アドベンチャーパートでは感覚的に答えが選べるのがじつに新鮮。独特の世界観とぬるぬると動く立ち絵が圧巻で、プレイヤーをグイグイ引き込んでくる。バトルは将棋やチェスのようなプレイ感覚。幽霊に対する独自の解釈がちゃんと戦闘のシステムに織り込まれており、芸が細かい。
週刊ファミ通1322号より
グラフィックが2Dなのに立体的に動くので、臨場感があるね。敵も含めて、どのキャラも個性的。話もドラマチックで印象的。バトルパートは、仲間の特性の活用やアイテム配置などが重要で、戦略性が高い。システムに慣れるまでやや敷居は高いが、何度もやり込んでしまう魅力がある。
週刊ファミ通1322号より
実写の背景は、人物の立ち位置などに合わせて向きが変わるので臨場感が生まれる。2Dのキャラのグラフィックが滑らかに動く表現もいい。バトルのシステムは若干クセがあるが、霊と戦う雰囲気がよく出ている。感情入力は悩むので、その場面でもバックログを確認できるとよかった。
週刊ファミ通1322号より
『東京魔人學園』シリーズから続く、独特の作家性は健在。五感入力システムは、ときおり予想と異なる回答になるが、ストーリーに絡ませる展開がお見事。バトルは運要素が強く、シンプルなグラフィックも相まって、盛り上がりに欠ける。イラストが動くLive2Dの進化系は、本作にピッタリ。
週刊ファミ通1322号より