ゲームシステムやプレイ感覚はトレーディングカードゲーム風だが、見せかたが独特で目新しさがある。ボードゲーム的なギミックも盛り込まれ、運と実力のバランスが戦略のおもしろさにうまくつながっている。全体的に丁寧な作りで、プレイヤーを引き込む魅力がある一方で、見せかたとルールの独自性が高いだけに、コツをつかむまでにややこしさが。ひと勝負が長引くこともあり、少しだれる場面も。
週刊ファミ通1611号より
バトルのシステムが独特で、見た目で通常のコマンドバトルを想像していると、面食らうかもしれません。手触りはカードゲームに近く、“フワット”や“ガチット”などの仕組みを理解するほどにバトルが楽しくなります。時間が掛かるのがたまにきずですが、ボス戦はヒリヒリの激闘でとくに燃えますね。“アイデア”の強化もワクワクします。カメラの動きが遅くて、調整もできないのはもどかしいな。
週刊ファミ通1611号より
バトルのシステムは、敵の手札が見えている状態でいかに戦うかを考える、カードゲームのようなプレイ感で、これがよく練られていておもしろい。村の中を移動しながら戦うすごろく的なギミックなど、さまざまな要素が盛り込まれているのに、複雑になっていないところもグッド。かわいらしいキャラや、舞台となる村の雰囲気も好印象。1回の戦闘がちょっと長めだけど、じっくり取り組みたくなります。
週刊ファミ通1611号より
バトルは、行動を決めるコマンド形式ではあるけど、システムが画期的。定番のスタイルとは違い、主人公のアイデアをコマンド化することから始めるのが目新しい。コストや先のターンまで考えておく必要があるうえに、運も絡むので、毎回緊張感がある。若干複雑さはあるものの、親しみやすい言葉での解説に加え、アドバイスも挟まれたりと丁寧な作り。スゴロク風のフィールドも戦略性があっていい。
週刊ファミ通1611号より