『ワイルドアームズ』シリーズと『シャドウハーツ』シリーズを手掛けた各クリエイターチームによる新作RPG『ARMED FANTASIA(アームドファンタジア)』、『PENNY BLOOD(ペニーブラッド)』の開発資金を募る“ダブルキックスターター”キャンペーンが10月1日1時50分に終了した。
キックスターターキャンペーン閉幕配信イベントがTwitchにて放送された9月30日22時時点のプレッジ(支援)額は約3.5億円、ストレッチゴールは4つが未達成だったが、最終的に17,920人のバッカー(支援者)と3億7932万8385円(達成率379%)の支援金額が集まり、すべてのストレッチゴールをクリアーした。
公式発表によれば、Kickstarter史上13番目に支援されたゲームかつ、ここ2年でもっとも支援金額が集まったテレビゲームとのこと。
『アームドファンタジア』は、ストレッチゴールの“フォースブレイク増量”と“アナザーワールドプラス”を、『ペニーブラッド』は“七つの大罪と、そのうつし身(ゾンビモード)”と“拡張される狂気の世界と、そこへ向かう者たち”を配信イベント中に達成。それぞれの内容は以下のとおりだ。
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フォースブレイク増量
- 必殺技“フォースブレイク”の種類が増える。
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アナザーワールドプラス
- 冒険できるエリアが広がり、ダンジョンや物語のボリュームも増加する。
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七つの大罪と、そのうつし身(ゾンビモード)
- ゲーム後半に高難易度の隠しダンジョンが七つ出現。それぞれ七つの大罪からひとつのテーマが決められており、攻略すれば悪魔との契約が成立。キャラクターの一人がアンデッド・バージョンの姿になる。アンデッド・バージョンでは最初からSPゼロ状態でバトルをスタートでき、どんなにダメージを食らっても決して正気を取り戻すことはない。
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拡張される狂気の世界と、そこへ向かう者たち
- 世界のあちこちにラスボスよりも強いモンスターが登場。そこで展開されるストーリーが追加される。
約4時間にわたって放送された配信イベントでは、クリエイター座談会やクイズ、なるけみちこ氏のビデオメッセージ、ファンアートの紹介などさまざな企画が実施されたほか、2タイトルの追加情報も公開された。
『アームドファンタジア』は、新曲2曲が初公開。ひとつはBGM『ここは地の果て、流されて(Swept Away at the End of the Earth)』で、もうひとつは『ワイルドアームズ』シリーズの数々の主題歌を担当してきた麻生かほ里さんが歌う『Limitless ーInto the Endless Futureー』の英語バージョンだ。
『Limitless ーInto the Endless Futureー』は、9月29日に公開された最新フィールドテスト映像のBGMとして使用されていた楽曲。10月1日19時に放送されるバッカー限定ライブでは日本語バージョンが初披露されるという。
こんなに…
こんなに幸せな事はないです。
夢の続きをみんなで
想いを込めて歌いました。
#ARMEDFANTASIA
#アームドファンタジア
#渡り鳥 https://t.co/OUt4dGXuWs
— 麻生かほ里 (@kaoriasoh)
2022-10-01 00:57:07
【アームドファンタジア】フィールドテスト映像3
『ペニーブラッド』は、フルボイス(日本語&英語)を検討していることが明かされた。
また、本作のゲームデザイン・総監督・脚本を務める町田松三氏から、バトルのテンポ感に関して、公開済みの映像からタイミングや間を調整していく予定であることが説明された。
【ペニーブラッド】連携攻撃“シギルスラッガー”初公開
『ペニーブラッド』は、プレイステーション5、Xbox Series X|S、PC(Steam、Epic Games Store)で2025年春ごろに発売予定。『アームドファンタジア』も同プラットフォームに対応、全体の作業量が確定していないため発売時期は明かされていない。
Nintendo Switch版の開発予定はないが、2タイトルの制作期間中に任天堂の新規ハードが発表された場合、バッカーはその新規ハードを選択できるという。
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