青木瑠璃子さんが語る、最近の『スプラトゥーン』事情

 先日2周年とともに、ファイナルフェスを迎えたNintendo Switch用ソフト『スプラトゥーン2』。今回は、本作の大ファンである声優・青木瑠璃子さんにインタビュー。本作の魅力とともに、最近のプレイ事情をうかがった。

 また、今回は『スプラトゥーン』シリーズのTシャツをモデルとして着た姿も公開。インタビューと合わせて、チェックしてほしい。

スプラトゥーン2 ファイナルフェスTシャツ 秩序

メーカー:任天堂、カラー:ホワイト、サイズ:140cmサイズ、S、M、L、価格:3780円[税込]
マイニンテンドーストアで販売されていたが、現在は販売終了。

スプラトゥーン2/わかばタコT

メーカー:エディットモード、カラー:イエロー、サイズ:XS、S、M、L、XL、価格:4900円[税込]
※57mmわかばマーク缶バッジ付き
エディットモード“THE KING OF GAMES”で販売中

 なお、青木瑠璃子さんには“秩序”のTシャツなどを着ていただいたが、同様に“混沌”のTシャツを、声優の三澤紗千香さんにも着ていただいた。その模様と三澤紗千香さんへのインタビューは下記をチェック!

青木瑠璃子さん(あおき るりこ)

声優。3月24日生まれ。埼玉県出身。代表作は『アイドルマスターシンデレラガールズ』多田李衣菜役、『ウマ娘 プリティーダービー』エアグルーヴ役など。『スプラトゥーン』のウデマエが高く、第4回スプラトゥーン甲子園でMCを担当。

青木瑠璃子 Twitter(@coloruri)

つぎの目標はサーモンランのカンスト

――最近よく使うブキ、お気に入りのルールなど、青木さんの『スプラトゥーン』事情をお聞きできますか?

青木最初は、『1』のときから引き続きでガチエリアが好きだったんですが、『2』になってからガチヤグラがとても好きで。あと、ガチホコバトルも好きですね。

――ワールドワイドで人気があるルールですね。

青木だんだん塗るより倒すのが楽しくなってきたから、というのはあるかもしれません。『1』や『2』の最初のほうはけっこう塗り重視で動いていたような気がするんですが、倒すのを重視する動きになっていますね。でも、そのぶんいろいろなブキを持つようになりました。『2』の初期はN-ZAP85を使っていたんですが、最近はプライムシューターベッチューを使ったり、スクリュースロッシャーベッチューを使ったり、パブロ・ヒューや.96ガロンも使っています。

――それはルールやステージによって変えるんですか?

青木そうですね。最近はリーグマッチをすごくやるようになっているので、味方との合わせやすさや、スペシャルを分けるといった目的でブキを変えることも増えました。それと、サーモンランにハマりました。急に(笑)。

――急に(笑)。何かきっかけがあったんですか?

青木いえ、もともと気になったギアがあったらもらうまで遊ぶというくらいでしたが、極め出したら「楽しいぞ」となって。しっかりやり込むと、めちゃくちゃギアパワーのかけらやチケット、お金がもらえるので。見たことのない額の数字になる、貯める喜びを感じています。

――お金やかけらの溜まり具合を見るのは楽しいですよね。

青木そうそう。「あっ、こんなに溜まってる」みたいな気持ちになるんですよね。使うかどうかはさておき(笑)。

――サーモンランの数値はどのくらいまでいったんですか?

青木カンスト(編注:カウンターストップの略。サーモンランで言えば、たつじんの999)までは行っていませんが、800くらいまではいきました。

――それもすごい!

青木時間的にそのくらいまでしかできなくて。だから、1回カンストを目指してみたいです。

――サーモンランはどのブキが来ても対応できますか?

青木得意不得意はどうしてもありますね。あと、いわゆるサーモンランで強い、やりやすいと言われているブキ編成のときに遊ぶことが多いですね。

――サーモンランで好きなステージは?

青木シェケナダムが好きです。ドンブラコは、右下に降りるなとか、独自ルールがあったりしますよね。そのルールで動く人、動かない人がいて、それに合わせるのがたいへんで苦手です。

――お話をサーモンランから戻しますが、最近苦手なブキやルールはありますか?

青木これは『1』のときからずっと思っているんですけど、チャージャーを相手にするのが苦手です。自分がチャージャーを持てないので、チャージャーの人の気持ちがあんまりわからないんですよね。「どこから攻められたらチャージャーは嫌なんだろう?」といった立ち回りがよくわからないので、あまり得意ではないですね。

――では、ウデマエの高いチャージャーが相手にいたら……。

青木もうおしまいです(笑)。でも、ある程度は相手のレベルが動きでわかりますね。「この人は対応できる」みたいな。そうしたら倒しに行きます。

――チャージャーが苦手ということですが、エクスプロッシャーやハイドラントなどはいかがですか?

青木遠距離ブキは総じて苦手ですね。私がどっしりと構える系というか、ちょこちょこ動けないブキがあまり得意じゃないので。私が持つブキの中では、.96ガロンがいちばん射程が長く重いブキかな。最近は長射程の人たちが多いのでたいへんです。

――ちなみに、『スプラトゥーン』をプレイするときにジンクスとか、決まりごとはあったりしますか?

青木ガチマッチは3連敗したらやめます。だって、3連敗したら10連敗しますから(笑)。

――(笑)。それはルールが変わるまで、それともその日はやらないということですか?

青木だいたい、その日はやらないです。だいたいルールの変わり目に合わせて遊ぶので、それで3連敗したら、サーモンランかリーグマッチに逃げます(笑)。

――以前は1日ずっと『スプラトゥーン』で遊ぶというお話がありましたが、最近は?

青木やるときはやりますよ。ひとりでサーモンランを3〜4時間やって、その後に誰かとリーグマッチをして、その後に誰かが立てているプライベートマッチに行ったりして。

――すごい集中力……。8時間くらいですか?

青木そのくらいやりますね。でも、『スプラトゥーン』だけじゃなくて、その前に別のゲームも遊んだりしているときもありますから(笑)。

――同じ日にですか! よく時間がありますね。

青木その日は、それしかしていないからですよ。仕事と『スプラトゥーン』と必要最低限の生活事項をやってるだけの人生です(笑)。

――人生の一部が『スプラトゥーン』と。

青木だから、それしかしていない(笑)。

――青木さんがそこまでハマる『スプラトゥーン』の魅力を改めてお聞きできますか?

青木やっぱり1試合が短いからじゃないでしょうか。あと、マッチングがすごく早い。ほかのこういう対戦系ゲームが流行っていますけど、このテンポ感のゲームはなかなかないと思うんですよね。1試合がすごく長かったりと、けっこうしっかり時間を掛けるゲームが多いんですが、『スプラトゥーン』はひとつひとつが早くて手軽なんですよ。「つぎはこうしよう」、「やっぱりダメだった」、「つぎなら勝てる」みたいな。そのサイクルが早いからプレイヤーにじっくり反省する、考える暇を与えない感じで、つぎつぎできちゃうんです。

――1試合で疲れ果てないから、ずっとできちゃうというのはありますよね。

青木確実に1ずつ蓄積される疲労はあるんでしょうけど、100になるまで自覚しないという(笑)。あとは、いろいろな仕事があること。倒すだけじゃなく、塗ったり、ガチマッチならカウントを進めたりと、やることがたくさんありますから。数字に表れているものだけでなく、ずっとやられていても、ワンプレイで前線を一気に押し上げて逆転といったこともありますし。そういうブキごとの役割分担もあって、「このブキを持ったら、こういう風にしよう」といった目標が明確に決まるのでわかりやすいですね。そういったものを全部総合すると、飽きずにずっとできるんだと思います。

――それだけ遊んでも飽きないゲームは、なかなかないと思います。

青木1日30分の試合を2回やったら、それだけで満足感がありますし、ある程度疲れると思うんですよ。でも、『スプラトゥーン』はゲームスピード自体もすごく早いし。1試合も3〜5分で、その5分の中もボーッとしている時間がなくて。

――ガチマッチのノックアウトならもっと短く終わりますしね。

青木そう。さらに、いいプレイができたときの気持ちよさ、爽快感もあるから、疲労が爽快感で相殺されている気がするんです。たぶん、いままで遊んだゲームの中で、人生でいちばん長く遊んでいると思います。

――そんな『スプラトゥーン』のいちばんの思い出は何でしょう?

青木1年ちょっと前かな? 私、毎日日記を書いているんですが、1年前の日記がずっと「ウデマエXがどうたらこうたら」と書いてあって(笑)。

――(笑)。それはウデマエXになる前ですか?

青木Xが導入されてから数週間ですね。ほぼ毎日、『スプラトゥーン』のことしか書いてなくて。「今日はXに行けた!」というときのテンションが、自分で読んでいておもしろかったです。

――うれしさが隠しきれていないような。

青木そうそう。「今日こそ、Xにいく」みたいなのもあったり。

――その日記は、「あのときのプレイがダメだった」みたいな振り返りもしているんですか?

青木そこまでは書かないです。最大でも5行くらいしか書けないやつで、だいたい4行くらいでまとめていますね。「今日は〇〇がダメで」みたいな軽い反省もありますけど、「明日にはなれる」みたいな(笑)。そういうことがずっと書いてあって、おもしろいなと思いました。

――それで、ウデマエXになった瞬間はうれしさが溢れていた。

青木それが、Xになったときも喜んではいるんですけど、「まだ、全部のルールがXじゃないから」くらいなんですよね。でも、全部がXになった日のドヤ感はすごかったです(笑)。自分のプレイできるタイミングとルールが合っていないと上げられないから、難しいですし。

――そんな中でやりきったぞと。

青木その日は「ここから始まる。私の『スプラトゥーン』は」ってありました(笑)。

――そこがスタートラインですか……!? 『スプラトゥーン』の今後の目標は?

青木Xパワーの最高値が2450くらいで、2500以上に行きたいと思っているんですが、最近はわりとエンジョイというか、あんまりガチマッチをガツガツやるというプレイじゃないんですよね。いろいろなブキを使うのが楽しい、という方向になっているので、そういう意味ではサーモンランのカンストを目標にしたいです。

――Xパワーではないですが、サーモンランで数値を追求するイメージですね。

青木明確な数字があったほうが目指せるタイプなので。まずは、サーモンランですね。

青木瑠璃子さんが選ぶのは混沌? 秩序?

――ファイナルフェスとして、“混沌 VS 秩序”が開催されます。今日は秩序のTシャツを着ていただきましたが、青木さんはどちらに投票しますか?

青木秩序です。

――その理由は?

青木イイダが好きだからです。

――イイダ派!

青木基本的にはイイダ派で。『1』のラストフェスがそういうお題でしたよね。

――はい。“アオリ VS ホタル”でしたね。

青木それが『2』のストーリーに引き継がれて。あのとき、私はアオリを勝たせることができなかったんです。

――ああ、アオリ派だったんですね。

青木だから、今度こそはイイダを勝たせようと思っています。私にとってのリベンジマッチですね!