『キングダム ハーツIII』の発売(2019年1月25日発売)を記念したスペシャルイベント“光と闇の塔 TOKYO SKYTREE”が2019年1月8日、東京スカイツリーでスタートした。
本イベントは東京スカイツリーの地上450メートルの天望回廊を“光と闇の塔”と見立て、『キングダム ハーツ』シリーズの世界観を体感できる装飾が施され、地上350メートルの天望デッキのSKYTREE ROUND THEATERにおいて、オリジナルコンテンツ『KINGDOM HEARTS PREMIUM ROUND THEATER』が上映されている。
東京スカイツリー天望デッキからの眺め。夜景がキレイ!
イベント開催初日となる1月8日には『キングダム ハーツ』シリーズの主人公ソラの声優を務める入野自由(いりのみゆ)さんと、『キングダム ハーツ』ファンである俳優の本郷奏多(ほんごうかなた)さんがスペシャルゲストに迎かれ、『KINGDOM HEARTS PREMIUM ROUND THEATER』の初上映取材会およびトークショーが行われた。
本郷奏多さんは王様のキングダムチェーン ダークサイドを携えて登場。
まずは、『KINGDOM HEARTS PREMIUM ROUND THEATER』が初上映。シリーズの名シーンや『キングダム ハーツIII』の紹介映像で構成された約7分間の『KINGDOM HEARTS PREMIUM ROUND THEATER』は、東京スカイツリー天望デッキの窓ガラスを巨大スクリーン(横幅約110メートル、高さ約2メートル)に見立てて投写され、大迫力かつ窓の外に見える夜景ともあいまって、とても幻想的。「窓ガラスを何面にも使っている映像なので、一度では観きれない。ぜひ、何度も観ていただきたいですね。音響もすごくいいです」(入野さん)。「ソラの成長が感じられる映像になっていて、すごくステキな映像でした」(本郷さん)
なお、上映は夜になってから。詳しい上映時間はイベント公式サイト(http://www.tokyo-skytree.jp/event/special/kingdomhearts2019/)で確認を。
続いてのトークショーでは、本イベントの見どころなどがテーマに。入野さんは「シリーズに登場するワールドや登場人物などを、別の角度から振り返ることができて、新たな魅力が発見できると思います。展示物では、十数年前にサインを入れた1作目の台本がいまだに残っているんだと驚きました。それをここでファンの皆さんに見てもらうことになるとは思いませんでしたね(笑)」と、1作目からの時間の流れを改めて実感した様子。
一方の本郷さんは、「入野さんといっしょに展示を見ながら、収録の裏話なども聞けて、とても贅沢な時間を過ごせました。キーブレード墓場のフォトスポットでは、入野さんといっしょに写真を撮らせていただいて、あの写真は宝物です」とファンならではのコメント。
フロア450では、キーブレード墓場をモチーフにしたフォトスポットが。「キーブレードが3本あるので、友だち3人で行って、いっしょに撮るとバランスがいいかもしれないですね」(入野さん)
イベント限定グッズの紹介では、ふたりとも「どれも欲しくなる」と前置きしつつ「『キングダム ハーツ』シリーズのグッズは、どれもオシャレで、ハンカチは複数欲しくなりますね」(入野さん)、「クッキーはディズニーランドのお土産っぽくていいですね」(本郷さん)と、それぞれ気になったグッズをピックアップ。そんなふたりが「絶対欲しい」と口をそろえたのが、1月25日に発売予定の東京スカイツリーをモチーフにした特別デザインのキーブレード“Tower of Radiance and Shadow”のキーホルダー。ちなみに、入野さんによると、“Tower of Radiance and Shadow”は、ゲームに登場するキーブレードをいつもデザインしている開発スタッフの方がデザインしたとのこと。
こちらは、本イベントを記念して制作されたキーブレード“Tower of Radiance and Shadow”。スカイツリーから見える花火や星などの装飾があしらわれている。
最後に入野さん、本郷さんが『キングダム ハーツ』ファンへ向けたメッセージを寄せて、初上映取材会およびトークショーは終了した。
『キングダム ハーツ』シリーズがもっとたくさんの人に触れてもらえるように、そして『キングダム ハーツIII』をプレイしていただけるように、僕もその魅力がいろいろな人に伝わるようにがんばっていきたいと思います。また、本イベントでしか観られない巨大スクリーンといい音響で上映される『KINGDOM HEARTS PREMIUM ROUND THEATER』もぜひ多くの人に楽しんでいただければと思います(入野さん)
今日はひとりの『キングダム ハーツ』ファンとして展示を見させていただいて、とても楽しかったです。いままでのシリーズの歴史がギュッと詰まっていて、思い出が蘇り、『キングダム ハーツIII』への期待感が一気に高まりました。イベントは3月5日まで開催されていますけど、『キングダム ハーツ』ファンの方は『III』の発売前に来て、気持ちを高めていただければと思います(本郷さん)
トークショー後に、おふたりにコメントをいただいたので、そのコメントに加え、館内の装飾の様子をお届け。
――いよいよ発売が迫ってきた『キングダム ハーツIII』ですが、ソラを長く演じてきた入野さんから見て、本作のソラの印象はいかがでしたか?
入野 ソラも成長して人間としての幅も広がっているので、一作目と比較して「そんなことを言うキャラクターだっけ?」とか、「こんな感情も出すんだな」と感じるシーンもすごく増えていて、演じていてとても新鮮でした。ドナルドやグーフィーとの信頼関係も強くなって、ソラがふたりにツッコミを入れたり。そうしたシーンのセリフ回しは野村さん(野村哲也氏。シリーズのディレクター)もこだわっていて、「こういう言いかたで」と指導を受けて、録り直しもけっこうありましたね。
――ここに注目してほしい、といったポイントは?
入野 PVやCMにもありますが、ソラが両手を叩き付けて叫ぶシーン、あそこはぜひ注目してほしいシーンですね。僕も台本を読んだときにビックリしましたから。
――驚きも伴うシーンなんですね……気になる。本郷さんは1作目から『キングダム ハーツ』のファンということですが、プレイするキッカケとシリーズのどこに魅力を感じていますか?
本郷 もともと『ファイナルファンタジー』シリーズなど、スクウェア・エニックス作品をプレイしていたので、そのスクウェア・エニックスとディズニー作品のコラボの斬新さに驚いて、いざプレイしてみると、『ファイナルファンタジー』シリーズとは違ってアクション要素があって、でも簡単な操作で派手なアクションが楽しめる。そして何よりすごく壮大な物語を体感しているかのような世界観がステキで、そこに惹かれました。
――本郷さんが『キングダム ハーツIII』に期待しているところは?
本郷 最近のゲームの技術はかなり進化していると思いますし、なんと言ってもスクウェア・エニックスさんはその最高峰を行っていると思うので、その最高峰の技術で作られる『キングダム ハーツ』シリーズの最新作ということでも期待大ですし、長く続いてきたダークシーカー篇の締め括りを見届けられるという意味でもすごく楽しみです。
光の導きに従い、天望回廊を進もう
天望シャトル(エレベーター)内装“始まりの予感”。シャトルは2基あり、ひとつはソラたちが描かれた“光の世界”、もうひとつはリクたちが描かれた“闇の世界”をイメージした装飾になっている。
天望シャトルを降りた直後にあるフロア445のウェルカムエリアには、塔の玉座が。あのポーズで写真撮影ができるフォトスポット。
天望回廊では、シリーズに登場した世界とその登場人物たちがキーブレードとともに紹介。
巨大なワールドマップも展示。壮大な冒険のルートをたどることができる。
キングダムチェーンに触れると、オリジナル映像と照明演出で“光と闇の塔”の扉を開くような体験ができる展示も。
特設ショップではイベント限定のオリジナルグッズも多数販売。
スタンプラリーも実施。東京スカイツリー館内に設置されたスタンプポイントが5ヵ所あり、スタンプをすべて集めるとイベント限定の2枚組オリジナルポストカードがもらえる。