『ワイルドアームズ』シリーズと『シャドウハーツ』シリーズを手掛けた各クリエイターチームによる精神的続編『ARMED FANTASIA(アームドファンタジア)』、『PENNY BLOOD(ペニーブラッド)』の開発を目指して実施しているクラウドファンディングの支援金額が3億円を突破した。
『アームドファンタジア』と『ペニーブラッド』のクロスオーバーが決定
9月29日19時40分現在、バッカー(支援者)の数が14,600人を超え、支援金額が3億円を突破。これにより、コンボストレッチゴールの“衣装・武器着せ替え”を達成した。
詳細な仕様は未定だが、『ペニーブラッド』側に『アームドファンタジア』の武器が、『アームドファンタジア』側に『ペニーブラッド』のコスチュームが登場するクロスオーバーが実現することになった。
つぎのコンボストレッチゴールは3.5億円。達成すると、『アームドファンタジア』のストリッシェが『ペニーブラッド』の狂乱の1920年代にワープし、ベビークトゥルフが『アームドファンタジア』の荒野に降臨するマスコット交換企画が実施される。
クラウドファンディングの終了まで残り約30時間。はたして、どこまで支援金額が増えるのか。注目したい。
『アームドファンタジア』フィールドテスト映像(3)
『ペニーブラッド』エミリア戦闘映像
『ペニーブラッド』連携攻撃(マシュー&エミリア)
『アームドファンタジア』とは
ARMと呼ばれる機械兵器を手にした冒険者たちが、荒野に蝕まれていく世界を舞台にドラマチックな冒険活劇を繰り広げるウェスタンパンクRPG。
『ワイルドアームズ』シリーズの生みの親にして、トータルゲームデザイン・シナリオの金子彰史氏をはじめ、キャラクターデザインの佐々木知美氏、作曲家のなるけみちこ氏と上松範康氏、音楽制作チームElements Gardenら、これまでの開発に参加してきたスタッフが再集結し、過去作とは異なる新たな世界と物語を描き出す。
作品コンセプトは、“1990年代のJRPGのアップデート”、“金子彰史氏の原点回帰”となる。
対応機種はプレイステーション5、Xbox Series X|S、PC(Steam、Epic Games Store)。発売日は未定。Nintendo Switch版の開発予定はないが、2タイトルの制作期間中に任天堂の新規ハードが発表された場合、バッカーはその新規ハードを選択できるようになる。
【開発スタッフ】※敬称略
- トータルゲームデザイン・シナリオ:金子彰史
- キャラクターデザイン:佐々木知美
- 楽曲:なるけみちこ、上松範康、Elements Garden
- チーフディレクター:石井宏規
- 開発スタジオディレクター:西村仁志
- プランニングディレクター:橋本厚志
- シナリオディレクター:関谷窓
- ARMデザイナー:As’まりあ
『ペニーブラッド』とは
激動の1920年代を舞台に、闇から襲い来る脅威と対決するコズミックホラーRPG。
『シャドウハーツ』シリーズを開発した、ゲームデザイナーでシナリオも手がける町田松三氏、個性豊かな人物を描くキャラクターデザイナーの加藤美也子氏、作曲家の弘田佳孝氏がSTUDIO WILDROSE(スタジオワイルドローズ)として参加し、制作を進めている。
過去作とは別世界の物語であるが、世界観は共有している。作品テーマは“それでも生きていく”。『シャドウハーツ・フロム・ザ・ニューワールド』の発売以降、『シャドウハーツ』の続編・新作の開発が3度もスタッフの意志と関係なく中止となっており、町田氏の本作にかける想いが感じられるテーマになっている。
対応機種はプレイステーション5、Xbox Series X|S、PC(Steam、Epic Games Store)、発売時期は2025年春予定。Nintendo Switch版の開発予定はないが、2タイトルの制作期間中に任天堂の新規ハードが発表された場合、バッカーはその新規ハードを選択できるようになる。
【開発スタッフ】※敬称略
- ゲームデザイン・総監督・脚本:町田松三
- キャラクターデザイン・アートディレクション:加藤美也子
- 楽曲・サウンド:弘田佳孝、海田明里
- ビジュアルディレクター:渡邊剛志
- モンスターデザイン:半谷修孝
- コンセプトアート:渡部政人