三澤紗千香さんが語る『スプラトゥーン』の魅力

 先日2周年とともに、ファイナルフェスを迎えたNintendo Switch用ソフト『スプラトゥーン2』。今回は、本作の大ファンである声優・三澤紗千香さんにインタビュー。本作の魅力とともに、『スプラトゥーン』にハマったきっかけなどをうかがった。

 また、今回は『スプラトゥーン』シリーズのTシャツをモデルとして着た姿も公開。インタビューと合わせて、チェックしてほしい。

スプラトゥーン2 ファイナルフェスTシャツ 混沌

メーカー:任天堂、カラー:ブラック、サイズ:140cmサイズ、S、M、L、価格:3780円[税込]
マイニンテンドーストアで販売されていたが、現在は販売終了。

スプラトゥーン2/ミズシュラッグT

メーカー:エディットモード、カラー:ホワイト、サイズ:XS、S、M、L、XL、価格:5800円[税込]
※57mmサブウェポンマーク缶バッジ付き
エディットモード“THE KING OF GAMES”で販売中

 なお、三澤紗千香さんには“混沌”のTシャツなどを着ていただいたが、同様に“秩序”のTシャツを、声優の青木瑠璃子さんにも着ていただいた。その模様と青木瑠璃子さんへのインタビューは下記をチェック!

三澤紗千香さん(みさわ さちか)

声優。1月13日生まれ、山梨県出身。代表作は『BanG Dream!(バンドリ!)』青葉モカ役、 『俺を好きなのはお前だけかよ』コスモス(秋野桜)役など。自身の番組でも『スプラトゥーン2』などをプレイしている。

三澤紗千香 official Twitter(@misawa_official)

「『スプラトゥーン』は生活と切り離せません」

――撮影ありがとうございました!

三澤ありがとうございました。楽しかったです!

――とても楽しそうに参加していただけて、本当によかったです。

三澤着心地もいいし、かわいくて。ふつうに私服にしたいと思いました。黒のベースですが、ゴールドが入って地味な印象にならないので、女の子も男の子もかわいく着られそうですね。「めっちゃ着たい」と思いました。買います!

――今回、三澤さんにはTシャツのモデルをやっていただきながら、『スプラトゥーン』好きとしてインタビューをさせていただこうと思うのですが、そもそも、前作の『1』からプレイされていますよね?

三澤そうですね。『1』からずーっとプレイしています。

――『スプラトゥーン』との出会いのキッカケは?

三澤最初の試射会のときには知っていましたね。それで試射会をやってめっちゃ楽しくて。そのときはまだブキも少ないし、ステージもふたつか3つくらいしかなくて、今後ブキもステージも増えていくという情報を知って、「絶対に買うぞ!」と思ったんです。まず、情報が出たときから、イカちゃんがかわいいし、塗り合うというのも楽しそうだし。FPSやTPSは、ちょっと触ったことがあったんですけど。

――硬派な世界観のものが多いですからね。

三澤興味はあったんですが、「かわいくないなー」って(笑)。でも、『スプラトゥーン』は着せ替えもできるし、何より血が出ない。インクを撃って塗るというのもポップで、こんな楽しいのものがあるんだという感じで、試射会を体験して、ますます楽しみになって、発売日まで毎日カウントダウンしているような気分で楽しみにしていましたね。

――発売日からずっとやっているとなると、発売日が2015年5月ですから、もう4年くらいになりますね。

三澤私、そんなにやってるんですか(笑)。そうかー。でも、どんどんアップデートで新しいブキやステージが追加されるので、ずっと飽きないんですよね。遊んでいる人が減るということもなく、むしろ、まわりで「そんなに評判ならやってみようかな」ってどんどん増えている印象もありますし。
私も忙しくてちょっとモチベーションが下がってきても、「この子がやるなら私もやろう」とか、誰かの動画を観てテンションが上がったりして、いつも冷めない気持ちがあったので、4年間遊べたんだと思います。あと、クリアーがありませんし。

――そうですね。ナワバリやガチマッチはくり返し遊べますし。

三澤やろうと思えばずーっとできますし、正解と言えるような攻略法もあまりないというか。ステージごとの戦略はあっても、相手もブキも毎回違うので読み合いも変わって、絶対に勝つ方法がないですからね。

――勝って負けて、イライラしたり一喜一憂したり(笑)。

三澤しますね(笑)。でも、それがまた楽しいというか。それで、また強くなった自分に「ヨッシャー!」と思ったり。あと、グッズもどんどん出るので、『スプラトゥーン』という世界に飽きないんです。グッズもオシャレなものが多くて、ふだんの生活で使えますし。

――グッズはけっこう買っているんですか?

三澤買ってます。一番くじの残りを買い占めた記憶がありますね(笑)。

――すごい(笑)。

三澤発売当日の0時から買いに回って、セブンイレブンで「売り切れました」と言われたんですけど、やっと残っている店舗を見つけて。でも、残っているくじがそんなに多くなかったのと、ラストワン賞のジャッジくんが欲しかったのもあって「全部買います!」と言ったら、店員のお兄さんに「あっ、はい……」という反応をされました(苦笑)。「小学生の子たち、ゴメンね」と思いながら、大人の力を使いましたね。あと、大学とかに行くカバンにも、『スプラトゥーン』グッズを付けて、わかる人からは「『スプラトゥーン』やってるの?」と友だちや収録の現場で会話にもなったりしたので、グッズのおかげで人と話しやすかったですね。

――『スプラトゥーン』をきっかけにつながりができていくという。

三澤そうですね。生活と密着しています。イカリング2を見て、「いま、このステージなんだ。帰りたい」みたいな感じでずっと考えているので、本当に生活と切り離せません(笑)。

「インクを塗っていると落ち着きます」

――よく使うブキなどを教えてください

三澤『1』からずっと、N-ZAPの黒(N-ZAP85)も赤(N-ZAP89)も好きでずっと使ってますね。あと『1』のときは、けっこうスプラチャージャーワカメが好きでした。『2』になってからは、N-ZAP系のほかに、デュアルスイーパーを使うことが多いかな。ちょっとまわりを見つつ、塗り状況をよくして。ポイントセンターがめっちゃ好きなんです。洗濯機(スクリュースロッシャー)でもポイントセンサーをよく使います。遠くから「みんな、ここを警戒してー」というのを伝えたり、ほかの3人が前に行っているときに「こっちから来ているよ」と裏取りを教えるためにマーキングして。でも、誰かがそっちに行ったら、私は別の方向に行くという(笑)。

――「任せた」と(笑)。自分で突っ込むより、アシストをするほうがお好きなんですか?

三澤そうですね。最後の関門になったり、前の人が進みづらい道を塗ってあげるとかが好きです。あと、後ろから狙われているときに倒してあげたりすると、楽しいなと。

――じゃあ、試合をコントロールするような立ち位置で。

三澤コントロールできているのか、わかりませんけど(笑)。あと、短射程だと前線まで攻めなくちゃいけないですよね。私、攻めると頭に血が上っちゃうんです。前にいる相手に集中しすぎて、横から狙われたり。あと、前に行くと試合に感情移入し過ぎて、倒されたときにすごいことになってしまうので(苦笑)。

――(笑)。放送では言えないような言葉を。

三澤ピーってなっちゃう(笑)。でも、後ろだと冷静に「あそこに敵がいる」といった判断ができますし、自分がやられても落ち着いていられるんですよね。突っ込んでやられると、「なんで!?」、「当たってないし!」、「後ろの人が支えてくれなかった!」とかになっちゃう。だから、遠距離のほうが幸せにできると思います(笑)。

――(笑)。『スプラトゥーン』は連携が大事ですからね。

三澤本当にそう! 野良でやることが多いので、野良の人と連携がうまくいって、ナイスを押し合う瞬間がいちばん楽しいですね。夕方に遊ぶと本名っぽい子どもたちがいて、その子と意思疎通するのもおもしろいですし、夜中のガチ勢みたいな人たちと意思疎通して、ナイスをもらうと「私、いまチームプレイをしている!」という気持ちになるんですよね。野良プレイだと、ボイスチャットがないのもいいですよね。

――ナイスとカモンくらいのコミュニケーションですね。

三澤ボイスチャットをやりたい人は友だちとやればできますし。ナイスとカモンの気軽なコミュニケーションも、SNSの「いいことを言ったら、ファボがほしい」みたいな、そういう距離感がちょうどいいんだろうなーと思います。

――よく遊ぶのはナワバリバトルですか?

三澤そうですね。インクをいくら塗っても楽しくて。「なんで、飽きないの?」と親に言われたんですけど、わからないんですよね(笑)。

――ずっとやっちゃいますよね(笑)。

三澤「あと1戦、あと1戦」といって時間が過ぎて、ステージが切り替わってまた遊んで……というループです。帰ってきて電源をつけて遊んでは、「お風呂入ろう」とかのタイミングで放置して。だから、プレイ時間はずっとカウントされているので、すごいことになっていると思うんですけど、実際のプレイ時間はもう少し短いです。2戦やって、「そういえば、洗濯物畳んでなかった」と放置したり。負けたときの気分転換に家事をやるのもありますね。負けてイライラしたら、「そういえば、お皿を洗ってなかった。ちょうど負けたし、お皿を洗ったら勝てるでしょう」みたいな(笑)。

――まさに生活密着ですね(笑)。ガチマッチはプレイされますか?

三澤ガチマッチもやりたいんですけど、ナワバリをやっちゃうんですよねー。ガチヤグラはときどきやりますね。

――ガチマッチの中ではヤグラがお好きなんですか?

三澤そうですね。エリアかヤグラをやります。アサリとホコは空気が読めなさ過ぎて、友だちがいたらちょうどいいと思うんですけど、私が野良でやるにはちょっと難しい(苦笑)。ヤグラは乗ってさえいれば、誰かの役に立てるとか、誰かひとり乗ってくれる担当の人がいたら、「じゃあ、私は倒すね」とか、役割分担がわかりやすくて。うまい人はいいと思うんですが、私は意思疎通ができないとほかのルールは難しいなー。

――ホコやアサリはいつ行けばいいかというタイミングが難しいですよね。

三澤会話したくなります。野良で行くと、すごい惨敗かめちゃくちゃ勝つかのどちらかで。ナワバリバトルだと、0.1%差みたいな激戦に出会いやすいので、それでナワバリバトルをやることが多いです。ストレス発散になります、ナワバリバトルは。

――塗っているだけでストレスが発散できると。

三澤箱庭療法とか、塗り絵セラピーとかありますよね。ああいう感覚なのか、「現代の疲れた人たちは塗ると落ち着くんだろうな。私も」と思いながら、『1』のころからずっと塗ってますね。

――色を塗って癒やされる(笑)。

三澤本当にそうですよ。落ち着きます。塗っていると。

――ちなみにサーモンランはプレイされますか?

三澤やります! 楽しいですよね。自分がふだん持たないブキを渡されたりすると、「あっ、このブキおもしろい」って気づいたりしますし、自分がぜんぜんダメなときも、まわりの人が助けてくれたりするのが、ナワバリバトルよりも仲間感を感じられるというか、結束力を感じます。それこそ5連敗したから、サーモンランをやろうみたいな感じで。しかも、ギアやギアパワーのかけらももらえるので、気分転換にいいですね。

三澤紗千香さんが選ぶのは混沌? 秩序? それとも……

――ファイナルフェスは“混沌 VS 秩序”がお題になっていて、今日着ていただいたTシャツは混沌だったんですが、どっちを選びますか?

三澤最初にどっちがサザエをもらえるかなーって考えちゃうんです(笑)。

――わかります(笑)。

三澤いつもサザエの欲しさに負けちゃうんですけど、最後なので自分の心のままいくとしたら、私はけっこう真面目だと思うので秩序かな。“秩序を守る”という言葉がカッコいいなと。混沌=カオスはカッコいいとは思うんですけど、やっぱり秩序で!

――ヒメとイイダだと、イイダ派ですか?

三澤あ、そうなりますね。いつもサザエをもらえるほうはどっちかしか考えなかった(笑)。

――そこにしか興味がない(笑)。

三澤『1』のときは、どっち派みたいな感じで投票するときもありましたけど、『2』になってからは、「やっぱり、サザエでしょ」と。テンタクルズはどっちもかわいいけど、選ぶならヒメちゃんのほうがかわいいかなー。妹にしたいというか。

――ハチャメチャな感じとか。

三澤いいですね。いっしょに戦ったりしたいなと思います。

――ということは、ヒメ派だけど秩序を選んで……でも、最終的にはサザエがもらえるほうを(笑)。

三澤その通りです(笑)。ふたりともかわいいですから! あと、塗りたいインクの色で選ぶというのはあるかもしれません。ふだん塗れなさそうなフェス専用の色のときに、どっちのインクを塗りたいかなーって。ミルクティーのときもなかなかなかった色でしたし、ケチャップも「血に見えないの!? 大丈夫?」と勝手に心配しましたけど、「朱色ならいいんだ」と思いながら楽しく塗りました(笑)。

――ふだんと違う色のインクというのはフェスの醍醐味ですよね。

三澤あと、Tシャツの色がかわいいかとか。自分のアバターでもあると思うので、ファッションチェックをして決めることもあります。

――ということは、ギアは能力よりも見た目を重視している感じですか。

三澤見た目重視のほうが多いかもしれないです。やっぱりかわいいのが多くて。でも、ときどき、パワーアーマーとか重そうな格好をするのも楽しいです。あと、わざとぐちゃぐちゃな揃わないギアにしてみると、強キャラ感が出るので、ナワバリバトルで一目置かれるかなみたいな(笑)。やっぱり、見た目で「強そう」と思って動揺することってあると思うんですよね。ハッタリが大事なんですよ!

――ハッタリ(笑)。見た目から入る感じですね。

三澤見た目から入って「強そうでしょ?」と。強そうなギアを持ったチャージャーがいたら、それだけでちょっと注意しなきゃってなるじゃないですか。だから、チャージャーを持っていって、見た目と斜線で威嚇したりして。

――相手を来ないようにすると。

三澤そうです。でも、試合の終盤になると「このチャージャー、ぜんぜん当たらないぞ」とバレます(笑)。