恐怖を味わいたい人は寄っといで~

 お盆休みを満喫中の人も、まだまだお仕事中の人もこんばんわ。ホラー好きライターのリプ斉トンです。私はホラーが好きで、ホラー映画、ホラーアトラクション、ホラーゲームなどを追い求めて止まないドM生命体のひとり。とくにホラーゲームが好きで、古今東西問わずさまざまなゲームをプレイしてきました。

 今回は夏休み記念として、私が過去プレイしたことのあるホラーゲームのなかから、いますぐダウンロードして遊べるオススメホラーゲームをチョイスしてご紹介いたします。

 恐怖対象に武器で抵抗できるゲームや、基本的には逃げるしかない不抵抗ゲームなど、いろいろとご用意してみました。ホラーゲームが好きな人、あまりプレイしたことがない人両方が楽しめるゲームを選んでみたので、プレイしてヒヤリとした気分を味わってください。

 ただし、室内はクーラーをつけて、水分補給しながらプレイしてくださいね!

ゲームオーバーなし! ノンストップで展開するサスペンス・ホラー『UNTIL DAWN -惨劇の山荘-』

  • ハード:プレイステーション4
  • メーカー:ソニー・インタラクティブエンタテインメント
  • 価格:PlayStationHits ダウンロード版は2149円[税込]

『UNTIL DAWN -惨劇の山荘-』公式サイト
・『UNTIL DAWN -惨劇の山荘-』Amazon.co.jp販売ページ

じわじわ度:★★☆☆☆
ビックリ度:★★★★★
抵抗できない度:★★★★★
トータル恐怖度:★★★☆☆

 バタフライ効果とは、力学系の状態にわずかな変化を与えると、そのわずかな変化がなかった場合とは、その後の系の状態が大きく異なってしまうという現象(ウィキペディアより引用)。

 本作は、そんなバタフライ効果(ゲームではバタフライエフェクトと呼んでいる)が組み込まれたサイコサスペンスホラーゲームです。PlayStation Hits版は、なんと2149円! かなりお買い得です。

 休暇を、友人の別荘にて過ごすことになった10人の若者。その別荘は雪山の山中にあり、移動にはロープウェイしかないという、なんとも『金○一少年の事件簿』的な内容です。雪山に男女10人……、何も起きないはずもなく……。

 10人は最初こそ和やかな雰囲気でしたが、ちょっとしたケンカをしてしまい、ひとりが別荘を飛び出していってしまいます。飛び出した女の子のハンナを追い、双子の姉妹ベスも別荘を出てしまいますが、ふたりはそのまま行方不明となってしまいます。

 それから1年後。残された8人はふたたび別荘に集まりますが、そこに自分たち以外の何者かの気配を感じ……。8人は、閉ざされた別荘から無事に逃げ切ることができるのか!? というのが物語の大筋となっています。

 最初に書いたように、本作の最大の特徴は、バタフライエフェクトを利用したゲームシステムにあります。サスペンスホラー映画のような展開のなかで、プレイヤーは重要な場面で選択を迫られます。その展開によっては誰かが死んでしまうことも。

 普通のアドベンチャーゲームだとそこでゲームオーバーになってしまうこともありますが、本作はひと味違います。誰が死んでしまっても、どんな展開になっても、物語はエンディングを迎えるまで止まることはありません。

 刻一刻と変化する若者たちの状況に翻弄されつつ、自分の選択は正しかったのか、そうではなかったのかにモヤモヤすること間違いなし。プレイするたびに異なるストーリーを楽しむことができるので、何度もプレイしたくなる内容です。

 姿の見えない敵、正体不明の敵。8人を恐怖のどん底に陥れた犯人は誰なのか。8人のうちの誰かなのか、それとも、未知の存在なのか……。たぶん1回のプレイでベストエンディングは見られないと思うので、くり返しプレイしていただきたい内容です。

 日本版と海外版はゴア表現に差異があり、日本版はグロ要素がちょっと控えめなのでスプラッターが苦手な人にもオススメですよ。最怖ポイントは、チェーンソー……、運搬機……、レバー……、のあたり。

絶対的な恐怖からは逃げ回るしかない……『ALIEN: ISOLATION -エイリアン アイソレーション-』

  • ハード:プレイステーション4、Xbox One
  • メーカー:セガゲームス
  • 価格:プレイステーション4 ダウンロード版は8629円[税込]、Xbox Oneダウンロード版は8618円[税込]

『ALIEN: ISOLATION -エイリアン アイソレーション-』公式サイト
・『ALIEN: ISOLATION -エイリアン アイソレーション-』(PS4版)Amazon.co.jp販売ページ
・『ALIEN: ISOLATION -エイリアン アイソレーション-』(Xbox One版)Amazon.co.jp販売ページ

じわじわ度:★★☆☆☆
ビックリ度:★★★☆☆
抵抗できない度:★★★★☆
トータル恐怖度:★★★★★★★★★★★★★★★(限界突破)

 今回紹介するなかでは、いちばん心拍数が上がるんじゃないかと思われるタイトル。本作は映画『エイリアン』から15年後を描いた作品で、『エイリアン』と『エイリアン2』のあいだのストーリーが展開します。主人公は原作のエレン・リプリーの娘であるアマンダ・リプリー。アマンダが、行方不明となった母親が巻き込まれた事件の真相を探るため、辺境の宇宙ステーションを探索します。

 主人公の目的は母親の消息を調べるとともに、閉鎖空間である宇宙ステーションから脱出すること。行きはなんとかたどり着くことができますが、当然、帰りの手段はなくなってしまいます。閉鎖系パニックホラーなら当たり前ですよね?

 宇宙ステーションには、絶対的な力を持つエイリアンや、暴走したアンドロイドが存在し、秩序が完全に崩壊してしまっています。ステーション内にいる人間たちも長年閉鎖環境に晒されて精神は限界。アマンダはなんとか、生き延びているステーションの住人と協力しつつ探索を続けていきます。

 アンドロイドには銃器でなんとか対抗できますが、エイリアンには対抗手段がなく、逃げ回るしかないのが特徴。本作のエイリアンは神出鬼没かつ、AIによって思考が制御されており、どこに出現するのかを把握することはできないのです。

 本作の最大の恐怖ポイントは、なんといってもエイリアンからの逃走シーン。エイリアンはいつどこに出現するのかまったくわからないため、本来の目的のために探索している最中もまったく気が抜けません。エイリアンの恐怖に怯えつつ、目的を達成するために探索していかなければならない。まさに映画『エイリアン』と同じ恐怖感を味わえるのが魅力です。

 ときには見つかるまえに逃げ、ときにはロッカーなどに隠れつつ進めていくことになります。物音を立てないように隠れている最中は、自分の心拍数が聞こえてくるよう……。

 筆者は、対抗手段があるよりも、対抗手段がなく逃げるしかないホラーアドベンチャーゲームが大好きで、本作ではその醍醐味がバッチリ味わえます。映画的なムービーや演出がすばらしく、まさに気分は『エイリアン』の世界を探索しているよう! サバイバルホラーが好きという人には、間違いなくオススメです!

これぞジャパニーズホラー! な探索アドベンチャー『死印』

  • ハード:Nintendo Switch、プレイステーション4、プレイステーション Vita、Xbox One
  • 価格:Nintendo Switch ダウンロード版は4320円[税込]、プレイステーション4 ダウンロード版は3024円[税込]、プレイステーション Vita ダウンロード版は4320円[税込]、Xbox One ダウンロード版は6264円[税込]

※Nintendo Switch、プレイステーション4版には追加要素あり。

『死印』公式サイト
・『死印』(Switch版)Amazon.co.jp販売ページ
・『死印』(PS4版)Amazon.co.jp販売ページ
・『死印』(PS Vita版)Amazon.co.jp販売ページ
・『死印』(Xbox One版)Amazon.co.jp販売ページ

じわじわ度:★★★★☆
ビックリ度:★★★★★
抵抗できない度:★☆☆☆☆
トータル恐怖度:★★★★☆

 陰惨でじっとりとした雰囲気の漂うホラーアドベンチャーゲーム。日本が舞台となっており、ビックリ要素ではなく日本発のホラー映画独特のゾクッとした雰囲気が味わえます。これまでに紹介した2本とは、異なる雰囲気を持っていますね。

 東京都H市。この街では体に噛まれたような痣(シルシ)が現れると、その人は原因不明の怪死を遂げてしまうという噂が流れています。事実、街では怪奇事件が発生しており、その噂も現実味のあるものへと変わっていきます。

 主人公は、記憶喪失になったひとりの男。男の体にもその痣が現れてしまいます。ほかにも体にシルシを刻まれたキャラクターが登場し、主人公は彼らと協力してさまざまな“怪異”が潜む心霊スポットを巡ることになります。シルシを消すには、そのシルシを刻んだ原因の怪異を消滅させる必要があるのです。

 ゲームは、一人称視点の探索系アドベンチャー。画面内の怪しい部分をタッチするとさまざまなものを見つけることができ、怪異を無事に消滅させられればエピソードクリアーとなります。探索中には数々の心霊現象を目の当たりにしてしまい、ビックリ要素も味わえます。

 探索中には、複数の選択肢からひとつを選ぶ場面も。選択を間違えたり、時間内に選択できないと即ゲームオーバーになってしまいます。また、心霊スポットに潜む怪異と対決するシーンもあり、正しいアイテムと正しいタイミングで使用しないと倒すことはできません。徐々に迫ってくる、見た目もグロい怪異の恐怖! この恐怖感こそ、本作で味わえる最大の魅力となっています。

 基本的には選択肢を選ぶのみなので、アクションが苦手な人でも遊びやすい内容になっています。人間にシルシをつけた原因は何なのか、主人公は体に現れたシルシを消し、死の運命から逃れることができるのか。謎が謎を呼ぶストーリーがどういった結末を迎えるのか、物語を楽しみつつ、存分に恐怖感を味わいましょう!

中華な雰囲気のお化け屋敷『帋人形(カミニンギョウ)』

  • ハード:プレイステーション4
  • メーカー:ORENDA
  • 価格:2019年8月21日まで1440円[税込]

『帋人形(カミニンギョウ)』PS Storeページ

じわじわ度:★★★☆☆
ビックリ度:★★★☆☆
抵抗できない度:★★★★★
トータル恐怖度:★★☆☆☆

 筆者が過去にプレイしたことがあるもので、価格を調べたら2019年8月6日時点で40%オフのセールをやっていて、なんと1440円でダウンロードできるようなのでピックアップ!

 本作は、清朝末期に建てられた謎の建物に閉じ込められた主人公が、行方不明になった娘を救い出し、脱出を試みるという内容の探索系ホラーアドベンチャーゲーム。ゲーム画面はかなり暗く、最初の画面を見たときにはかなりの恐怖を覚えるはずです。スタート地点には懐中電動が地面に落ちているので、必ず拾いましょう。

 筆者は最初気がつかなくて、真っ暗闇のなかを手探りで進んでいました。

 基本的には、部屋のなかを調べて謎解きをしつつ、カギを拾い集めてつぎの部屋に進んでいくタイプのアドベンチャーゲームです。道中では敵に襲われることもあり、QTEに失敗すると即ゲームオーバーになるシビアな難度になっています。

 建物内は退廃的でじめっとした雰囲気で、遊園地のお化け屋敷に入ったような気分が味わえます。お化け屋敷と脱出ゲームが合わさったようなイメージですね。初見殺し的な謎解き要素もあり、時間内に謎が解けないとゲームオーバーになるような要素もあるため、こまめなセーブをしておくと安心です。このあたりはちょっと不親切感を感じるかも。

 ゲーム自体は短く、エンディングまで8~10時間程度でクリアーできます。ほかのゲームと比べるとボリューム不足感はありますが、お値段のことを考えるとコスパ抜群の内容。ホラーゲームをサクっと1本遊びたいという人にオススメなタイトルになっています。

 2019年8月21日までは1440円でダウンロードできるますので、いかがでしょうか?

じっとりとした恐怖と最後に訪れる最大の恐怖『ファミコン探偵倶楽部 PARTII うしろに立つ少女』

ハード:Newニンテンドー3DS/3DS LL専用
メーカー:任天堂
価格:823円[税込]

『ファミコン探偵倶楽部 PARTII うしろに立つ少女』公式サイト

じわじわ度:★★★★☆
ビックリ度:★★★★★
抵抗できない度:☆☆☆☆☆
トータル恐怖度:★★★☆☆

 筆者がプレイしたもののなかで、恐怖度トップ3に入ると断言できる一作。本作はファミコンで発売された同作のリメイク版となっており、バーチャルコンソール専売タイトルとなっています。

 主人公は特殊な生い立ちを持つ少年探偵。前作にあたる『ファミコン探偵倶楽部 消えた後継者』の続編ですが、続き物のお話ではないので本作からプレイしてオーケーです。

 探偵助手として、女子高校生殺人事件の調査を行うことになった主人公。学校に関係する人に聞き込みを行いつつ、捜査の手を広げ、事件の謎を追います。ファミコン時代の主流だった選択型アドベンチャーゲームとなっており、基本的には総当りでヒントを探すことができるので、物語に詰まることはないでしょう。

 本作の恐怖ポイントは、なんといっても全体の雰囲気の暗さ。BGMも相まって、ゲーム内が夕暮れ時になると、なんとも言えない恐怖や不気味さを感じます。殺人事件の犯人に迫るほどに徐々にその不気味さは増します。怖いけど、先が気になってゲームを進めてしまうジレンマを存分に感じさせてくれますよ。終始孤独感のようなものを感じて、なんともイヤ~な感じがするのもマル。

 終始じわじわとした怖さを感じる本作ですが、その最大の恐怖ポイントは、ラストのワンシーンに集約されています。ゲーム開始時から少しずつ溜まっていった不気味さが、最後に恐怖となって爆発する……。あまり書きすぎるとネタバレになってしまうのでこれ以上は避けますが、じわじわと迫る恐怖を味わいたい人にオススメです。お求めやすい価格なので、興味がある人はぜひプレイを。絶対に損はさせません!

 いかがでしたでしょうか? 映画とゲームの違う点として、プレイヤーが主人公として物語に介入できることが挙げられます。恐怖の対象に襲われるのは、その物語の主人公ではなくプレイヤーである自分自身。ホラー映画もいいですが、また違った恐怖を味わいたい人は、ホラーゲームも遊んでもらえるとうれしいです。

 筆者はこれからも究極のホラーゲームとなる一作を追い求めていきたいと思います。それではまたどこかで!