クロスレビュー

平均

9.0
異世界“グリモワル”を訪れた双子の姉弟、ラァンとレェンが、『ファイナルファンタジー』シリーズのさまざまなモンスターを仲間にしながら、失われた記憶を探して冒険する。
発売日
2016年10月27日
価格
5800円 [税抜]
対応機種
PS4 他の機種を見る
ジャンル
RPG
メーカー
スクウェア・エニックス
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ワールド オブ ファイナルファンタジー(PS4)のレビュー・評価・感想情報

乱舞吉田
ファミ通公式 PS4
9

オリジナルの主人公と物語を中心にしながら、歴代『FF』シリーズの要素が散りばめられた世界が魅力的です。かわいいキャラと美麗な背景グラフィックも◎。キャラの頭身サイズを自由に変えたり、タワー型に“ノセノセ”できるシステムがユニークでおもしろい。歴代『FF』シリーズの“ミラージュ”(モンスター)たちを仲間にし、育てて戦わせたり、レジェンドキャラを召喚することが可能なバトルも楽しい!

週刊ファミ通1455号より

ブンブン丸
ファミ通公式 PS4
9

ロゴからもにじみ出ているワクワク感に、愛らしいキャラ。たまりませんね。ビジュアル面だけでなく、キャラを“ノセノセ”するバトルシステムもデキがよくて、試行錯誤をくり返しながらパーティーを組んでいくのはおもしろい。戦闘バランスも、なかなかの歯応えあり。フィールドに探索要素はあまりないものの、ストーリーなども練られていて、全体的に丁寧に作り込まれている印象を受けました。

週刊ファミ通1455号より

ウワーマン
ファミ通公式 PS4
9

随所で展開される姉弟らの掛け合いが、とにかくおもしろい。最初こそお寒いラァンのギャグも、徐々に愛おしくなってくるから不思議。『FF』シリーズがクロスオーバーする世界の冒険は、知った顔が登場するたびにニンマリ顔。つぎは誰が出てくるのか、楽しみでしかたがなかった。“ミラージュ”のノセノセプランをあれこれ考えるのは、なかなかの時間泥棒。捕獲時の解説にもほっこりさせられます。

週刊ファミ通1455号より

くしだナム子
ファミ通公式 PS4
9

まったく新しい作品としてエンジョイできました。“ノセノセ”という目新しいシステムは、見た目にも戦術的にもユニークで、同時に“ミラージュ”を捕獲する意義も高めています。一度行ったところがわかりにくいマップなど、一部に若干戸惑う面もありましたが、全体的に親切な作りで好印象。『FF』シリーズの過去作品のキャラたちがしゃべり、「こんな声だったんだ」という発見に、胸が熱くなりました。

週刊ファミ通1455号より

ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和

ファミ通公式のレビュー文、レビューアーイラスト(画像)等の無断転載・複製をお断りしています。

モグモグ
PS4 2022-06-11 21:59:19投稿
2

悪かった点
1.5等身のキャラは魅力がなく、歴代のFFキャラは召喚で呼び出すだけでパーティーに
入れられないのはつまらないと感じた。
また、今時ランダムエンカウントで戦闘のテンポも悪く、ダンジョンは特定の属性の
モンスターやアイテムがないと進めなくなるのは面倒すぎると思った。

総評
原作と同じ等身の歴代のFFキャラと一緒に冒険できるRPGにして欲しかった。

トットテルリ
PS4 2016-11-04 11:34:19投稿
7

良かった点
【戦闘が楽しい】
ノセノセ、バラバラで戦う奥深い戦闘。


アビリティのボタン配置は設定は面倒だが、慣れれば戦闘もサクサクとコマンドを選べるUI。
(設定しなくとも、一覧から選ぶことも可能です)


他にもメガミラージュをどれ入れるか。あまり使わなかったけど、セイヴァーメダルを誰入れるか。戦闘もただ攻撃するだけでは勝てなく、タイミングを見てバラバラにしたり防御したりと工夫できる要素が多かったので楽しかったです★


基本的な部分はシナリオがサクサクと進むが、案の定FFでお馴染みの『みんなのうらみ』で全滅したり、ラスボスには2回も負けたりと歯応えある戦闘もあったりと楽しかった。



【ミラージュ集めが楽しい】
それぞれ捕まえる条件が異なり、それを探していく楽しさ。
そして珍しいミラージュ集めも伝説のポケモンを手に入れるみたいで非常に面白い。やりこみ派ではないが、使う使わないにしろコンプしたくなる気持ちも出てくるほど魅力。



【育成が楽しい】
ノセノセを1匹変えるだけでガラッと戦闘が変わる。
どういう組み合わせでノセノセするかなど考えるのが面白く、また対戦が楽しくなる。


その組み合わせのために、上記のミラージュ集めへの気持ちにも拍車がかかったりと、戦闘・捕獲・育成がこのゲームの最大限の魅力です★


さっさとクリアしてしまうタイプなのですが、思わずココロクエストや闘技場、ミラージュ集めなどの寄り道要素をついつい堪能してしまう魅力があります。

悪かった点
【シナリオ】
このゲームの最大にして最悪の害がシナリオです。


ラスボス前の展開は持ち直したが、道中とエンディングのシナリオが酷い。

というか、わざとプレイヤーがストレスを受ける演出をしているように感じてしまい、道中は『もう、さっさと終われよ』という気持ちにさせられた。


【台詞回し・リアクションがウザい】
基本的に台詞回しやリアクションがウザいし寒い。

子供向けかな?という視点で見ていたので最初は我慢できていたが、あまりに弟の方が『隙あらばボケる』というスタンスすぎて、ちょっとしんとがった。


【結局、子供向けなのか大人向けなのかわからなかった】

キャラクターや、ちょこちょこあったアニメーションが子供向けっぽい。


その割に戦闘面の難しさやナンバリングキャラを出す演出が子供向けとはマッチしておらず、どっちつかずでした。


個人的には無駄なアニメーションとかいらないし、変に子供ウケみたいのも狙わなくていい。というか、多分子供はプレイしないからこのゲーム。

総評
基本的に、シナリオ以外は良かった。
悪い部分の台詞回しやリアクションなんかも、シナリオの酷さに『まぁあの辺の悪いところは、正直このシナリオの事を考えるとどうでもよくなってくるなぁ』という感じです。


とにかく、謎の提示から謎がわかるまでが長い。
しかもヒントも少なく、プレイヤーが先が気になってワクワクしちゃうとか、やめ時がない〜!みたいなものはありません。



で、やっと謎が明かされそうになるキーマンが出てきて『やっとわかるか』という部分でキーマンは感情的になって教えてくれず。

この辺でストレスMAX。我慢してましたがさすがにシナリオ面は見限りました。


で、このストレスが『シナリオ作った人がわざとこういう演出でストレス作ってんだよな〜』と感じてしまうと、もう面白くない。


その後のダンジョンやダラダラした展開にいちいちイライラしてしまい『ウダウダやってないで、さっさと終われよ』という気持ちになってしまった。


唯一ラスボスへの展開でちょっと持ち直したものの、エンディングでまた『やっちまってるよこいつ』という感じでした……。。。


本当、勿体無い。



育成や戦闘面は本当に面白かったんですよ!


懸念していた『ナンバリングキャラが前に出過ぎてくる』という部分はなく、むしろボスみたいなポジションで戦ったり、ナンバリングに出ていたボスとか仲間に出来たりと、ナンバリング関連は良い作用が多かったです。



まさか完全ノーマークだった、シナリオ面でここまでストレス溜まるとは。




……ただ、総評として面白かったか面白くなかったかを問われれば、面白かったんですよ。
中盤の機械のミラージュを使う場面は戦闘の流れも変わったりしてアクセントがあったし、終盤のボス戦なんかは冷めきっていた心が再燃するほど胸が熱くなる展開もあったり。


ワールドオブFF2っての出すけど、やる?と聞かれれば迷わず『やる!』と答えられるくらいにはハマりました。



例えば今回は双子の姉弟でずーっと一緒になって進んでいましたが、たくさんのミラージュを使っているうちに『もう一個ノセノセしたいな……』と感じたり(戦闘バランスが大きく変わりそうですが)。


他にも、ずっと同じような展開ばかりではなく、パーティ分断とかしてある場面では1人だけでしばらく進んで、物語が進むとまたもう一方の方で進んで……みたいな展開もあればプレイ感覚も変わって印象に残りますし。


そういう場面限定で、ゲストキャラがノセノセ出来なくても仲間になる……みたいな展開ならアリなんじゃないかと。
(シナリオ中は、同じ場所に同行しても一切戦闘には参加しなかったため。ナンバリングは戦闘に関わるのはセイヴァーメダルのみでした)


敵はノセノセで一体。バラバラで数匹……みたいな構成があったので、シナリオ中の期間限定でそういう構成でこちらも戦わねばならないとかが欲しかったですね。



今回の作品、シナリオだけは絶対に認められないけど、ゲーム自体は楽しかったです。
『面白そうだけど、シナリオでそんなに叩かれるんじゃ……』と感じる人は、最悪シナリオなんて飛ばしちゃっていいです。
オプションボタン+三角ボタンでいけます。やっちゃえやっちゃえ。



クリアしてからは育成面で更に面白くなるので、特にやりこみゲーマーにはオススメの一作です★

クロスレビュー

平均

9.0
異世界“グリモワル”を訪れた双子の姉弟、ラァンとレェンが、『ファイナルファンタジー』シリーズのさまざまなモンスターを仲間にしながら、失われた記憶を探して冒険する。
発売日
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