女鬼剣士が艶やかに舞うCM撮影現場を見学したらチョップを食らった『アラド戦記』

公開日時:2013-09-02 00:00:00

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▲控え室の様子。部屋の奥に衣装が。

 ある8月の暑い日、都内のスタジオで『アラド戦記』のCM撮影が行われていたので、ネクソンさんにお願いして見学させてもらった。

 CMの主演はイメージキャラクターオーディションでグランプリに輝いた山川紗弥さん。女鬼剣士の衣装でイメージ映像を撮影する。長身脚長美人なので、きっとすごく似合う。

 僕が到着すると、山川紗弥さんはメイクの真っ最中だった。まだ少し時間がかかるようなので、先にスタジオの雰囲気を見させていただく。

 地下に降りてすぐの控え室では、プロレスラーの松田慶三さん(オーディションで特別賞を受賞)が画コンテを確認していた。松田さんも出るのか。

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▲イメージトレーニング中。

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▲まずは松田さんパートの撮影。カメラチェックがてら、いろいろなパターンを話し合って考える。

 松田さんはいきなり僕にチョップをしてきた。手加減しているのはわかるけど、重い。

松田さん「我々の世界の挨拶ですよ」

 会うたびにそんな挨拶をされたら胸骨がもたない。できればカジュアルに僕の骨を折るのはやめてほしい。

 聞けば、こういう撮影の経験はあまりないので少し緊張しているみたいだ。照れ隠しのチョップ。

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▲軽いウォーミングアップを始める松田さん。筋肉をかっこよく見せるためのプロ根性である。手前にピントが合ってしまって申し訳ない。

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▲本番はスモークを炊いて撮影。松田さんがオーラを放っているようにも見える。

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▲女鬼剣士は銀髪ロングのお姉さん。少し髪を巻いてあるので、アクションシーンでふわりとなびく。

 もともとの予定では顔のアップにする予定だったが、監督的に「カメラ越しに見たら胸の筋肉を見せたくなった」と言っていた。

 その気持ち、すごくわかる。プロレスラーの筋肉には躍動感がある。

 松田さんパートの撮影を行っているうちに、山川さんの準備が整った。監督と連れ立って控え室へ。

 女鬼剣士に扮した山川さんは回転する足場の上で剣を振るう。
 周囲にレールを設置し、足場とは逆回転させるようにカメラを移動させてスピード感を演出する。

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▲スポットライトを浴びる山川紗弥さん。さすがに絵になる。いま手に持っているのは練習用の木刀。

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▲衣装には体にフィットするリブニット生地を採用。

 最初は抜刀するシーンの撮影なのだが、ちょっとしたトラブルが。足場が狭かったために足を踏み出せず、どうにも迫力が出なかったのだ。

 だが、さすがはプロの技術屋さん。広くて頑丈な板を足場に固定し、すぐに面積を2倍ほどに修正してしまった。

 すごいのはその判断の早さ。「ちょっと危ないね」なんてひと言が出たつぎの瞬間には板を取り出し、1~2分後には取り付け作業に入っていた。すぐに問題を先送りにする僕とはえらい違いである。

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▲技術スタッフの素早い動き。見習いたい。

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▲練習を終え、みんなで映像をチェック。

 本番では朱塗りの鞘の模造刀を使用。金属なのでかなり重い。これを何度も振り回すのだからイメージキャラクターも大変だ。筋肉痛になっちゃう。いやぁ、オーディションでグランプリにならなくて本当によかった!

(僕もオーディションに参加したのだが落選。本気でトップを獲るつもりで参加したのに。この日は悔しさを胸に見学していました)

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▲スッと腰を落として、

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▲思い切り抜刀し(カメラマンさんはズバーッとカメラを押す)、

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▲最後はやや脱力。

 この後、ファミ通コネクト!パーティーの本番があったので最後まで見学できなかった。残念。CMは8月31日からオンエアされる。流れるような動きが実際の映像でどうなるか楽しみだ。

 山川さんはWebラジオに出たり、この衣装でメディアキャラバンを回ったり、大忙しだ。それでも『アラド戦記』はしっかり遊んでいるみたい(メディアキャラバンの様子はこちらでどうぞ。タイムアタックでは僕が勝ったけどね!)。

 今後、山川さんはこの衣装でいろいろなイベントに出演する予定。体のラインが綺麗に出るリブニットのタートルネックミニワンピースを着こなせる人なんてそうそういない。タイムアタックのつぎはコスプレ対決を挑みたい。

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▲何気ない1枚だけど、刃の照り返しがかっこよかったので掲載。

『アラド戦記』公式サイトはこちら。

CM映像はこちら。

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ファミ通グループでおもにPCのオンラインゲームを担当。企画記事を作るのが好き。
『まいにちがβテスト』は、ミス・ユースケがPCオンラインゲームで遊んだり考えたりしたことをテーマにしたブログです。タイトルには「つねにβテスト時のわくわく感を抱きながらゲームを遊び、実験的な企画もやっていきたい」という意味を込めていると、後付け設定的に考えました。

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