PLAYISMは、プチデポット開発もよる『グノーシア』Steam版を本日(2022年1月23日)に配信開始することを発表した。今回のために書き下ろされたSteamトレーディングカード機能にも対応しているとのことだ。価格は2750円[税込]。
本作は、2019年にPS Vita版、2020年にNintendo Switch版、さらに2021年3月に欧米圏に向けた英語ローカライズ版が発売され、国内外で絶賛されてきたひとり用人狼ゲーム。今回中国簡体字に対応し、日英中でPCでも遊べるようになる。
『グノーシア』Steam版トレーラー
以下、リリースを引用
良質なインディーゲームを世界に届ける PLAYISM(プレーイズム)Steam版『グノーシア』、本日1月23日配信開始
インディーゲームパブリッシングブランドの『PLAYISM』(運営:株式会社アクティブゲーミングメディア)は、プチデポットが開発した『グノーシア』を英語・中国簡体字対応を行い、PC版に移植、今回のために書き下ろされたSteamトレーディングカード機能に対応し、本日1月23日Steamにて配信開始いたしました。
歩きながら話そう。起きられる?
グノーシアは嘘をつく。人間のふりをして近づき、だまし、そして身近な人間を一人ずつ、この宇宙から葬り去る――。
漂流する宇宙船内にて、人間を襲う未知の敵「グノーシア」に直面した乗員達は、誰が敵なのか分からない状況でこの危機を収束させるために、一つの解決策を試みる。 最も疑わしい人物から一人ずつコールドスリープさせ、船内に紛れ込んだ全てのグノーシアを活動停止させるのだ。
しかし、その人物が本当にグノーシアだったのか、あるいはスケープゴートにされた哀れな人間だったのか、知ることは難しい。
最後に笑うのは人間なのか、それとも――?
全世界で数々の輝かしい受賞歴とレビュースコアを誇る作品がSteamに登場
2019年に PS Vita版が、そして2020年に Nintendo Switch 版、さらに2021年3月に欧米圏に向けた英語ローカライズ版が発売され、国内外で絶賛されてきた一人用人狼ゲームが中国簡体字に対応し、日英中でPCでも遊べるようになります。
受賞歴・レビュースコア
- <A 5th Of BitSummit> メディアハイライトアワード 電撃 PlayStation
- <BitSummit Volume 6> エクセレンスインゲームデザイン賞 ノミネート
- <東京ゲームショウ 2018> ファミ通 インディーゲーム部門 ノミネート
- 電撃 PlayStaion インディゲームアワード ノミネート
- <IGN JAPAN GAME OF THE YEAR 2019> ベストインディーノミネート
- <IGN JAPAN USER'S CHOICE 2019> 3 位
- <ファミ通・電撃ゲームアワード 2019> ベストインディー受賞
- <CEDEC2020> CEDEC AWARDS ゲームデザイン部門 優秀賞
- <2020 年 日本ゲーム大賞> ゲームデザイナーズ大賞 グノーシア最終選考
- <NYX GAME AWARDS 2021> Best Narrative GOLD WINNER Best Character Design SILVER WINNER
- <2021 Independent Games Festival> Nuovo Award Honorable Mentions
- <indiePlay 2021> Best Overseas Game
- <toucharcade> Runner up best adventure game of 2021 Hidden gems of 2021
- <IGN JAPAN> レビュー 10/10
- <ファミ通> プラチナ殿堂入り 7/10/9/10
- <Metacritic> 82(Nintendo Switch 版)
- <OpenCritic> 83(Nintendo Switch 版)
ゲームシステム
舞台は一隻の宇宙船。
乗組員たちの中に数人、異星体「グノーシア」が紛れ込んでいます。グノーシアは毎晩一人ずつ乗組員たちを襲い、人類に敵対するよう洗脳していきます。
プレイヤーは、人類側、あるいはグノーシア側としてゲームをプレイすることになります。人類側の場合には、全てのグノーシアを発見し、冷凍睡眠させることが勝利条件となります。グノーシア側の場合には、乗組員を襲っていき、最終的にグノーシアの数が人間の数を上回ることが勝利条件となります。
1プレイ15分ほどの、いわゆる「人狼ゲーム」を繰り返し行いながら物語を進めていきます。
『グノーシア』では、ゲーム開始時にプレイヤーおよび他の登場人物に【乗組員】【グノーシア】などの役割がランダムに割り当てられます。登場人物は割り当てられた役割に沿って、自動的に発言、行動します。登場人物は、性格や能力、好感度、役割、他者への信頼度などの内部パラメータを持っています。
そして、他の登場人物から参照可能なパラメータとして、表面上の他者への信頼度、表向きの役割などを持ちます。これらの組み合わせによって、登場人物たちは個性豊かな発言、行動をとります。
特徴
『グノーシア』は、単なるシングルプレイの『人狼ゲーム』ではありません。
短時間のプレイを繰り返すことを前提として、以下の要素が展開されます。
繰り返しプレイしイベントを発生させることで謎が解けていく、独創的なナラティブ性
このゲームは、宇宙船が発進後、グノーシアが潜伏していることが発覚したところから始まります。
そして勝利または敗北条件を満たす所で終わります。プレイヤーがゲームを繰り返しプレイすることで、登場人物たちはこの数日間を何度となく繰り返し体験しています。
この繰り返しのうちに、敵であるグノーシアとは何なのか、またどうしてこの船が繰り返しに陥っているのかといった謎が、徐々に明らかになっていくという、新たなスタイルのテキストアドベンチャーとして完成した作品です。
様々な役割をロールプレイすることで成長するキャラクターステータス
初期状態では、プレイヤーは能力が低いため、会話などの主導権を握って活躍することはできません。ですが、プレイを繰り返してレベルアップしていくことで、カリスマ性や魅力、直感などのパラメータを選択的に向上させられます。
やがては、議論の流れを大きく変えるような活躍ができるようになります。
魅力的な多様なキャラクターたちと、ランダムに発生する個別イベント
登場人物はそれぞれ、主人公への好感度を持っています。プレイを繰り返しても好感度は保持されます。
好感度の高低によって、ゲーム中に様々なイベントが発生します。
『人狼ゲーム』を繰り返す中で登場人物に「人間らしさ」を感じさせ、さらにその中で発生する個別イベントがさらにキャラクターたちに強い魅力を抱かせます。
魅力的な登場キャラクター
汎宇宙軍所属の軍人として、船内に侵入したグノーシアの排除を先頭に立って指揮する。
状況が分からずとまどう主人公を優しく導いてくれる。
おどけた態度で場をにぎわそうとする、どこかつかめない性格の持ち主。
彼女の言動の何が嘘で何が本当なのか、判別するのは極めて困難だろう。
多少険のある物言いと華美な装束が特徴的な汎性。
論理的思考力が極めて高く、情報がそろった瞬間にグノーシアを摘発する。
愛想のない言動で冷たく受け取られがちだが、心根は優しい女性。
自分は何をすべきなのか、何のために存在しているのかを、常に自分に問いかけている。
やわらかで丁寧な態度でみなと接する優しいお姉さん。
宇宙船内の管理を任されているらしく、皆が快適に過ごせるよう気を配っている。
旧時代の服を好んで着る、正体不明の中年男性。
格言じみた言い回しを良く使い、意味不明の言動で皆に一目置かれている。
自然回帰を提唱する惑星出身のため少々ワイルドな感覚を持つ女の子。
まっすぐ元気な性格で、野生の勘により相手の発言の中からウソを見抜くのが得意。
ネコを愛し、とにかくネコのことを考えている青年。
ネコのことを除けば、誰よりもまともで公正な判断力を持っている好青年である。
内気で物静かな青年。相手の目を見て話すのが苦手なようだ。
彼がそんな性格になったことには、過去の出来事が関係しているようだが……?
金髪の美しい少女。一切喋らないが、多彩な身体言語で不便なく港コミュニケーションが取れている。
出自など、一切が謎の存在である。
有無を言わせぬ迫力を持つ謎の多い女性。
非常に高い能力を持っており、敵に回すことはお勧めできない。
知性を持ち、人語をしゃべるシロイルカ。
水を満たしたボディスーツを着込み、一人乗りカートで移動する。
性格は優しくて、人間が大好きな少女である。
とにかく自分が生き残ることを優先する青年。
目立つことを嫌う。
欲望に忠実で、その積極的な言動に女性陣は多少引き気味である。
銀色に輝くボディがまぶしい人物。
気さくで誠実な性格のため、皆何となくいうことを聞いてしまう。
宇宙船内ではじめての恋に目覚めたらしい。
グノーシア
- 開発元: プチデポット
- 販売元: PLAYISM
- 配信開始日:2022年1月23日
- ジャンル:SF人狼シミュレーション
- 対応言語:日本語・英語・中国語(簡体字)
- プラットフォーム:Steam
- 販売予定価格: 2,750円(税込)