キーワードは『World of Tanks』・メイドさん・倉持由香さん・吉田早希さん・ちょんまげ【TGS 2014】

公開日時:2014-09-26 00:00:00

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▲戦艦大和の第二砲塔の模型(10.15分の1サイズ)ではしゃぐ。

 東京ゲームショウ 2014が閉幕した。

 PCオンラインゲーム関連のブースを見学したり、FPSの大会をふたつ取材したり、なかなか楽しかった。

 今回はひとつのブースに長く張りついて取材することが多く、コンパニオンさんの写真を撮る時間があまりなかった。

 くやしいので知人のライターさんに「取材ついでに撮っておいてください」とお願いしたら、「2000枚くらい撮ったよ」という返事をもらった。後で見せてもらう。

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▲デジカメのメモリーを見返したら、それでも何枚かコンパニオンさんの写真を撮っていた。このコンパニオンさんへの執着心を何かに活かせないだろうか。

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▲記事の後半に倉持由香さんと吉田早希さんの写真を載せるので最後まで読もう。

★ずっとWargamingさんブースを取材してた

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 ビジネスデーの2日間はほぼWagaming Japanさんブースに張り付き。ステージイベントが始まるたびに見学に行き、オンライン海戦ストラテジー『World of Warships』も体験プレイさせてもらった。

 こういう記事も書いた。

『World of Warships』×アルペジオ! 『World of Tanks』×ガルパン! 渕上舞さんやCEO Victor氏が豪華コラボレーションを発表【TGS 2014】

巡洋艦・高雄をさわってみた! 『World of Warships』TGS版プレイリポート! スペシャルトークショーでは戦艦“大和”の開発秘話が飛び出した!【TGS 2014】

 『World of Warships』プレイリポートには少しだけ『艦これ』ネタを仕込んでいる。

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▲『World of Warships』は冬くらいに何かしらの発表がある模様。

★メイドさんと『WoT』でバトル

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 2日目の19日(金)には僕もステージに立った。メイド喫茶の代表者6人とメディア連合軍が『World of Tanks』(以下、WoT)で対戦する“メイドスペシャルバトルステージ in TGS”というイベントである。

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▲対戦相手のメイドさんたち。

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▲メディア連合軍。ひとりだけ派手なのが僕。

 8月28日に実施された“WoT総占拠”の流れを汲むイベントなので、主役はメイドさんたちだ。あまりはしゃがないように気を付けた。

 メイドさんたちの使用車両はWoT総占拠の順位で決定され、いずれもTier8(※)の中・重戦車。上位の人ほど装甲が厚い傾向にある。

(※Tier:戦車のランクのこと。数値が大きいほど強い)

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▲装甲が厚いぜ。

 僕らメディア連合軍に用意された戦車は、アメリカのTier5軽戦車“M24 Chaffee”だった。格下で、しかも装甲の薄い軽戦車。1~2発くらったら終わりである。

 とはいえ、M24 Chaffeeだって弱い戦車ではない。索敵能力は良好だし、火力も高い水準にある(Tier5軽戦車にしては)。プレミアム弾を使えば各上の重戦車の装甲だって撃ち抜ける(理論上は)。

 前向きに考えているつもりだが、どうしても不安が頭をよぎる。僕たちにアメリカンドリームは訪れるのか。

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▲まだ気持ちに余裕があった。

 待ち時間に作戦会議をした。

 メイドさんたちはそれほど『WoT』に慣れていないだろうから、集団で進軍する可能性が高い。そこで、僕ともうひとりは軽戦車のスピードを活かして大きく迂回。挟み撃ちを狙いつつ、ほかの4人は少し広めに展開。そのうえで各個撃破を目指すことにした。

 本当はもう少し慎重に行動するべきなのだけど、観客のみなさんからすれば、ずばーっと行ったほうがおもしろいだろう。

 2両で行動すれば、出会いがしらに撃破されることもないはずだ。そこそこ戦えるような気がしてきた。

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▲おれ、楽しそうに『WoT』やってるなー。

 が、僕はさくっと撃破された。背後を取る前に敵と遭遇したところまでは想定内だったが、興奮して快速を飛ばしすぎたのはまずかった。ランナーズハイならぬタンカーズハイである。仲間を置き去りにして単騎突入したらやられるよな。

 その後はなるべく大きな声で指示を出した。司令塔のふりだ。観客は「あそこに名将がいる」と思ったことだろう。残念! 実際は声の大きなただの豹柄おじさんである。

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▲「右下で敵が孤立してるから狙って!」。偉そうに。

 挟み撃ちはできなかったものの、孤立した敵を各個撃破する作戦はうまくはまった。一両、また一両とメイドさんを撃破していく。残り1両まで追い詰め、最終的に4対1で僕らの勝利となった。

(『WoT』は時間内に決着がつかないと引き分けになるのだが、今回は残り人数が多い方の勝ちという特別ルール)

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▲誰よりも大きくガッツポーズ。ぬけぬけとまぁ、である。

 負けた場合はお互いをフォローし合い、「今日はメイド喫茶で反省会な!」と肩を組んで仲よく去る準備をしていた。『WoT』で友情が生まれることを観客に伝えるためだ。すぐにやられたとしても、こういう配慮は一級品である。

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▲あー、おもしろかった。

 勝てたのはうれしいし、『WoT』も楽しかったのだけど、もう少し自分をアピールするべきだったかもしれない。さすがに大人しすぎた。

 以前の記事で作ったゾフマックパネルを自分の後ろに置けばよかったと後悔している。

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▲このパネルの前でプレイしたら、「グラビアアイドルが『WoT』やってる」と騙されて見に来る人もいたかもしれない。

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▲WoT総占拠で優勝したメイリッシュさんはチャンピオンベルトを持って登場。ほしい。

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▲おつかれさまでした。

★グラビアアイドルを見てイメージトレーニング

 自分の出番の前に、“Razer VS GUNNAR スペシャルバトルステージ”を見てイメージトレーニングをした。

 これは、Razer(デバイスブランド)代表のふ~どさんとGUNNAR(ゲーマー向けメガネブランド)のDustelboxさんが、会場からメンバーを募って『WoT』で対戦するというもの。

 頭に思い浮かべたのは戦闘の布陣や勝利の瞬間ではない。それぞれのチームにはグラビアアイドルとモデルが応援団としてついていたので、女子から声援を浴びるイメージトレーニングをしたのである。

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▲Razerチームを応援する吉田早希さん(左)と倉持由香さん(右)。

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▲Razer代表・ふ~ど選手。格闘ゲーマーだけど『WoT』も好きでよくプレイしているのこと。

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▲GUNNAR代表・Dustelbox選手。『Battlefield 4』プレイヤー。『WoT』歴は浅いが、FPS系は得意。

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▲レッツバトル!

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▲左のふたりはGUNNAR応援団のモデル、RUKAさんとMARSEさん。

 よし、完璧に仕上がった(結果、すぐにやられたけど)。

(※最終ページに吉田早希さん、倉持由香さん、RUKAさん、MARSEさんの写真を載せるので、そちらも見よう)

★このヴィクター・キスリー、容赦せん!

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▲右端がCEOのヴィクター・キスリーさん。

 昨年に引き続き、TGS 2014にはWargaming.netのCEO ヴィクター・キスリーさんが来日。今年もインタビューさせてもらった。担当は僕じゃないけど。

『World of Tanks』と『World of Warships』の今後の展開について、CEOとグローバルディレクターにインタビューを実施!【TGS 2014】

 何だか壮大なことを語っておられるが、「で、ゲームはうまいの? 好きなの?」と疑問を抱く人もいるだろう。僕なんかは、できれば偉い人もゲーム好きであってほしいと思う。

 “VS Wargaming スペシャルバトルステージ”では、CEOのヴィクター・キスリーさんを筆頭に偉い人たちが“Wargamingアライアンスチーム”を結成。来場者と『WoT』で対戦を行った。

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▲全員、本気。

 結論を言うと、全員がけっこうなやり込み勢だった。重戦車を中心に編成し、集団行動を徹底。堅実性を重視し、完全に勝ちに行くスタイルである。

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▲このステージは19日~21日のラストに実施され、こちらは最終日の様子。アイドルや声優さんが登場するわけでもないのに観客みっちり。

 このイベントの担当さんは「お客さん相手だから少しは接待プレイするかなと思っていたんですけどね・・・」と苦笑いしていた。

 いや、こういうのは本気でやっていいと思う。“偉い人も『WoT』が好き”って、プレイヤーからすれば少なからず嬉しいことですよ、きっと。

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▲観客にオリジナルパーカーをプレゼント。女子を中心にあげていた。紳士。

★おもしろかった

 満喫した。新作『World of Warships』を体験プレイできたし、各タイトルについての話も聞けたし、ステージを見学するのも楽しかった。

 ところで、僕は以前ログインというPCゲーム雑誌の編集部に所属していて、そこには“欧米のクリエイターにはカツラをかぶせる”という伝統があった。改めて文字に起こすと、ものすごく不安な伝統だが、たしかにあったのだ(という気がする)。

 PC担当としての魂を忘れないために、インタビュー現場にちょんまげのカツラを持参した。

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▲『World of Tanks : Xbox 360』&『World of Tanks Blitz』アジアプロデューサーのオザン・コチョールさん(左)と、『World of Warships』アジアプロデューサーのアレクサンドル・ルブランさん(右)。

 ふたりとも今後の展開のキーを握る人物だ。こんな撮影に付き合ってくれるあたり、すごくいい人なのは間違いない。

 こちらのふたり+『World of Warships』アートディレクターのタチアナ・サギィロワを取材した記事も近日中に公開予定なのでお楽しみに。タチアナさんはカツラかぶってないですよ。

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▲たまたま通りかかったイヴァン・モローズさん。爆笑しながらスマホで写真を撮っていた。イヴァンさんは『World of Warships』グローバルディレクター。つまり、すごく偉い人だ。

Wargaming 東京ゲームショウ2014情報ページ

『World of Tanks』公式サイト

(C) Wargaming.net

★写真いろいろ

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 Wargamingさんブース関連以外にも、いくつか載せたい写真が出てきたので、後日ちょっとした記事を書くかも。

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ファミ通グループでおもにPCのオンラインゲームを担当。企画記事を作るのが好き。
『まいにちがβテスト』は、ミス・ユースケがPCオンラインゲームで遊んだり考えたりしたことをテーマにしたブログです。タイトルには「つねにβテスト時のわくわく感を抱きながらゲームを遊び、実験的な企画もやっていきたい」という意味を込めていると、後付け設定的に考えました。

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