伊織もえ さん(いおり もえ)
1月24日生まれ。コスプレイヤーとしての活動に加え、少年誌および青年誌でグラビア活動を展開。多数のゲーム、アニメで公式コスプレイヤーも務める。
「プルプル震える筋肉にも注目してください!」(伊織)
2019年4月10日から放送予定の『EARTH DEFENSE FORCE: IRON RAIN(アース ディフェンス フォース アイアン レイン』(以下、『EDF:IR』)のテレビCM。こちらに出演し、セクシーなトレーニングウェアで筋トレに励んでいるのが、国内外で爆発的な人気を誇るコスプレイヤーの伊織もえさん。じつはかなりのゲーマーで、『地球防衛軍』シリーズの大ファンでもある彼女に、同シリーズへの熱い思いや、CM撮影時のエピソードを語ってもらった。
――CMのオファーが来たときの率直な感想を教えてください。
伊織いままでテレビとは、まったく無縁のところで生活してきたので、いきなりCM出演のお話が来てビックリしました。もともと『地球防衛軍』シリーズは大好きな作品なので、このような形で関わらせていただいて、すごく光栄です。
――EDF隊員となって、トレーニングに励む……といった内容のCMですが、撮影中、苦労されたポイントは?
伊織以前からジムには通っていて、お腹やお尻は鍛えていたんですけど、背筋のトレーニングはしたことがなかったので、そこがきつかったですね。
それと、体操の指導役で芸人のジャスティス岩倉さんも、共演のねこじゃらしさんも、皆さんマッチョな方ばかりだったので、囲まれながらの撮影はすごく緊張しました。トレーニング中はずっとぷるぷる震えていたので、CMではどう映っているのか気になります(笑)。
――その状況だと、必要以上に緊張してしまいそうですね。それと、先ほどから気になっていたのですが、着用されている衣装もかなりセクシーですね。
伊織じつはこれ、自前のスポーツブラなんです。衣装合わせのとき、なかなかピンと来るものがなくて、試しに「ふだん、ジムで着ているのはこれです」とお見せしたところ、満場一致で「これだ!」となって。EDFのロゴも入れていただいて、衣装として着用することになりました。
――自前の衣装だったとは驚きです。そんなセクシーな衣装を着て、トレーニングに励む姿が、CMの見どころというわけですね。
伊織一生懸命がんばったんですけど、ふだんからジムに通ってトレーニングをされている方からすると、「こんな筋トレのしかたじゃダメだ!」とか、「腕立て伏せをするときの、手のつきかたがなっていない!」とか言われそうでちょっと心配です。どうか、やさしい目で見ていただければ!
――続いて、ゲームについてお聞きしたいのですが、本シリーズはどれくらい遊ばれているのでしょう?
伊織やり込んだのはプレイステーション4の『地球防衛軍4.1 THE SHADOW OF NEW DESPAIR』と、プレイステーションVitaで発売されたタイトルですね。兄と弟がいるんですけど、いっしょにプレイして。だから、うちの兄弟は全員EDF隊員です(笑)。
――ご兄弟は、CM出演について何とおっしゃっていましたか?
伊織言っちゃダメかなと思って、CMのことはいっさい話していません。なので、テレビで放送されているのを見て、めちゃくちゃ驚くと思います(笑)。
――どのような反応が見られるか、楽しみですね。ちなみに伊織さんは、本シリーズのどのようなところに魅力を感じますか?
伊織徹底的に、“男の子が好きな世界観”を再現しているところがいいですね。
巨大なアリや怪獣が襲ってきて、それをロケットランチャーや戦車を駆使してやっつける。兄弟の影響で、私もそういう世界観が大好きなので、ガッツリのめり込んでプレイすると思います。それと本作では、主人公のカスタマイズ要素が豊富なところもうれしいです。
女性キャラクターの場合、体型ごとに胸の大きさも違っていて。横から見たときのサイズ感がすごくリアルで、こだわりが感じられました。
――体のラインまで注目されるとはさすがです! これまでシリーズ作をプレイされる際、よく使っていた兵科はありますか?
伊織ウイングダイバーですね。空を飛んで、戦況を見ながら臨機応変に立ちまわるのが好きなんです。だから『EDF:IR』では、ジェットリフターを使うつもりです。空からロケットランチャーを撃って、アリの群れを一掃できたら爽快でしょうね。
――安全圏から、強烈な一撃をたたき込む……というわけですね。前に出て、がんがん戦うのは苦手ですか?
伊織そうですね。連射で少しずつダメージを与えるより、一撃で敵を吹き飛ばすような強力な武器で戦いたいです。
――そんな伊織さんですが、もし実際に怪物に襲われたら、ゲームのように武器を持って、戦ったりするのでしょうか?
伊織たぶん、真っ先に死んじゃうと思います。性格がのんびりしているので、「あ、来た? え、何?」とか言っているあいだに踏みつぶされそう(苦笑)
――なかなかゲーム内の隊員たちのように、うまくは立ち回れないですよね。ちなみに、もしEDFに入隊するとしたら、ご自身はどんな仕事が向いていると思いますか?
伊織絶対に足手まといになるので、前線には出ないと思います。『EDF』シリーズは隊員どうしの掛け合いがおもしろいので、後方に待機して、通信兵として隊員たちの会話を聞きながら、ニヤニヤしていると思います。
――緊張感を保ちつつ、ニヤリとさせてくれる隊員たちの掛け合いも、本シリーズならではの見どころですよね。ご自身が戦うのは無理でも、キャラクターとしてゲーム内に出演してみたい……というお気持ちはあったりしますか?
伊織いいですね! でも、EDFの隊員ではなく、アグレッサー側で出演したいです。ものすごく巨大で、口から光線を吐いたりして(笑)。
――伊織さんが相手だと、戦意が鈍って戦えないプレイヤーが続出しそうです。そんな本編に加え、本作にはオンラインモードも搭載されていますが、遊ばれる予定は?
伊織がっつり遊ぶつもりです! でも、ゲーム内では別の名前を使っているので、私だとわからないと思います。
――なにか、伊織さんだとわかるヒントはありませんか?
伊織紫色が好きなので、たぶん髪の色は紫にします。あと、食べ物の名前をつけることが多いので、紫髪でタピオカとか、肉まんといった名前のキャラクターがいたら、私かもしれません。
――ゲーム内で伊織さんを探す人が急増しそうですね。それでは最後に、読者の皆さんに向けて、ひと言お願いします。
伊織爽快感抜群の戦闘はもちろん、キャラクターのメイキングや、オンラインでの協力・対戦プレイなど、おもしろい要素が盛りだくさんのタイトルですので、私もとことんやり込むつもりです。みんなでEDFに入隊して、アグレッサーをやっつけましょう!
ちなみに、週刊ファミ通2019年4月18日号(2019年4月4日発売)の『EDF:IR』発売直前特集にも、伊織もえさんのインタビューを掲載。本記事に掲載しているもの以外の写真も掲載されているので、ぜひチェックしてほしい!