2Dパズルアクションゲーム『Elechead』(エレキヘッド)が、2021年10月14日17時ごろよりにPC向け(SteamおよびItch.io)に配信を開始した。価格は980円[税込]。
本作は、2019年に『BATTLLOON ‐バトルーン』をリリースした、インディーゲームクリエイター生高橋氏による最新作。東京ゲームショウ2020 オンラインに合わせて行われた“センス・オブ・ワンダー ナイト 2020(SOWN2020)”にて“Best Game Design Award”と“Audience Award”の二冠に輝いたことでも注目を集めた1作だ。
『ElecHead』は、小さな漏電したロボット“Elec”が、世界に光を取り戻す2Dパズルアクション。“Elec”はステージ上の壁に触れることによって、電気を流して、さまざまな装置を起動させることが可能。さらには、着脱式の頭を放り投げることで、離れたところにも電気を流すことができる。ただし、10秒以内に頭を取り戻さないと爆発してしまうことに。
そんな特徴を持つ“Elec”が、トリッキーなシステムでいっぱいの施設から、(ときに文字通り)頭を使って、光を取り戻す方法を見つけることになる。リリースから抜粋した本作の特徴は以下の通り。
おもな特徴
- シンプルな操作(キーボードとコントローラー対応)
- ステージは最後までシームレスに続き、プレイヤーを暇にさせる時間はありません
- 最低限のギミックをあえて使い回し、同じギミックでもステージによって解き方がまったく違う体験を味わえます
- レトロ感のあるミニマルなドット絵のグラフィック
- 2~3時間でクリアでき、忙しい人でもプレイできる(隠し部屋や秘密の発見もある)
- ゲーム内テキストはポーズメニューにすらありません。全世界の誰もが遊べます
どこか愛嬌のある“Elec”を駆使しながら、あーでもない、こーでもないと悩みながらプレイしていくのが楽しい1作だ。おもな特徴にもある通り、“最低限のギミックをあえて使い回し、同じギミックでもステージによって解き方がまったく違う体験を味わえ”るのが本作のキモ。「ああ、そうか!」と解法がわかったときの気持ちよさは格別だ。
『ElecHead』(エレキヘッド)
- 開発者:生高橋、つよみー
- プラットフォーム:PC (SteamとItch.io)
- リリース日:2021年10月14日(17時ごろ日本時間)
- 値段:980円
- レーティング:どんな年でもOKです!
- 言語:ゲーム内テキストなし
開発者について:
生高橋 (ゲームデザイン、グラフィック)
個人インディーゲームクリエイターの生高橋は、多くの学生ゲーム賞を受賞した後、大学在学中の2019年にPCとNintendo Switchで『Battlloon』をリリースしました。前作のような、『ElecHead』はレトロ感があり、ゲームプレイのコアメカニクスをストレートなアプローチを持っています。
つよみー(音楽・SE)
本作の音楽とサウンドデザインは様々インディーゲームやオリジナル作品の作曲を手がけたつよみーさんが担当いたしました。