アーケードゲーム『Fate/Grand Order Arcade』(以下、FGOアーケード)にて、2021年12月16日7時よりストーリー第7章“第七特異点 臨界繁栄都市 バビロン”が開幕。事前に発表された神霊サーヴァント“ラーヴァ/ティアマト”以外に、ストーリー上で新たなサーヴァントが姿を現し話題となっている。
▼大人ネモこと“ネモ/ノア”の実装情報はこちら。
大人ネモ(?)がストーリー上に登場
新たなサーヴァントは、“第七特異点 臨界繁栄都市 バビロン”の第2節“誰でもない者”で初登場。
その姿がスマートフォン向けアプリ『Fate/Grand Order』(FGO)にて2020年11月11日に実装された星5サーヴァント“ネモ(ライダー)”の成長したような見た目をしているため、SNS上では“大人ネモ”と呼称され、注目を集めた。
なお、『FGOアーケード』ではネモは実装されておらず、今回登場した大人ネモ(?)も立ち絵イラストのみの登場で、いまのところバトルには参加していない。
第2節“誰でもない者”のあらすじ
黄金都市を支配するバビロン王。神霊ティアマト曰く、王は一度、確かに死んでいるという―――
死して蘇った王? 一体どういうことなのだろう? やはり、聖杯を用いたということなのだろうか。
「その通り。そして聖杯は王の元にある」
そこに言葉を重ねてくる謎の人物があった。神霊ティアマトが“船長”と呼ぶ人物だ。
人物は名乗らず、自分はカルデアの味方ではあるが、誰でもない存在(ネモ)なのだと告げる。
大人ネモは「まだ名乗るべき時ではない」と語り、ティアマトからは“船長”と呼ばれているため、真名は明らかになっていない。また、主人公のことを「君」と呼び「見知らぬカルデアのマスター?」と表現している。ちなみに、ティアマトからは「みんなにやさしくて、きがきいて、さみしがりや」という評価を得ている。この人物がティザームービーの文字演出で表示された“船長”を表していたと思われる。
また、第2節のアドベンチャーパートにて、一度死んだバビロンの王が聖杯によって蘇り、悪王として悪政を敷いていることが判明する。この悪王が、ティザームービーのギルガメッシュ(キャスター)風のシルエットの人物だろうか。
ストーリーについて記事で語れるのは、いまのところここまで。大人ネモや悪王の正体などは、ぜひ『FGOアーケード』をプレイして確かめてほしい。
ティアマトは類稀なお母さん力を持つ神霊サーヴァント
最後に、小ネタとしてティアマトの情報をお届け。第七特異点のストーリーを読み進めることで、“ラーヴァ/ティアマト”のキャラクター性のようなものが次第に明らかになってきた。
自身のことを「母」と言い、マシュから名前を呼ばれた際には「お母さん」と即座に呼び方を訂正するように要望する。第2節でランスロット(バーサーカー)と坂田金時(バーサーカー)が暴れていると、2騎を「わんぱくでもいいとは思いますが、あばれまわるのはよくないぞ」「めっ」とたしなめるシーンも。
母に慣れている金時でさえ、ティアマトのお母さん力(ちから)にはたじたじ。マシュに対しては「甘やかし?」と称しておやつをあげるシーンも。前述の大人ネモは手料理を振る舞われたようで、『FGO』史上でも上位のお母さんサーヴァントとして台頭した。