スクウェア・エニックスから発売予定の『FF』シリーズ最新作となる『ファイナルファンタジーXVI』(以下、FF16)。本作について、現時点で判明している情報をまとめてお届けする。
▼『FF16』攻略&解説まとめ
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発売日:2023年6月22日
スペック・対応機種
対応機種
機種:プレイステーション5(PS5)
※PC版についての吉田直樹プロデューサーのコメントはこちら
商品情報
- タイトル:FINAL FANTASY XVI(ファイナルファンタジー16)
- ジャンル:アクションRPG
- プレイ人数:1人
- 価格:通常版(パッケージ/ダウンロード):9900円[税込]
- CERO:審査予定
『FF16』限定版情報
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【数量限定】コレクターズエディション:38500円[税込]
- 『FINAL FANTASY XVI』ゲーム本編
- ハイクオリティフィギュア<フェニックス VS イフリート>
- 召喚獣レリーフピンズコレクション
- 特製アートスチールブックケース
- ワールドマップグラフィッククロス
- インゲームアイテム:武器「ブラッドソード」
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【数量限定】デラックス・エディション:12100円[税込]
- 『FINAL FANTASY XVI』ゲーム本編
- 特製アートスチールブックケース
- ワールドマップグラフィッククロス
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ダウンロード版 デジタルデラックスエディション:12100円[税込]
- 『FINAL FANTASY XVI』ゲーム本編
- デジタルミニアートブック
- デジタルミニサウンドトラック
『ファイナルファンタジーXVI』(FF16)とは?
『FF16』はスクウェア・エニックスの人気シリーズ最新作として発売されるアクションRPG。2020年9月17日に“PlayStation 5 ショウケース”の中で発表された。『FF』シリーズのナンバリング最新作としては、2016年に発売された『ファイナルファンタジーXV』(FF15)以来、約7年ぶりのリリースとなる。
プロデューサーを務めるのは、『ファイナルファンタジーXIV』(FF14)でプロデューサー/ディレクターを務める吉田直樹氏で、開発を担当するのは吉田直樹氏率いるスクウェア・エニックス 第三開発事業本部。『FF14』などを担当している部署で、メインディレクターは高井浩氏(※)、クリエイティブディレクター&シナリオ担当は前廣和豊氏など、『FF14』でメインスタッフを担当してきた面々が『FF16』を担当している(詳細なスタッフリストは後述)。
※高井氏の“高”は“はしごだか”。
特徴・システム
『FF16』の特徴については、吉田直樹プロデューサーのインタビューで、「ストーリーとリアルタイムバトルとドラマがジェットコースターのようにつながっていて、いままで体験したことがない興奮が味わえるというのが今回の『FF16』です」と語られている。また、公開されているPV内に「召喚獣合戦だ」というセリフがあるように、召喚獣どうしの激突も大きな要素になる。
2023年1月末にメディア向けに開催されたメディアツアーでの吉田直樹プロデューサーによる本作のプレゼンや、実際にプレイしてわかった詳細などを別の記事や動画にまとめているので、こちらもチェックしてほしい。
『FF16』メディアツアーでわかった“16”のことまとめ。バトルから各種システムまでを一挙に紹介【FINAL FANTASY XVI】
ジャンルはアクションRPG
基本システムとしてはアクションRPG。主人公のクライヴが召喚獣の能力などを駆使しながら敵と戦っていくもので、バトルは大別すると3種類が用意されているという。
- 1.主人公のクライヴが人間スケールで戦うバトル
- 敵国の兵士、小型モンスターの群れ、人型のボスなど、クライヴは召喚獣アクションを切り換えながら戦う
- 2.クライヴが人間のスケールのまま、大型ボスや召喚獣と戦うバトル
- 数十メートルのボスや召喚獣に挑むことになる
- 3.召喚獣どうしがプレイアブルで激突するバトル
- 召喚獣どうしの激突。『FF16』のバトルの中でもっとも派手なものになる
『FF16』ではシリーズおなじみの召喚獣が登場し、召喚獣どうしでバトルを展開。召喚獣どうしのバトルは毎回異なるシステムで、たとえば3Dシューティングのようなバトル、プロレスのように重量感があり組み合うようなバトル、マップすべてが超巨大な召喚獣になるバトルなどがあるようだ。
舞台となる世界(ワールド)
『FF16』の舞台は、クリスタルの加護を受けた大地“ヴァリスゼア”。ヴァリスゼアには、各地に巨大なクリスタルの塊"マザークリスタル"が存在し、その周囲に満ちるエーテルによって、国は栄え、人々は魔法を使って暮らしていた。
各国それぞれが巨大なマザークリスタルを所有することで、ヴァリスゼアの情勢は、危ういながらも均衡が保たれていたのだが、世界が"黒の一帯"に蝕まれ……。
召喚獣を宿すドミナント
『FF』シリーズでおなじみの召喚獣は、『FF16』ではヴァリスゼアに存在するもっとも危険な存在とされ、さらに特定の人物がその身に宿すものとなっている。“ドミナント”と呼ばれる彼らは、その身に召喚獣を宿し、自らの身体へと喚び降ろすことができる能力を持つ。
ある国では王侯貴族として扱われ、またある国では戦争の道具と見なされるため、“ドミナント”として生まれた者は、その過酷な運命から逃れることはできないという。
レビュー
2023年1月にメディア向けに開催されたメディアツアーで、本作を世界初体験。5時間以上がっつりプレイしてわかったことや感想をレビュー記事と、インプレッションを語る動画としてまとめた。
『FF16』世界最速プレイをファミ通編集長&担当が語る! 5時間ぶっ通しで体感した『FF』シリーズ最新作【FINAL FANTASY XVI】
キャラクター
クライヴ ・ロズフィールド(声優 少年期:内田 雄馬、青年期:内田 夕夜)
ロザリア公国の第一王子にして本作の主人公。
ロズフィールド大公家の嫡男として生まれるも、フェニックスのドミナントとして覚醒せず、その役目は弟のジョシュアが担うことに。
クライヴは剣の鍛錬を積み、御前試合にて実力でナイトの称号を得るのだった。そしてクライヴは正式にジョシュアの盾となり、“フェニックスの祝福”を与えられ、その能力の一部を使用可能となった。
やがて彼は大きな悲劇に巻き込まれ、惨劇を引き起こした謎の召喚獣“黒きイフリート”を追う復讐者に……。
ジョシュア・ロズフィールド(声優:藤原 夏海)
ロザリア公国の第二王子にして、クライヴの実弟。10歳。
その身に召喚獣フェニックスを宿すドミナントである。兄のクライヴを尊敬し、貴族の生まれながら、分け隔てなく人に接する気さくさをあわせ持っている。
武よりも書を好む性格で、病弱な自分よりも、兄クライヴがフェニックスを宿すべきだったと考えている。ニンジンが苦手。
ジョシュアもまた、クライヴと同様に、大きな悲劇へと巻き込まれることに。
ジル・ワーリック(声優:潘 めぐみ)
ロズフィールド家に身を寄せる北部出身の少女。
北部部族より和平の証としてロザリアに預けられ、クライヴやジョシュアとともに育ち、兄妹のような間柄。
礼儀をわきまえ、クライヴやジョシュアを気遣う心優しい彼女は、ふたりの良き理解者だ。
トルガル
ジルと同じく大陸北部に出自を持つ狼がトルガルである。
クライヴとジョシュアの父エルウィンが北部遠征の折りに群れからはぐれたトルガルを連れ帰ったことで、ロズフィールド家にて育つ。
幼年期に起きた大きな悲劇から難を逃れたトルガルは、やがてクライヴと再会し、その過酷な旅路に付き添う心強き仲間となるのであった。
シドルファス・テラモーン(声優:白熊 寛嗣)
“誰もが人として死ねる場所”の実現を唱え、迫害を受けるベアラーや政に翻弄されるドミナントを保護する組織を率いるのが“シド”ことシドルファスである。
一方で大陸を蝕む“黒の一帯”の研究にも取り組むなど多方面で活動している。
召喚獣ラムウのドミナントでもあるシドルファスは、かつてウォールード王国に籍を置き、ベネディクタとも面識があるようだが……。
フーゴ・クプカ(声優:間宮 康弘)
共和制であるダルメキア共和国の評議会顧問を務めるのがフーゴ・クプカである。ダルメキアの一兵卒に過ぎなかった彼だが、召喚獣タイタンのドミナントとして覚醒したことでその地位と富を得た。フーゴの発言権はダルメキア軍のみに留まらず、今や評議会に意見し、国の行く末すら左右するまでとなっている。何もかもを手に入れたはずのフーゴだったが、ベネディクタと出会ったことで、その人生を大きく狂わせてゆく――。
ベネディクタ・ハーマン(声優:樋口 あかり)
卓越した剣技と任務遂行能力により、ウォールード王国の密偵部隊長を務めているベネディクタは、風と嵐を従える召喚獣ガルーダのドミナントでもある。幼少期からの過酷な人生は、彼女の冷酷で残忍な性格を作り上げた。黒きイフリートを追うクライヴと、謎の火のドミナントを巡って邂逅を果たす。それにより彼女は自身の過去と向き合うことになるのだが……。
ディオン・ルサージュ(声優:中村 悠一)
宗教国家ザンブレクの皇子にして、至高の竜騎士と誉高いディオン・ルサージュ。民衆からも部下からも信頼が厚く、召喚獣バハムートのドミナントとして、数多の戦場で幾つもの武勲をあげてきた。戦場を駆けるその姿は、人々の語り種や吟遊詩人に謡われるほどである。だが、自国に漂う不穏な影が、彼の輝ける翼に昏い陰を落とそうとしていた……。
バルナバス・ザルム(声優:綱島 郷太郎)
灰の大陸を統べるウォールードの国王バルナバス・ザルムは、流れ者の身でありながらその地位まで上り詰めた男である。蛮族が闊歩し、戦乱に明け暮れていた灰の大陸は、たったひとりの男の登場により統一された。召喚獣オーディンのドミナントでもあるバルナバスは、強国ウォールードを導き、自ら戦場にて剣を振るう。そして、混沌とするヴァリスゼアを見つめるその瞳には、ゾッとするほどの不気味さが宿っている。
召喚獣
現在登場することが判明している召喚獣を紹介。
動画・PV
“REVENGE”
2022年12月9日時点で、最新となる第4弾動画。“The Game Awards 2022”内で放映され、発売日も発表された。
FINAL FANTASY XVI “REVENGE”
“AMBITION”
第3弾動画。『FF16』に登場する各国の紹介に加え、ドミナントの衝撃的な運命が明かされている。また新キャラクターとして、バハムートとオーディンのドミナントも登場した。
FINAL FANTASY XVI “AMBITION”
“DOMINANCE”
第2弾の動画。召喚獣の力を身に宿すドミナントを中心に、各種バトルシーンが確認できる。
FINAL FANTASY XVI “DOMINANCE”
“AWAKENING”
『FF16』の正式発表時に公開された初の動画。主人公クライヴを始めとするキャラクターやバトルシーン、重厚なストーリーを想像させるシーンで構成されている。
FINAL FANTASY XVI “AWAKENING”
動画・プレイ映像
メディアツアーほぼノーカット版
2023年1月に行われた“メディアツアー”で体験できた内容のほぼノーカット版を、4K映像でお届けする。
『FF16』メディアツアー映像“ほぼ”ノーカット版。体験できたシーンをストーリー&バトルほぼお見せします【FINAL FANTASY XVI】
インタビュー
開発スタッフへのインタビュー記事のリンクを掲載。開発の経緯やコンセプト、『FF16』に込められた想いなどの開発秘話をチェックしてほしい。
第1弾:吉田直樹氏(2022年6月)
第2弾:吉田直樹氏&高井浩氏&前廣和豊氏(2022年11月)
第3弾:吉田直樹氏&高井浩氏&鈴木良太氏(2023年1月)
開発スタッフコメント
2022年10月20日
プロデューサー 吉田直樹 コメント
みなさんこんにちは、ファイナルファンタジーXVI プロデューサーの吉田です!
お待たせしました、トレーラー第三弾「AMBITION」を公開させていただきました。今回はアクションよりもFFXVI の世界観や、ドミナントたちを中心としたキャラクター性を盛り込んだ内容となっています。開発も佳境に入り、デバッグと調整、最後のクオリティアップ、そして最適化を進めているところです。
黄昏の時代を迎えているヴァリスゼア、そこで繰り広げられる戦いと、ドミナントたちを巻き込む大いなる運命。マザークリスタルを巡る熾烈な覇権闘争の先に待つ物とは……。といった形で、今後はぜひストーリーにもご注目ください。
ここから先、いよいよディレクターである高井、シナリオとクリエイティブディレクターを担当した前廣、世界設定やローカライズディレクターを担当したコージ・フォックスなど、スタッフのインタビュー掲載も始まっていきますので、そちらも合わせてご確認いただけますと幸いです!
ディレクター 高井浩 コメント
みなさんこんにちは、ファイナルファンタジーXVI ディレクターの高井です。
今回公開させていただいた第三弾トレーラーですが、お待たせした分見どころ満載となっております。重厚な世界観とキャラクター達の織り成す物語を色々想像していただける内容になっています。
開発はいよいよ大詰め、スタッフ一同より良いゲームにすべく最終調整とデバッグ作業に奔走しています。かなり手ごたえのあるゲーム内容に仕上がってきていますのでご期待ください。
皆さんには今回のトレーラーを見ていただいて、このヴァリスゼアという世界でどのような物語が紡がれていくかを想像しながらもうしばらくお持ちいただければと思います!
2022年6月3日
プロデューサー 吉田直樹 コメント
みなさんこんにちは、ファイナルファンタジーXVI プロデューサーの吉田です!
プロジェクトの初報から、かなり時間が空くことになってしまいましたが、ようやくトレーラー第二弾、「DOMINANCE」を公開することができました。マスターアップに向け、奮戦を続けている開発チームに感謝を!
これまであまりゲームシステム面には触れてきませんでしたが、今回、少しずつではありますが、ゲームプレイが垣間見えるものになったのではないかと思います。主人公クライヴの本格的なバトルアクション、召喚獣の能力と思しきその技の豊富さ、そして何よりも、超巨大召喚獣同士の激突など、多くのアクションシーンがプレイアブルになっています。
PlayStation 5 の性能を使い、ストーリーとバトル、そして巨大召喚獣同士の激突が、シームレスに繋がっていく、絶叫マシン――ジェットコースターのような体験をお届けしたいと思っています。ディレクターの髙井を筆頭に、開発チームはマスターアップに向けて磨き上げの期間に入っています。発売まで今しばらく、楽しみにお待ちいただけますと幸いです!
ディレクター 高井浩 コメント
中々、情報を出せないまま長い間お待たせしてしまい申し訳ありません。ようやく新たな情報を公開出来る運びとなりました!
現状の開発状況ですが、ゲームとしては最初から最後まで通してプレイできる所まで来ました。今回のトレーラーでは新たな召喚獣の登場や、自由度の高いアクションプレイの一端を垣間見ていただけると思います。もちろん最適化やブラッシュアップとまだまだ詰めなくてはならない点は山ほどありますのでスタッフ一同フル回転で開発しています。
今後はあまりお待たせせずに情報公開していけるよう頑張りますので楽しみにしていてください!
開発スタッフ
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プロデューサー:吉田 直樹
- ファイナルファンタジーXIV、ドラゴンクエストX、ドラゴンクエスト モンスターバトルロード
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メインディレクター:高井 浩
- ファイナルファンタジーV、サガ フロンティア、ラストレムナント
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クリエイティブディレクター&オリジナル スクリーンプレイ:前廣 和豊
- ファイナルファンタジーXIV、ファイナルファンタジーXII、ラストレムナント
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ローカライゼーションディレクター:マイケル・クリストファー コージフォックス
- ファイナルファンタジーXIV、ファイナルファンタジーXI、ダージュ オブ ケルベロス -ファイナルファンタジーVII
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アートディレクター:皆川 裕史
- ファイナルファンタジーXIV、ファイナルファンタジーXII、ファイナルファンタジータクティクス
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コンバットディレクター:鈴木 良太
- DEVIL MAY CRY 5、Dragon's Dogma、MARVEL VS. CAPCOM 2(発売元:カプコン)
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キャラクターデザイン:髙橋 和哉
- ファイナルファンタジーXIV、ファイナルファンタジーXI、ファイナルファンタジーX
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コンポーザー:祖堅 正慶
- ファイナルファンタジーXIV、ナナシノゲエムシリーズ、マリオバスケ 3on3(発売元:任天堂)
▼『FF16』攻略&解説まとめ
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