スパイク・チュンソフトから2022年春に発売予定の新作アドベンチャーゲーム『アイ:ソムニウムファイル ニルヴァーナ イニシアチブ』(対応プラットフォームは、Nintendo Switch、PS4、Xbox One、Windows 10、Steam)。本作に登場するキャラクターのイラストが、スパイク・チュンソフトの海外サイトで公開された。

[2022年1月26日12時44分追記]
日本でも正式公開となったため、情報の追加とともに、人名の表記などを日本での発表に合わせて修正いたしました。

 『アイ:ソムニウムファイル ニルヴァーナ イニシアチブ』は、『Ever17』や『極限脱出』(ZERO ESCAPE)シリーズなどの代表作を生み出した打越鋼太郎氏(トゥーキョーゲームス)が手掛ける新作で、2019年9月に発売された『AI: ソムニウム ファイル』の続編となる。

※『アイ:ソムニウムファイル ニルヴァーナ イニシアチブ』の概要はこちら

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 『アイ:ソムニウムファイル ニルヴァーナ イニシアチブ』の概要は上記の記事にて確認をしてほしいが、本作では前作(『AI: ソムニウム ファイル』)の6年後が舞台になり、前作で重要なキャラクターのひとりだった“みずき”が主人公になっている。また、今回の発表では新キャラクターとなる、新米捜査官の“龍木”(りゅうき)も主人公となり、みずきと龍木のダブル主人公となることが明かされた。

 今回公開されたイラストでは、前作よりも大きく成長した6年後のみずきを始め、前作の主人公・伊達鍵のパートナーだったAIを備える義眼(アイボール)のアイボゥ、そして龍木と、そのパートナーである、同じくアイボールのタマの姿が確認できる。

 みずきの左目が義眼になっていることや、伊達の義眼でもあったアイボゥがみずきのパートナーになっている点、そして、新たなアイボールの登場など、前作を遊んだファンならば気になる点が多いが……。

みずき(声:黒沢ともよ):ABISの捜査官(Psyncer)

続編『アイ:ソムニウムファイル ニルヴァーナ イニシアチブ』キャライラスト公開。6年後の沖浦みずきの姿や、新キャラのAI義眼も
Psync(シンク)装置を用いて、容疑者や重要参考人の脳内に潜り込む Psyncer (シンカー)。とある事件によって左目を失い、現在は高度な人工知能を搭載した義眼“AI Ball”をはめている。

その強靭な肉体と優れた身体能力を買われ、高校生ながらも特例で警視庁の特殊捜査班“ABIS”(アビス)に所属することになった。

アイボゥ(声:鬼頭明里):操作補佐

続編『アイ:ソムニウムファイル ニルヴァーナ イニシアチブ』キャライラスト公開。6年後の沖浦みずきの姿や、新キャラのAI義眼も
自律制御型のAI。通常は眼球の形をしており、みずきの左の眼窩に常駐している。ネットワークに接続して情報収集を行なったり、X線やサーモグラフ等の機能を使って、みずきの捜査をアシストするのが仕事。

長いあいだ捜査補佐の業務を続けているため、人間の心理や感情の機微を読み取ることが得意。

龍木(りゅうき)(声:田丸篤志):ABISの捜査官(Psyncer)

続編『アイ:ソムニウムファイル ニルヴァーナ イニシアチブ』キャライラスト公開。6年後の沖浦みずきの姿や、新キャラのAI義眼も
正義感にあふれる新人(ルーキー)の捜査官。だがガツガツとした熱血タイプではなく、どちらかと言えば控えめで穏やかな性格をしている。高学歴のおぼっちゃまだが、両親はおらず、弟も他界……。

つらい過去を背負いながらも、左の眼窩にはめ込まれたパートナーのタマとともに難事件の解決に挑む。

タマ(声:加隈亜衣):操作補佐

続編『アイ:ソムニウムファイル ニルヴァーナ イニシアチブ』キャライラスト公開。6年後の沖浦みずきの姿や、新キャラのAI義眼も
アイボゥと同じく高度な人工知能を搭載した“AI Ball”。普段は龍木の左の眼窩にいて、彼の仕事をサポートしている。

厳しさと優しさを兼ね備えた母親のような存在で(厳しさ9割だが……)、龍木の尻を叩いて奮い立たせる役割を担っている。ちなみに文字通り尻を叩くのが大好きなドSキャラでもある。