Nintendo Switch用ソフト『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』では、有料DLCとして新規ファイターが配信されている。
2019年4月18日に配信された“ジョーカー(『ペルソナ5』)”に始まり、“勇者(『ドラゴンクエスト』)”、“バンジョー&カズーイ(『バンジョーとカズーイの大冒険』)”、“テリー・ボガード(『餓狼伝説』)”、“ベレト&ベレス(『ファイアーエムブレム 風花雪月』)が登場。
第6弾の追加ファイターとして、ミェンミェン(『ARMS』)が2020年6月30日に実装。残り5人が2021年内までに順次実装されていくことが発表済みだ。
※本記事は、公式トレーラーやディレクター桜井政博氏による動画シリーズ“○○のつかいかた”などのキャプチャー画像をもとに制作しています。
ソラ(『キングダム ハーツ』)
カズヤ(『鉄拳』)
ホムラ/ヒカリ(『ゼノブレイド2』)
セフィロス(『ファイナルファンタジーVII』)
スティーブ/アレックス(『マインクラフト』)
ミェンミェン(『ARMS』)
ミェンミェンの最大の特徴は“腕が伸びる”こと。Aボタンで左ウデを伸ばし、攻撃中に移動やジャンプが可能だ。より高威力のスマッシュ攻撃は空中でもくり出せるほか、上下にシフトさせて打ち分けられる。
ほかのファイターとは違い、Bボタンが必殺ワザではないのもポイント。Bボタンは右ウデの攻撃に対応しており、左右の打ち分けやコンビネーションが可能になっている。
これらはふつうの直接攻撃とは違うのでカウンターを食らうことはない。ただし、回避やシールドされると隙が生まれるため、ミェンミェンは接近戦が苦手。
また、Aボタンを短く押すとキックが発動。Aボタンを連打するとカンフーコンボが発動する。
ミェンミェンのワザ
右ウデのアームを切り替える。操作できる状況ならいつでも変えられる。特性が異なるほか、空中通常攻撃も変化する。
上空に跳ぶワザ。上昇時に少しだけ無敵時間があり、長押しするとより高く跳べる。空中で使うと崖につかまるときに便利な復帰用のワザ“アームフック”になる。
サマーソルトキック。飛び道具を弾き返せる。
最後の切りふだ:ARMSラッシュ
ARMSファイターが勢ぞろいして無数のパンチをくり出す。
【スマブラSP】ミェンミェンのつかいかた
ベレト&ベレス(『ファイアーエムブレム 風花雪月』)
『ファイアーエムブレム 風花雪月』の男性主人公ベレトと女性主人公ベレスは、4つの“英雄の遺産(※)”で戦うキャラクター。スティックの入力方向によって使用する武器が変化する。
運動性能は低めだが、複数の英雄の遺産を使いこなすことで、“間合いの鬼”とも呼べる性能を持つ。
※英雄の遺産:原作に登場する特別な武器
スティック上:魔剣 天帝の剣
主人公がふだんから持っている武器。百裂攻撃や強攻撃、ダッシュ攻撃などで使用する。蛇腹剣をロープのように伸ばす上必殺ワザは、ガケつかまりにも利用可能。
剣を蛇腹剣にして相手をふっとばす。
上方に蛇腹剣を振る攻撃。当たり判定が長めに持続する。
蛇腹剣を上方に伸ばして相手を打ち上げる。ある程度ダメージが蓄積している場合は上空高くに打ち上げ、そのまま蛇腹剣で相手をつかんで接近。相手を叩き落としつつ高く跳び上がる(ダメージが50%を超えた相手にはメテオ効果あり)。
スティック横:魔槍アラドヴァル
原作ではディミトリが使用する槍。前後の空中攻撃、横スマッシュ攻撃、横必殺ワザなど、リーチの長い攻撃が揃っている。槍の先端部分は威力が高いという特性を持つ。
空中で相手と交錯する際、リーチが長いため、一方的に打ち勝てることも多い。
リーチが長く、斜め上・斜め下にシフト(打ち分け)可能。上方向に入力すると威力がアップし、下方向ならダウン中の相手も攻撃可能。
前方と斜め上に極めて長いリーチを誇る。スマッシュ入力を行うと少し前進するため、さらに射程がアップ。空中で使うと上下も薙ぎ払えるが、着地の隙は大きめ。
スティック下:魔斧アイムール
原作ではエーデルガルトが使用する斧。大振りで威力が高く、ふっとばしやすい。下必殺技はとくにその傾向が強く、ヒットさせるのは少々たいへんだ。その代わり、狙いをつけるための特徴を多く備えている。
上空から斧を振り下ろし、メテオも狙える攻撃。
斧を左右に振り抜く。ふっとばしを狙いやすい。
力を溜めて渾身の一撃を放つ。構えている間はスーパーアーマー付きなので、攻撃を受けながら強引に当てることも可能。構え中に足場を抜けて降りたり、左右に向きを変えたりできる。隙が大きく高威力だけに、カウンターには要注意。
通常:魔弓フェイルノート
原作ではクロードが使用する弓。スティックが通常方向(ニュートラルの状態)時の必殺ワザでは溜め撃ち可能な矢を放つ。ひとたび溜め始めるとボタンを離しても止まらないが、左右に振り向けるほか、シールドを使ってキャンセル可能。
弓を回転させて攻撃する。打ち上げた相手を追撃するなど、コンビネーションに組み込むこともできる。
長射程かつ高速で矢を放つワザ。溜め続けると光線のような高威力攻撃をくり出せる。最大溜めに入るとキャンセル不可なので、リフレクター系のワザを持ったキャラには要注意。
最後の切りふだ:神祖破天
原作で使っていた“破天”の強化版とも言えるワザ。謎の女性“ソティス”と力を合わせて攻撃する。
【スマブラSP】 風花雪撃
【スマブラSP】ベレト / ベレスのつかいかた
ジョーカー(『ペルソナ5』)
有料DLC第1弾として、アトラスの人気RPG『ペルソナ5』から主人公のジョーカーが参戦。ナイフを使った俊敏な攻撃を得意とするほか、“ペルソナ・アルセーヌ”を召喚することでより強力な攻撃が可能になる。
アルセーヌの召喚には、時間経過や相手から攻撃を受けることで溜まる“反逆ゲージ”が必要となる。
通常時のワザ
ボタン長押しや連打で連続射撃でき、前後や上へ回避しながらの射撃も可能。
斜め上に向かってワイヤーを放つ。相手を引きつけたり、崖をつかんでステージに復帰することも可能。
直接的なダメージは大きくないものの、追加ダメージを与えらえる。
ダメージを軽減させつつゲージを大きく溜められる。ボタン長押しで連続攻撃も受けきることができ、ボタンを話したときに相手を突き放せる。
アルセーヌ召喚時のワザ
一度の攻撃で3発打ち込む。
アルセーヌの翼で一気に上昇。攻撃判定はないが無敵時間があるため、安全に移動できる。
炸裂すると大きな爆風が起きて連続ヒット。追加ダメージの効果時間も長くなっている。
2種類のカウンターワザが自動判別される。相手の打撃ワザにはテトラカーンで反撃し、飛び道具はマカラカーンで反射する。
最後の切りふだ:総攻撃
すばやく切りつけた後、怪盗団のメンバーで総攻撃を仕掛ける。最初の切りつけがヒットしなかった場合、一度だけ背後に向かって切り返せる。
なお、アルセーヌの有無は切りふだには影響を及ぼさない。
【スマブラSP】Ver.3.0 アップデート 紹介映像
勇者(『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて S』)
スクウェア・エニックスの『ドラゴンクエスト』シリーズから“勇者”が参戦した。『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて S』の勇者を基本として、カラーチェンジで“III”、“IV”、“VIII”から歴代の勇者も選択可能だ。
スマッシュ攻撃時に8分の1の確率で“かいしんのいちげき”が発生するほか、MPゲージを消費して必殺ワザを発動させるのが特徴。ワザの種類は全ファイターでも最多だという。
勇者の必殺ワザは、入力方向によって変化する“じゅもん”。溜める時間によって上位のじゅもんに変化するが、MPは時間経過のほか、攻撃を当てると回復する。
勇者のワザ
溜め段階や状態をキープできるため、狙ったタイミングで上位のじゅもんを撃てるのが特徴。MP切れには要注意。
すぐに発動できるデインは牽制向きで、一段階上のライデインは射程が長め。最上位のギガデインは広範囲に回転斬りをくり出す。
自身の周囲に竜巻を発生させつつ高くジャンプするという、復帰に役立つワザ。バギは消費MPが少なく、バギマは横に飛びやすい。バギクロスは到達点が非常に高い。
20種類以上もあるワザの中からランダムで4つのコマンドが出現し、選択するとワザが発動する。
最後の切りふだ:ギガスラッシュ
歴代の主人公から力を借り、強力な攻撃を放つ大ワザ。
上方向への攻撃範囲が広く4メートルくらいまでなら届く。使用タイミングによっては対空ワザとしても使えそうだ。
【スマブラSP】 伝説の勇者
【スマブラSP】勇者のつかいかた
バンジョー&カズーイ(『バンジョーとカズーイの大冒険』)
1998年にニンテンドウ 64タイトルとして発売されたアクションゲーム『バンジョーとカズーイの大冒険』から参戦。
クマのバンジョーとトリのカズーイによるコンビで、原作のアクションを再現したコミカルな動きが特徴だ。
バンジョー&カズーイのワザ
バウンドして進む弾を発射する。ボタンを長押しすると“タマゴばきゅーん”状態に。連射可能だが、撃ち続けると威力が下がっていく。
無敵状態になったうえでの突進攻撃。判定が強く、たいていの攻撃に打ち勝てるが、5回の使用制限つき。使い切ると自分がミスになるまで使えない。
ジャンプパッドを使ってジャンプするワザ。発動後に空中ジャンプできるため、復帰する際にとても便利。
一定時間後に爆発する爆弾を後方に放つ。撃つたびに転がる軌道が変化するほか、爆弾はアイテム扱いなので拾って投げることも可能。
最後の切りふだ:ジンジョネーター
地中から飛び出した石像の中から、原作のラストボスであるグランチルダにトドメを刺したジンジョネーターが出現。相手を思い切り突き飛ばす。
勇者のギガスラッシュと同様に、上方向への攻撃範囲が広いので、空中の敵を狙おう。
【スマブラSP】 仲間たち
【スマブラSP】バンジョー&カズーイのつかいかた
テリー・ボガード(『餓狼伝説』)
テリー・ボガードはSNKの対戦格闘ゲーム『餓狼伝説』や『ザ・キング・オブ・ファイターズ』シリーズなどに登場するキャラクター。格闘ゲーム出身のキャラクターならではの特徴がある。
- 1対1の状況だと相手のほうを向き続ける
- その場回避をして攻撃すると、上半身無敵の“避け攻撃”が発動
- 通常ワザの戻りモーションをキャンセルとして必殺ワザをくり出せる
- 必殺ワザはボタンを押す長さによって強弱を打ち分けられる
- コマンド入力でも必殺ワザを使用可能
- ダメージが100%を超えたとき(体力制の場合は、残り体力約3分の1以下)、超必殺ワザの“パワーゲイザー”や“バスターウルフ”を発動可能
テリー・ボガードのワザ
地をつたうおなじみの飛び道具。空中で撃つと射程の短い衝撃波を放つ(『ザ・キング・オブ・ファイターズ '96』などと似た性能)。
弱と強で飛距離の異なる突進攻撃。下→右下→右(右向き時)というコマンド入力でも出すことができ、その際はより強力になる。
テリーのもうひとつの突進ワザで、こちらもコマンド入力で強化可能(右向き時には下→左下→左)。弧を描いて飛ぶため対空にも便利。
弱と強で高さの異なる対空ワザ。下に少し溜めてから放つと、出がかりが無敵になる。復帰ワザとしても有用。
いったん上昇してから斜め下にパンチを叩き込む。コマンドは右→下→右下(右向き時)で、出がかりが無敵に。
超必殺ワザ
前述したように、ダメージが100%を超えたとき(体力制の場合は、残り体力約3分の1以下)、コマンド入力で2種類の超必殺ワザを発動可能。強力だが、シールドされると隙だらけなので、多用は禁物だ。
前方に間欠泉のような衝撃波を打ち出す。
拳を突き出して突進し、ヒットしたら気を放出して大ダメージを与える。
最後の切りふだ:トリプルウルフ
前方にトリプルゲイザー(パワーゲイザー3連発)を放ち、ヒット後にパワーダンクとバスターウルフで追撃するワザ。
最初のトリプルゲイザーは攻撃範囲が広く、複数の敵を巻き込むことも可能だ。
【スマブラSP】100メガショック!
【スマブラSP】テリーのつかいかた
追加方法
追加DLCはマイニンテンドーストアやAmazon.co.jpで購入可能。各ファイターには関連ステージ、楽曲がセットになっている。
ファイターパスでまとめて購入
追加ファイターがまとえて買える“ファイターパス”も用意されている。“ベレト&ベレス”、“ジョーカー”、“勇者”、“バンジョー&カズーイ”、“テリー・ボガード”がセットになった“ファイターパス Vol.1”は2750円[税込]、“ミェンミェン”以降の11キャラがセットになった“ファイターパス Vol.2”は3300円[税込]。
割安なので、ひと通りのコンテンツにふれたい人や長く遊びたい人はファイターパスの購入がおすすめだ。
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目当てのファイターだけ個別購入も可能。価格はそれぞれ662円[税込]だ。