お盆シーズンの恒例イベントとして、すっかり定着していた“夏コミ”こと“コミックマーケット”。その見どころといえば何と言っても、会場を彩るハイレベルなコスプレイヤーたち。2020年はもともと、開催期間がゴールデンウィークにズレることになっていたものの、やはりこの時期にコミケの盛り上がりを実感できない……ということに、寂しさを感じているサブカルファンは大勢いるはず。
そこでファミ通.comでは、各種イベントへの出演はもちろん、テレビ番組や雑誌のグラビアページなどでも大活躍中の美人コスプレイヤーたちにクローズアップ! 貴重なコスプレ写真&インタビューをまとめて、全5回の暑中見舞い企画としてお届けしよう。
第1弾となるこちらの記事では、『アークナイツ』や『ライザのアトリエ 〜常闇の女王と秘密の隠れ家〜』の公式コスプレイヤーをはじめ、ラジオパーソナリティや多くの雑誌の表紙も務めるなど、さまざまな分野で活躍している伊織もえさん(@moe_five)に注目! SNSのフォロワーは国内外で300万人を超えるという彼女に、コスプレ衣装制作時の思い出や、ゲームに関するエピソードを語ってもらった。
趣味で披露した『ライザのアトリエ』コスプレが話題に!
――お送りいただきました写真はどれも素敵ですが、とくに思い入れのある衣装はありますか?
伊織もえこのなかでは『その着せ替え人形(ビスク・ドール)は恋をする』の衣装ですね。“作品とのコラボ企画”ということで作成したんですけど、なかなかイメージ通りにいかず、途中で作り直したりもして……。手間暇をかけたぶん、思い入れもあるし、仕上がりも気に入っている1着です。
――こちらの衣装を着て撮られた写真は、本誌(『ヤングガンガン』)の扉絵でも使われていましたね。
伊織もえおかげさまで、けっこう好評だったみたいです。私自身だけでなく、衣装のクオリティも褒めていただけて。好意的なコメントもたくさん拝見しました。
――“衣装の制作も込みで、お仕事を引き受ける”というケースは多いのですか?
伊織もえいろんなパターンがあるので、その都度、ご相談させていただきながら対応しています。『ライザのアトリエ』のときは、もっと特殊なパターンでしたね。
――具体的に言いますと?
伊織もえライザのビジュアルがすごくかわいかったので、あくまでも趣味として、個人的に衣装を制作したんです。それを着た写真をSNSにアップしたところ、ガスト(コーエーテクモゲームス)のスタッフさんが気に入ってくださって。『ライザのアトリエ』の公式コスプレイヤーをしませんか?……と声をかけていただけたんです。そこから、ステージ企画やトークイベントなどにも呼んでいただけるようになって。とても貴重な体験をさせていただきました。
『DBD』&『アークナイツ』にドハマり中!
――2020年上半期にやり込んだゲームはありますか?
伊織もえ『Dead by Daylight』です。リリース当初から興味はあったものの、“ふたつの陣営のうち、片方は逃げるだけで抵抗する手段がない”という部分が気になって……。「私には合わないかも」と食わず嫌いしていたのですが、YouTubeでいろんな方のプレイ動画を見ているうちに、だんだんやりたい衝動が湧いてきて。試しに遊んでみたところ、一瞬でハマりました(笑)。1ヵ月くらいプレイして、いまは赤帯にいます。
――いちばん上位のランクですね。たった1ヶ月でそこまでやり込むとはさすがです。
伊織もえ「これは才能あるで!!」と思って、生配信にも挑戦してみました。でも生配信だと、毎回タイミングよく、かっこいいところだけをお見せする……というわけにもいかず。あとで反省することも多くて、そのたびにしょもさん(しょんぼり)です(苦笑)。
――冒頭でも触れましたが、『アークナイツ』では公式コスプレイヤーも務められていますね。
伊織もえ正式にリリースされる2年くらい前から注目していたタイトルなので、お仕事のオファーをいただいたときは本当にうれしかったです。ティザーサイトを見たときから、「これは絶対にハマるタイプのゲームだ」と確信していて。案の定、いまでは毎日欠かさずプレイしています。
――公式生放送にも出演されていましたが、かなり高レベルであったことがSNSでも話題になっていましたね。
伊織もえものすごく大好きなタイトルですし、公式コスプレイヤーにも就任しているので、全力でやり込ませていただきました。せっかく出演させていただくからには、たんなる賑やかしではなく、しっかりと作品のPRにも協力したいと思っていたので、お力になれたようでよかったです!