2016年3月22日、東京・新宿にてカプコンは『バイオハザード』の誕生20周年を祝うパーティーを開催。シリーズの歴史を振り返るとともに、20周年を記念した数々のコラボグッズや企画を発表した。パーティーの後半にはシリーズのファンとして名高いタレントの鈴木史朗氏も登場し、トークを披露した。

●口コミなどで広がっていった『バイオ』の魅力

 2016年3月22日、東京・新宿にて、カプコンは『バイオハザード』の誕生20周年を祝うパーティーを開催。シリーズの歴史を振り返るとともに、20周年を記念した数々のコラボグッズや企画を発表した。パーティーの後半にはシリーズのファンとして名高いタレントの鈴木史朗氏も登場し、トークを披露した。

 パーティーの冒頭で登場したシリーズプロデューサーの川田将央氏は、モノクロのいわゆる“振り向きゾンビ”の顔マークをあしらったTシャツを着込んで登壇し、このロゴを20周年のシンボルとしてアニバーサリーイヤーを祝っていくと宣言。

 続いて紹介されたのは、20周年を記念して制作されたというイラストだ。

 ジル・バレンタインを中央に、レオン、クレア、クリス、レベッカ、ウェスカー、エイダ、そして追跡者&タイラントなど、シリーズを彩るキャラクターたちが描かれた『バイオハザード』シリーズを象徴する1枚。燃え盛る背景にはゾンビやゾンビ犬も描かれている。こちらは大型F6判、F3判のキャンバスアートとしてシリアルナンバー入りで6月に発売される予定とのこと。すでにイーカプコンのイーカプコン バイオハザード20周年記念サイトにて予約が開始されている。

※イーカプコン バイオハザード20周年記念サイト

 このサイトは3月22日の15時からオープンしており、さまざまな情報が提供されるほか、開発者からのビデオメッセージなども楽しめる。

 ここでステージは『バイオハザード』シリーズの歴史を振り返る展開に。スクリーンに合わせ、川田氏のコメントを添えてお届けしよう。

 シリーズ1作目は1996年3月22日発売。「当初はコアなユーザーのあいだだけで話題になっていたこのジャンルだが、口コミの効果もあって一気に拡散した。シリーズの原点で、当時これほどリアルにゾンビを表現したゲームはなかった」(川田氏)。

「世界中で多くのファンに支持され続けている『バイオハザード2』、追われる恐怖をダイナミックに描いた『バイオハザード3』、巧みなシナリオ展開が絶賛された『バイオハザード コード:ベロニカ』。シリーズが盤石に育ち、世界中のユーザーに広がっていった時代」(川田氏)

 中央はポール・アンダーソンが監督、ミラ・ジョヴォヴィッチが主演して大ヒットとなったホラーアクション映画。「『バイオハザード』の怖さを表現しつつ、そのアクション性も非常に受けたタイトルだったのではないでしょうか」と川田氏。リメイク版および前日譚の『0』については「CG技術としては当時かなりのものを投入しており、当時“生感”というテーマで、生々しさをいかにゲームで表現するかを掘っていった作品」と語った。

バイオハザード4』はカメラの視点、操作性など、ゲームの根幹を変えるという一代改革をなし遂げた作品。「グラフィックも強化されたが、主人公が『バイオハザード2』のレオンであったり、シナリオにも広がりを感じさせるタイトル。ファンの方からは大きな反響をいただいた」(川田氏)。

 「CG映画という新たな舞台や、最新ハードでくり広げられるダイナミックな展開に、全世界が熱狂しました。CG映画はカプコン初だと思いますし、『バイオハザード5』は当時の最新ハードで、どこまでグラフィックを追求できるか、ゲーム性を求められるか、初めてCo-opシステムを導入。ネットワークで協力して皆さんに新しい局面を提示できた」(川田氏)。

「『リベレーションズ』では原点回帰ということで、ホラー演出を徹底強化。『バイオハザード6』はスケールを増して、キャラクターが一堂に会する新しいタイトル。国内100万本以上のセールスを達成できた」(川田氏)。

 ユニバーサル・スタジオ・ジャパンとの協力で開催された、迫真のサバイバルアトラクション。大ヒットを受けて翌年にも登場。「銃を使って迫り来るゾンビを撃退する、目新しさがよかったのでは」(川田氏)。

 ユニバーサル・スタジオ・ジャパンとともに、脱出ゲームで有名なSCRAPと協同展開された、体感型脱出アトラクションが『バイオハザード・ザ・エスケープ』。一方『リベレーションズ2』では、ストーリー新章をつぎつぎ更新していく“エピソディック配信”を採用。「予測できないシナリオ展開に多くのファンの方が虜になったのでは」(川田氏)。

 そして2016年は、『バイオハザード・ザ・エスケープ2』が開催中。さらに対戦型シューターを『バイオハザード』の世界で表現した『アンブレラコア』など、「チャレンジは引き続き行っていきます」(川田氏)。

 この中から川田氏は最新タイトル『バイオハザード アンブレラコア』をピックアップ。ハイテンポな近接戦闘などの特徴を挙げつつ、最新のセカンドトレーラーが流された。

 さらに20周年プロジェクトの一環として、シリーズの中から『4』、『5』、『6』がプレイステーション4とXbox One向けに、高解像度化&高フレームレート化され、配信されるという情報が明かされた。最速の配信は『6』の3月29日配信。こちらは既報に詳しい。

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