DMM GAMESにて2023年秋サービス開始予定の『ガールズクリエイション -少女藝術綺譚-』。ゴッホやロダン、星月夜にダヴィデ像など、歴史的な芸術家やアート作品を美少女化したゲームだ。キャラクターデザイナーとして有名イラストレーターも多数参加している。
キャラクターを収集・育成して物語を進め、戦闘システムはターン制戦略シミュレーション。どんどん局面が変化する、テンポのいい戦闘が楽しめるという。
特筆すべき点に‟サウンド”がある。『アトリエ』シリーズで知られるアサノハヤトがサウンドディレクターとして参加。オープニングテーマをはじめ、すべて楽曲に関わっている。
本記事はインタビューの後半だ。前半のテーマは“新規フラッグシップタイトル”としての意気込みやゲームシステム全般について。あわせてチェックしてほしい。
後半では、はせPとかがDに加え、楽曲担当のアサノハヤト氏、そして制作にも関与されているKADOKAWAファミ通文庫編集部・和田寛正氏を交えてお話を伺っていく。
長谷川雄大
『ガールズクリエイション』プロデューサー。株式会社Studio KUMASANの代表も務める。通称“はせP”。
かがD
『ガールズクリエイション』ディレクター。
和田寛正
KADOKAWAファミ通文庫編集部。『ガールズクリエイション』のシナリオチームを統括。今回はリモートでの参加となる。文中では和田。
アサノハヤト
『ガールズクリエイション』楽曲担当。コーエーテクモゲームスの『アトリエ』シリーズなどを手掛ける作編曲家として知られ、クリエイティブチーム くまさんのサウンドディレクターも務める。なお、外部案件の作編曲も引き続き受けている。文中ではアサノ。
はせPが信頼する編集者の力
――前半でゲーム概要をお聞きしたので、ここからはもう少し内面のお話を。ファミ通文庫編集部も関わっておられるようですが、どういった経緯があったんでしょうか。
はせPもともとファミ通文庫の和田さんとは前職の頃から仲がよくて、(現EXNOAに入社してからも)シナリオ部分でお仕事を手伝ってもらう機会が多かったんです。DMM GAMESの『フラワーナイトガール』や『ガールズシンフォニー~少女交響詩~』ではシナリオ面でのご協力いただいていました。
定期的に話をしているなかで、和田さんとは「つぎも何かやりたいね」とは話していました。僕は『ガールズシンフォニー』の開発に後半から入ることになったので、やりきれないこともあったんですね。姉妹作になるような「芸術家のテーマとかいいんじゃない?」という話から、この企画自体がスタートした感じですね。
和田『ミストトレインガールズ』も同じような感じで関わっていますね。はせPさんからリクエストをいただいて、僕のほうで「ファンタジーの世界を列車が走るとかどう?」と提案して企画書を書いて……みたいな。
――シナリオ制作に小説の編集部が関わっているとなると、実際にはどのように制作が進んでいくものなのでしょうか。
和田シナリオのご依頼をいただいたら、ゲームシナリオを書ける作家さんたちでチームを編成するんです。このタイトルはこのチームでシナリオを作りましょう、みたいな感じで。もちろんただ作家さんを派遣するだけじゃなく、僕自身もシナリオのプロデュースやディレクションを担当しています。
はせPどうしてシナリオ制作会社ではなく和田さんと組んでいるのかというと、僕は編集者の力がすごく大事だと思っている。そこがいちばん大きなポイントですね。
――編集者の力ですか。たとえばどういった部分ですか?
はせP編集の方が入ることによって、作家さんのシナリオがゲームの仕様という“箱”にきっちりと収まるようになるんです。
僕らだけだと、きれいな収めかたがわからない。箱に無理やり詰めようとするからパーツをポキポキ折るところを、和田さんは作家さんのやりたいことを尊重しつつきっちりと収めてくれる。それがとてもありがたいんですね。無理やり押し込んで作ると、どうしてもゲーム全体に歪みが出てしまいますから。
――なるほど。あいだに和田さんが入ることでゲーム全体のバランスが取れると。
はせP別のインタビューでも言っていますが、僕はKADOKAWAグループの会社にいたことがあって、そのときから編集者という仕事へのリスペクトがすごくあるんです。作家さんがすばらしい物語を作って、そこに編集者さんが合わさることで、作品がよりよいものになっていく。たとえば僕がコラムなんかを書いたとしても、それをおもしろくしてくれるのは編集の方ですし。
――編集の話ってなると、こっちもほめられてるみたい。
はせP実際そうです(笑)。作家さんだけでおもしろくなる作品もあれば、編集者さんがそれをさらに引き上げることもたくさんあると思うんですよ。このインタビュー記事だってそうですから。
寿司屋の前で抱き合って泣いた、ふたりのクリエイター
――せっかくアサノさんもいらっしゃるので、音楽についてもお話を伺えればと。アサノさんに制作を依頼されたきっかけはなんだったのでしょうか?
はせP『ガールズクリエイション』の企画を進めているとき、くまさんの中に音楽のスペシャリストがいなかったんです。それで、誰か作曲家さんにお声がけしようということになりました。
当時はコロナ禍が始まった時期。僕自身も家にこもってゲームを遊ぶことが増えていました。『ライザのアトリエ 〜常闇の女王と秘密の隠れ家〜』をプレイしていたときにハッとしたんですよ。楽曲がすごいんですよ。聴きました? まじでプレイした方がいいですよ。とくに最初の戦闘曲(啓蟄、嬰の足)がすげえと思って。それで僕がかがDに「アサノさんとかどうだろう?」とわがままを言い始めちゃって。
かがD山でね。
はせPそう、登山してるときに(笑)。「無理かもしれないけど、どうかなあ」って。そこで、ダメ元でアサノさんに相談したところ、けっこう乗り気になってくれたんです。
何度かお会いした後、とあるお酒の席でアサノさんとふたりで物作りについて語り合うことがあったんですよ。そこでクリエイター観とかもすごく合うことがわかって。先ほど言ったような、仕様に収めるためにどうしてもクリエイターの作ったものを削らなきゃならないのが嫌だ、という話にもすごく同意してくれまして……。
結果的にべろんべろんに酔っぱらっちゃって、寿司屋の前でふたり抱き合いながら泣きました。
――急に壮絶。
はせPそんなこんながあってアサノさんに楽曲をお願いすることになりまして。『ガールズクリエイション』の前にも、くまさんのサウンドロゴやPV用の楽曲なんかを作ってもらったり、サウンド関連の相談に乗ってもらったこともありますね。
――いまはサウンドディレクターというと全体を見ているわけですよね。こちらはどういった経緯なんですか?
はせPくまさんにはサウンドの専門家が必要だとずっと考えていたんです。僕がサウンド関係を担当しても、音階とかの具体的な指示が出せるわけじゃないから、どうしても曖昧な伝え方になってしまう。
ですので、アサノさんにはフリーランスとして自由に活動してもらいつつ、サウンドの専門家としてくまさんに入ってもらえないかと、『地球防衛軍』をいっしょにプレイしているときに伝えました。
――展開が急。今度はまったく関係ないタイトルが。
はせPけっこう様子を伺いつつ、神妙な感じでお伝えしました。「あの~……じつはこういうお願いをしたいと考えておりまして……」って。そしたら「あっ、はい。いいですよ」。そんなにさくっと決めてもらえるとは思ってなかったので驚くしかない。それからだいたい1年くらい、サウンド関係はアサノさんにお手伝いをしてもらっています。
かがD地球だけじゃなくて、くまさんのサウンド部門も救ってしまった。
はせPほんとそんな感じです。『地球防衛軍』自体もアサノさんにおんぶにだっこでプレイしていたので、そんな状況で断られたらマジで気まずいぞと気が気じゃなかったです。
アサノさんは“奇跡の男”であり“、ともに歩いていきたい相手
――加入のお誘いがあったとき、アサノさんはいかがでしたか? 経緯をさかのぼって教えていただけますと。
アサノコーエーテクモゲームスを退社した後、フリーランスとして活動するようになってから『ガールズクリエイション』のテーマソングのお仕事を受けまして。
そこから何曲か発注をいただいたり、はせPさんとお仕事をしていく中で、くまさんのサウンドディレクターとして誘われました。現在のフリーランス活動は継続しながら所属させていただいています。
――先ほどはせPさんのおはなしにもあった『地球防衛軍』中のお誘いですね。
アサノはせPさんが言っていたように、音楽はそもそも言語化しにくいものなんですね。それに、音楽側のこだわりとゲーム側のこだわりが違う点にあったりするので「ここはもっとグッと来てほしい」みたいな曖昧な言葉になるのはとてもわかります。
――音楽はどうしてもそういう発注になりがちだと聞いたことがあります。
かがD現場側でも具体的に言語化しようとは試みるんですけど、結果的に想定と違うものになることはあります。どちらも腑に落ちないところに着地したりですとか。
アサノ「どういう音楽を作ってほしいのか」を完璧に言語化するのはふつうできませんよ(笑)。まずは依頼された情報から、奥にあるニュアンスを読み取る。そこに自分なりの表現や提案を付け加えたいと思っています。
資料や指示といっしょにサンプル曲をもらえることもありますけど、それを聴いて「似たものを作ればいいのかな」みたいなネガティブな読み合いが発生することもあったりすると思いますが、そういうのは極力やりたくないんです。
――たしかにありそう……。
アサノ『ガールズクリエイション』はそういうことにはならないと思います。(プロジェクトに参加するにあたって)はせPさんがどういう熱意でやっているかわかってますから。発注資料をいただいたら「こういうことが言いたいんじゃないですか?」ってこちらから逆に聞いたりしています。
かがDアサノさんはこちらの言いなりにならずに、しっかりと議論をしてくれるんですよ。
はせP意図を掘り下げてくれるんです。何を意図していて、どういった世界観を目指したいのか、というのを導いてくれる。奇跡の存在です。
――アサノさんは奇跡の男だと。
はせPそう! 奇跡の男! 奇跡の天才なんですよ!
アサノやめてくださいよ(笑)。
はせPアサノさんはいっしょに仕事をしたいと思える人なんですよね。『ティンクルスターナイツ』を作っているかんなぎれいさんもそう。クリエイターとして、僕がいっしょに歩きたい人なんです。
制作した曲数は現時点で47曲
――先ほどテーマソングの話もありましたけど、音楽はどういった感じで作られていったのでしょうか。
かがDテーマソングは“無形色のパレット”という楽曲です。アサノさんにお話を通したときは、まだ企画概要がペライチ(紙1枚ぶんの内容)くらいのときでした。開発初期、そもそも全体がふわっとしていた段階です。
アサノ「どうすればいいんだ」って感じでした(笑)。
【ガールズクリエイション -少女藝術綺譚-】公式プロモーションムービー 公開中!
はせPそれはほんとにすみません……。言い訳をさせてもらうと、やってもらえるかどうか、まずはダメもとで確認したかったんです。僕はどうしてもアサノさんにお願いしたくて、でも企画を細部まで練っているうちにアサノさんのスケジュールが埋まるかもしれないじゃないですか。最初は「テーマソングを作っていただけませんか?」くらいの感じでした。
アサノ最初の発注資料は「けれん味があって芸術的な感じを出しつつ斬新だが古典的な~」みたいな感じで、何回形容詞続くんだよこれ! って。
かがDいま改めて聞くと、こんなふわっとした発注でよく受けていただけましたね……。
アサノやり取りを続けて2~3ヵ月くらいかな。ようやくラフ段階でオーケーの曲ができました。完パケではなく、ラフ段階のものでそれくらいです。
かがD早い段階からテーマソングができたことで、ゲーム全体が引っ張られていったところもあります。開発側では曲の評判がすごくよかったんですよ。
はせPサイコーでした。
かがDタイトル画面のバックにアニメーションが流れていて、そこでこの曲を聴きたいだろうし……と、音楽から逆算して制作を進めた部分もあります。
――今作の曲を作るにあたり、何かの曲を参考にされたりしましたか?
アサノいや、そういうのはなかったですね。特別何かに寄せてほしい、というオーダーは基本的になかったです。まあ、それは僕のやり方もあるんですが。
最初の時点で何曲か作ってしまって、やり取りをしていく中でちょっとずつ見定めていくというか、見えてきたものに従うというか。ですので、特定のジャンルに寄せる意識はとくになかったです。
――作曲のとき、印象的なやり取りはありましたか?
アサノああー……。最初のテーマソングなんですけど、「曲中でテンポや拍子を変えてください」みたいな指示をもらって驚きました。
――たしかにすごい指示だ。いまアサノさんは冷静に答えてますけど、転調どころの話じゃない。
アサノそうですね。もちろん、すごくいいアイデアももらっています。テーマソングのフレーズをほかの楽曲にも散りばめていきたいね、とか。やっぱりそういう演出はみんな大好きですよね。“オタク心”をくすぐる要素をちゃんと入れて、いろんなところで使える曲にしたいね、という話をしていました。
――依頼したご本人(はせP)は横で大笑いされていますが、どうでしょう。
はせPアサノさんのすごいところは、ふつうは「ふざけんな!」と怒りそうな指示でもちゃんとヒアリングをしてくれるところなんですよね。
――いや絶対「ふざけんな!」とは思ってるはず。
はせPそこはほら、僕たち大親友ですので。「大親友の俺の頼みを聞いてくれ」みたいな。と言いつつ、反省はしています……。でも実際、アサノさんの楽曲って本当にすごいんですよ。バトルもBGMが入るだけで全然違う。
かがDシミュレーションということもあって、バトル自体に淡々とした面があります。ある程度は仕方ないかなと思っていたんですけど、アサノさんの楽曲が入ると違うんですよ。清涼感が生まれる、と言いますか。やっぱり曲の力はすごいですよ。
――ちなみに、いまの時点で何曲くらい作られているんですか?
アサノたしか47曲だったと思います。バリエーション違いとか今後実装されるものも含めて。
――そんなに! 一般的なゲームのサントラでも40曲くらいですよね。すごい数だ。
かがDユーザーさんからするとアサノさんの楽曲がもっと増えてほしい、という要望もあると思うので、追加できるようにいろいろと準備していただいています。
かがD音楽の流れでお話ししておくと、『ガールズシンフォニー』の音楽家を出そうかという意見も出ていますね。
――そこも聞きたかったポイントです。先ほど『ガールズシンフォニー』の姉妹タイトルのような形で企画されていたとお聞きしました(前回のインタビュー参照)。いまのところ絵や彫刻といった物質的なアート作品がメインのようですけど、音楽方面にも広げる予定はあるのでしょうか。
はせP将来的に何かできるかもねって話を和田さんとしていて、もしかするとコラボはあるかもしれません。ただ、いまのところは完全に不明でございます。可能性はゼロではない、くらいの感じで受け取ってもらえればと。
――なるほど。芸術家の話になったついでにお聞きします。みなさん、好きな芸術家はいらっしゃいますか?
はせP実物を見ることができた“鳥獣戯画”が記憶に残ってますね。ちょうど修復が終わって新たに公開されたタイミングで、京都まで行って6時間並んで見てきました。
かがDゲーム内での推しはゴッホちゃんなんですけど、実際の画家としてはクリムトが好きです。金色の派手な絵が非常に有名ですよね。そういった絵を描いている頃の作風がすごく好きなんですよ。最近あった展覧会も観に行きました。
はせPかがDは週末に美術館とかよく行っている人なので。
かがDチームではよく美術館に行こうって誘っています。興味を持って作る方が楽しいですよ。
和田僕はゲーム内のキャラだとセキエンちゃんが気に入っています。チームにもセキエンちゃん好きが多くて、あまりにもみんな(シナリオに)出したがるから1回“セキエン禁止令”が出ました。
かがDセキエンは和風の探偵っぽい感じで、かなりキャラクターが立ってますからね。話の中で活躍させやすいというのもわかります。
はせPセキエンちゃんはいまのところ唯一の“和”キャラクターなんですよ。僕もセキエンちゃんがいちばん好きです。
かがDビジュアルもいいですよね。藝術家たちはキャラクターを絞りこんで実装したので、そのぶんこだわりのビジュアルになっています。
――アサノさんはどうでしょうか。
アサノあのこれ、本当に嘘じゃないんですけど。『ガールズクリエイション』のお話を受けるきっかけになったのが、画家のモネなんですよ。
ふとモネに興味が出て、“日傘をさす女”のレプリカを買って家に飾っていたんです。そしたらなんと、そのタイミングで『ガールズクリエイション』のお話をいただいて……これは運命だなと。
かがDたしかにそれは運命としか言えませんね。
アサノそういうこともあって、モネと、あとエドガー・ドガも好きです。とは言っても全然詳しくはないです。
アサノさんがゲーム業界に入ったきっかけ
――アサノさんはあまりメディアに出られていないですよね。
はせP顔出しは初でしたっけ?
アサノいや、顔出しは過去にありました。それこそファミ通さんの“すばらしきゲーム音楽の世界”という特集ですね。
――あ、ほんとだ!
アサノそもそも僕がゲーム音楽の道に進みたいと思ったのは、ファミ通さんのおかげなんです。
――まじですか! それはどんどん言っていきましょう。
アサノ高校を卒業してプラプラしてたときに、たまたまゲーム音楽特集のファミ通を見かけたんですよ。そういえば俺ゲーム音楽好きだったなーと思って読んでみたら、植松伸夫さんに桜庭統さんに、すごい方々が載っていて「かっけえな……」と。
そこから自分もやってみたい! と、ガスト(当時。現在はコーエーテクモゲームスのブランドのひとつ)に応募したのが始まりですね。
はせP根源がファミ通さんなんじゃないですか。
アサノ(コーエーテクモゲームスが)『BLUE REFLECTION』というゲームを出したときに、ファミ通さんにプレイ取材で会社に来ていただいて。担当の方が「音楽すごくいいですよ!」と褒めてくれたらしいんです。で、お話しする機会があったので、話の流れで「ファミ通さんのゲーム音楽特集がきっかけでこの業界に入ったんですよ」とお伝えしたら、すごく驚かれていました。
「それ、私が初めて担当した特集企画です」って。
――何それ!?
かがDドラマだ。
アサノその場はお互いひとしきり驚いて終わったんですけど、僕がフリーランスになったときに、その方から「ゲーム音楽特集をもう1回やるので、アサノさんもぜひ!」と誘われまして。そういったご縁でインタビューを受けました。これが4年前くらいの話です。
――ちなみにその担当者って誰でした?
アサノロマンシング★嵯峨さんという方ですね。
――嵯峨ですか! 週刊ファミ通の現編集長ですよ。
はせP僕も元KADOKAWAグループだし和田さん(ファミ通文庫編集部)もいるしで、なんか同窓会みたいになっちゃった。
――アサノさんの大きなきっかけとして、ファミ通がモネに並んでしまった……。
はせPやっぱりアサノさんは奇跡の男なんですよ。
アサノやめてください(笑)。