旬のアニメから、ちょっと懐かしい漫画、ゲーム、映画まで、さまざまな作品のキャラクターに扮したコスプレイヤーたちが一堂に会するコスプレイベント。
2023年3月25日・26日には‟AnimeJapan 2023”(東京ビッグサイトで開催)、4月29日・30日には‟ニコニコ超会議2023”(幕張メッセで開催)と、3月、4月にはさまざまな大型イベントが控えていて、いずれも盛り上がることが予想される。
そこで本記事では、これらに先駆けて2月12日に実施された“ワンダーフェスティバル2023[冬]”(幕張メッセで開催)をプレイバック! 会場で撮影したハイレベルなコスプレイヤーたちの写真を掲載しつつ、その盛り上がりをリポート形式で紹介する。
こちら記事でコスプレに興味を持たれた方は、今後開催される上記のイベントにも足を運び、“コスプレの魅力”を堪能してみてはいかがだろう。
ちなみに“ワンダーフェスティバル(以下、ワンフェス)”とは、プロ・アマチュアを問わず、製作者であれば誰でも造形物を出展・販売することができる“ガレージキットの祭典”として、1984年よりスタートしたイベント。
最新回でもその精神は受け継がれていて、航空機、戦艦、鉄道車両などの模型から、特撮ヒーロー&アニメのキャラクターフィギュア、さらには武器や装飾品のレプリカといったさまざまなアイテムを展示。それらの製作者と直に話をしつつ、商品の購入や写真撮影ができるところも、“ワンフェス”に参加するうえでの楽しみのひとつといえる。
また、近年では大手企業も続々と参入するようになり、ここでしか買えない限定グッズの販売や人気声優によるトークステージなども実施。このたびの‟ワンフェス2023「冬」”では『機動警察パトレイバー』の実物大98式AVイングラムも展示され、こちらも好評を博していた。
続いて、屋外に設けられたコスプレエリアを覗いてみると、こちらにも魅力的なコスプレイヤーが大勢参加。ジャンル別に見てみると、ゲームでは『勝利の女神:NIKKE』や『ウマ娘 プリティーダービー』、『Fate/Grand Order』、『原神』などが人気で、これらのキャラクターたち(に扮したレイヤー)が勢ぞろい。各所に撮影のための長蛇の列ができていた。
一方、アニメでは『シン・エヴァンゲリオン劇場版』や『Re:ゼロから始める異世界生活』といったコスプレイベントではお馴染みの作品をはじめ、現在放送中の『お兄ちゃんはおしまい!』、2023年4月より第2クールが放送開始となる『機動戦士ガンダム 水星の魔女』など、多彩な作品のヒロインが集結。
ほかにも、『シン・ウルトラマン』に登場するゼットンの擬人化コスプレや、『チェンソーマン』第二部に登場する“田中脊髄剣”を携えたヨル、さらには『GANTZ』のヒロイン・レイカのバニーガール風コスプレ(フィギュアで展開)など、こだわりの光る衣装で参加していたレイヤーも多く、それぞれが寒空にも負けず、終了時間ギリギリまで各所で交流を楽しんでいる姿が見られた。
なお、次回の‟ワンダーフェスティバル2023[夏]”は、2023年7月30日に開催予定。