『Crackdown 3』未来を舞台にしたオープンワールドアクションの爽快さと自由度の高さはさらにスケールアップ【E3 2017】

ここでは、会期中にマイクロソフトブースで行われた『Crackdown 3』のプレゼンをもとに、同作の詳細に迫ってみよう。

●未来という設定がもたらすさらなる自由度の高さと爽快感

 2017年6月13日~15日(現地時間)、アメリカ・ロサンゼルスのコンベンションセンターにて、世界最大規模のゲーム見本市、E3(エレクトロニック・エンターテインメント・エキスポ)2017が開催。ここでは、会期中にマイクロソフトブースで行われた『Crackdown 3』のプレゼンをもとに、同作の詳細に迫ってみよう。なお、プレゼンテーションは、エグゼクティブプロデューサーのスティーブ・プリチャード氏とデザインディレクターのギャレス・ウィルソン氏が担当した。


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▲エグゼクティブプロデューサーのスティーブ・プリチャード氏(左)とデザインディレクターのギャレス・ウィルソン氏(右)。

 『Crackdown 3』は、2007年に1作目が発売されたオープンワールドアクションのシリーズ3作目。プレイヤーは、特殊強化を受けた人造サイボーグの“エージェント”として、街にはびこる悪の組織を壊滅していくことになる。その世界観はシリーズで継続されており、2010年に『Crackdown 2』が発売されて、7年ぶりにリリースされる今作が3作目ということになる。


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 まずは開発体制について言及しておくと、本作の開発を担当しているのは、Sumo DigitalとReagent Games。Sumo Digitalは『ソニック&オールスターレーシング トランスフォームド』や『リトルビックプラネット 3』などを開発したイギリスのスタジオだ。1作目の開発を担当したのが、『グランド・セフト・オート』などを手掛けたスタッフが集結したReal Time Worldsで、2作目の開発がReal Time Worldsのスタッフが中心になって設立されたRuffian Gamesなので、なかなかに動きの多いタイトルとなっている。『グランド・セフト・オート』の主要スタッフであったデイブ・ジョーンズが、1作目に引き続き本作のディレクターを担当しているようだ。

 なお、本作は日本版のタイトルは『ライオットアクト』となっているのだが、じつはまだ国内発売は正式決定していない。そのため、本稿では便宜上オリジナルタイトルの『Crackdown 3』で表記させていただくことにする。


 シリーズ3作目となる本作では、時間軸的には『Crackdown』の未来ということになっている模様。ただし、『Crackdown 2』とは別のタイムラインのようで、設定なども微調整されているようだ。『Crackdown 2』に出てきたクリーチャーの“フリーク”は、現時点では明らかにされていない(単に情報が公開されていないだけかもしれないが)。

 シングルプレイによるキャンペーンモード、最大4人が参加しての協力プレイモード、そして複数人参加のマルチプレイヤーバトルモードの3種類が用意されている本作。今回のプレゼンでフォーカスされたのは、キャンペーンモード。ターゲットとする仕留めるまでが紹介された。E3会場での試遊も、「10分間好きに遊んでくれ!」というスタイルだったが、“自由度が高く爽快なゲームプレイを実感してほしい”というのが根底にあるようだ。記者も試遊を体験してみたのだが、ゲームプレイの爽快感は相当なもの。爽快さということでは、“特殊強化された人造サイボーグ”が果たす役割が大きいと思うのだが、気持ちよくジャンプして、気持ちよく攻撃できる。破壊力抜群の近未来の武器も楽しい。


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 自由度ということに関しても、本作は際立っており、基本街の至るところに行ける。もちろん建物すべてに上ることが可能で、「1.2キロの高さがあるタワーにも登れるので、世界で一番高い建物(828メートルのブルジュ・ハリファ)を上回る体験ができますよ。ゲーム内ですが」という。さらに、「とくにコースは設定していないので、自分の好きなタイミングでプレイすることができます。ボスに直行することも可能なんです」というから、ゲームプレイの幅も相当広がりそうだ。なお、本作のマップは過去2作の2.5倍とのことで、マップの広さは進行具合によって変わっていくという。


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 デモでは、敵を倒すことで武器を入手したり、マップの特定の箇所で“オーブ”を入手して、スキルを上げていくといったゲームプレイを確認できた。デモプレイの最後では、爆発するヘリコプターの衝撃に紛れてボスがあっけなく倒されてしまい、プレイを担当していたギャレス・ウィルソン氏からは、「ごめんなさい」と謝りの言葉が。おそらく、ボスと1対1の関係になって、かっこよく倒すプレイを披露したかったのだろうと思われるが、むしろこれも『Crackdown 3』の自由度の高さゆえとも思われる。


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 さて、『Crackdown 3』で1点注目したいのが、本作がMicrosoft Cloud対応タイトルであるということ。一部報道では、マルチプレイの破壊パートなどに活用されているとのことだが、どのようなテクノロジーが駆使されているのか、注目だ。

 “Xbox E3 2017 Briefing”で明らかにされたとおり、『Crackdown 3』は欧米ではXbox One Xのローンチと同時の11月7日にリリースされる。前2作は日本でも発売されているので、本作の国内発売も大いに期待してよいのではないだろうか。


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