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- 【連載第2回】独自の戦闘システムやパーク、価格交渉がおもしろい!
どうも! ライターのQマインだ! 今回は、ストーリーイベントを進めつつ、戦闘やパーク、価格交渉といった本作独自のシステムに触れていこうと思う。
貴族のボンボン、ハンス卿を叩きのめす!†
ラジク卿に剣が奪われたことを伝えたヘンリーは、剣を取り戻すためにラジク卿の従者にして欲しいと頼み込む。ハンス卿は厚かましいとヘンリーを非難するが、ラジク卿はヘンリーの忠誠心を見込み、従者になることを許した。
ヘンリーが運び込まれたのは、テレーザの叔父・ペシェクが経営するラッタイの製粉所。ヘンリーは、ここで2週間、死の淵を彷徨っていたのだ。ちなみに、ラッタイでは、襲撃から逃げ延びたラジク卿やスカリッツの村民が暮らしている。 |
ラッタイの次期統治者であるハンス卿(左)、ハンス卿が統治者になるまで後見人を務めるハヌシュ卿(中)、スカリッツの領主のラジク卿(右)。 |
兵士となったヘンリーの最初の仕事は、ラッタイで揉めごとを起こすスカリッツ民の対処。だが、その前に兵士としての最低限の能力を身に着けるために、バーナード卿から剣術と弓術を教えてもらうことに。
スカリッツでも習った剣術の基本に加え、相手の攻撃を防ぐ“防御(ガード)”、相手の攻撃に対してタイミングよく防御する“完全防御(パーフェクトブロック)”、相手の攻撃をかわす“回避”、攻撃の直前で攻撃方向を変更する“フェイント”を教授してもらえる。とくにパーフェクトブロックとフェイントはかなり重要!
中央のカーソルが緑色に変化したタイミングでガードを行うとパーフェクトブロックが発動。持久力を消費せずに相手の攻撃を無効化できる。さらに、突き攻撃のチャンスも得られるので積極的に使っていくといい。 |
お次は弓術を学ぶ! 照準を合わせて矢を放つだけと思いきや、このゲームに照準(レティクル)は存在しない! R2を長押しで弓を引き、R2を離すと矢を放つ。操作自体はシンプルなのだが、照準がないため、的に矢を当てることすら難しい(汗)。
何回か練習した結果、手の甲と矢の先端の位置を参考にしながら狙いを定めるという方法を会得。的に対して下記の画像の位置で矢を放つといい感じ。
R2を長押ししている間は持久力を消費する。持久力が減っていくと構え中のブレ幅が広がり、狙いを定めるのが難しくなる。弓を引いたらなるべく早めに矢を放つほうがいい。 |
弓術の練習をしている最中、隣で練習していたハンス卿に喧嘩を吹っかけられるヘンリー。ふつうなら貴族相手なのでこらえる場面なのだが、ハンス卿の態度が気に入らないヘンリーは、彼のことを「金持ちの家に生まれたボンクラ」と言い放つ。これには、バーナード卿も汗びっしょり。しかし、ハンス卿はそんな威勢のいいヘンリーに弓術勝負を提案。勝てばハンス卿の弓がもらえるとのこと。
次期統治者が相手でも怒りをあらわにしてしまうヘンリー。まだまだ若い。 |
ハンス卿とのアーチェリー対決がスタート。最後に矢を放ったほうに3ポイントが追加されるため、時間をかけずにテンポよく当てていくことが重要。ちなみに直前でセーブが入っているので、結果に納得いかない場合は、ロードすればすぐにアーチェリーから再開できるぞ。筆者は、10対7でハンスに勝利!(じつは3度目の正直だった)。
落馬で腕がなまっているという言い訳をするハンス。「いやー情けない! 素直に負けを認めたらどうだ!」とか思いつつ(自分は何度かやり直したけど)、ニヤニヤしていると、ハンスは真剣を使った剣術勝負も挑んできた。受けて立とうじゃないか!
先ほど覚えたパーフェクトブロックやフェイントを駆使して、ハンス卿を容赦なく斬りつける。しかも真剣なので血のエフェクトが激しい。あまりの出血量に「コレ、勝ったら逆にダメなんじゃ?」と、不安に思いつつも連続攻撃を浴びせてあっさりと勝利。酔っぱらい(前回参照)のほうがよっぽど強い! さすがに弓術と剣術、両方で負けてしまったので素直に負けを認めるしかないハンス卿(ざまぁ)。無事ハンス卿の弓をゲットした。
ハンス卿の弓は、かなりの威力。売っぱらうとしても高額なので(ゲス顔)、ぜひゲットしておきたい。 |
武器購入とパーク習得、そして兵士としての初仕事†
さすがにスカリッツ周辺で拾った折れた剣のままではみっともないので、武器を購入することに。本作には、剣(ロングソード、ショートソード、ハンティングソード)、メイス、斧があり、好きな武器を自由に扱える。筆者は剣術練習で使ったロングソードをチョイス。しかし、値段がちょっと高かったので価格交渉に挑戦!
価格交渉では、画面の端に表示されるバーを調整して、価格の提示を行う。あまりにも安い価格を提示すると評判が下がり、価格が高騰することもあるので、もとの金額から近い価格帯で交渉するのがオススメ。
購入時だけではなく、売却時にも価格交渉可能。小まめに交渉してお金を貯めよう。 |
武器も新調したついでにパークも習得してみよう。パークは、各分野のレベルアップ時に獲得したポイントを消費して習得する特殊技能で、さまざまな能力が用意されている。ひとしきり眺めていると筋力の中に、自分の運搬最大重量が15ポンド増加する“騾馬1”を発見。貧乏性でなんでもかんでも拾ってしまう筆者にとっては神パークといえる! さっそく習得すると最大重量が83.4から98.4に(ありがたい!)
武器を新調し、パークによって強化されたヘンリー。それでは兵士の仕事をこなしていくとしよう。今回の仕事は、夜鳴鳥と呼ばれる兵士といっしょに町を巡回し、揉めごとを解決するというもの。巡回を始めと、さっそく甲冑店の前でなにやら揉めている様子。
話を聞くと、スカリッツの避難民女性が甲冑店の前で物乞いをしており、退こうとしないとのこと。補足すると、ラッタイはスカリッツの避難民の受け入れに合意したものの自分の生活は自分でなんとかしろというスタンスなため、働き口のない避難民は物乞いで生計を立てるしかなかったのだ。
スカリッツの同胞として助けるべきか、ラッタイの秩序を守るべきか、悩んだ末……郷に入っては郷に従えということで、物乞いをするスカリッツ民を追い払うことに。胸が痛むが、これも仕方がないことなのだ。
日が暮れ、夜鳴鳥から晩鐘を鳴らして酒場を閉めろという指示を受ける。鐘を鳴らし、酒場に行くとそこには……奴(ハンス卿)の姿が。「晩鐘が鳴ったので宴は終わり」と強気な姿勢を貫くヘンリー。するとハンス卿は「立場ってものをわからせてやる」と、ヘンリーに殴りかかり、農民と貴族の殴り合いが勃発。まったく、学習しない奴だ。
的確にパンチを決めて、あっさり戦闘終了。弓術と剣術に続き、殴り合いでも勝利! やっぱり貴族のボンボンは大したことないな! しかし、ここでハヌシュ卿が登場……(うわー、ごめんなさい汗)。
ハヌシュ卿は、泥まみれになって農民と殴り合っていたハンス卿を一喝。仕置きとしてハンス卿に狩りを命じた。「ざまぁ見ろ!」と思っていたら「お前も貴族に対する礼儀を学ぶためにハンスの狩りに同行しろ」とハヌシュ卿に命じられてしまう(マジっすか……)。
ついに兵士としての第1歩を踏み出したヘンリー。今後、彼は兵士としてどのような成長を遂げていくのか、非常に楽しみだ。次回はスリや闘技場といった闇稼業(?)を紹介。さらに、イベントストーリーでは、いけ好かない貴族のボンボン、ハンス卿との関係に進展が!?
(Text by Qマイン)
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