒーローズ』、『ロックマン』などのタイトル名を挙げてくれた。つまりは歯応えのあるゲームプレイを志向しているというわけだ。

 いわゆる“ラン&ガン”(走って撃つ)スタイルの本作は、しゃがみやジャンプなどを交えながらステージを進み、2種類のガンを使いわけつつ、適宜強力な“EX SHOT”を交えて敵を攻撃していくというものだ。難易度の高いボス戦も大きな特徴のようで、ちょいと試遊させてもらった記者も、何度心が折れそうになったことか。つぎの取材の時間を気にしつつも、何度でも再挑戦してしまいたくなってしまうのは、絶妙なバランスのゆえなのだろう。頭上からニンジン爆弾を降り注いできたり、眼光鋭い光線を放ってくるニンジン風のボスをようやく倒したときは、スタッフの方に肩を叩かれ、「よくやったね!」と祝福の言葉が。記者も輝かんばかりの笑顔を返していた。

 おうちでじっくりあそんでみたいと思わせる『Cuphead』は、うれしいことに日本での配信も決定している。金額は2350円[税込]で、楽しみな1作です。

 さて、今回のgamescom 2017に合わせて、最新画像とともに秘蔵の設定資料集も公開されたようなので、以下にご紹介していこう。