ベッチューコレクションの第2弾やナイスダマ、タンサンボムなど、イカたちの探求心をくすぐる新要素が実装された『スプラトゥーン2』。“第4回スプラトゥーン甲子園”の試合にはどんな影響が……と注目される中、2018年10月14日には沖縄地区大会(場所:沖縄県中頭郡 イオンモール沖縄ライカム)が開催された。「ついに沖縄でも開催」というトピックは第4回甲子園の詳細が発表になったときから話題になっていたので、イカたちにとっては「いよいよこの日が!」といったところだ。果たして沖縄にはどんなイカが集まったのか、本記事では、その模様をリポートしていこう。大会の概要は「第4回スプラトゥーン甲子園」公式サイトでチェック! 過去の大会リポートも合わせて読んでほしい。

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これまでの地区大会リポート
・第4回スプラトゥーン甲子園開幕の東海地区大会をイカ研究員コメント付きでリポート! ツワモノ&クセモノ揃いの濃い戦術&ネタがさく裂!
・第4回スプラトゥーン甲子園 四国地区大会をリポート! 空前の名勝負に爆笑キャラ&ファミリー旋風、見どころ激盛りのまさに“神回”!
・第4回スプラトゥーン甲子園 北関東地区大会をリポート! レモン牛乳と女子力が会場を席巻 終盤は逆転勝利の連続に大興奮!
・第4回スプラトゥーン甲子園 東北地区大会イカ研究員コメント付きリポート! 兄弟や夫婦間での争いなど、ツブ揃いの個性派&涙の結末が心をわしづかみ!
・第4回スプラトゥーン甲子園 信越地区大会をリポート! 圧巻のバトルセンスとネーミングセンスがすべてのヒトを魅了!
・第4回スプラトゥーン甲子園 中国地区大会をリポート! 仲よしチームとエンジョイムードによって生まれるハッピーな塗り合い
・第4回スプラトゥーン甲子園 九州地区大会をリポート! こどもたちのパワーとチームリーダーのみなぎる決意が呼ぶ感動の嵐!

 また、今年もスプラトゥーン甲子園の公式ファンブック制作が決定! 現地リポートや出場全チーム名鑑、優勝チームのインタビューなどを掲載予定だ。今冬発売予定、乞うご期待!

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キーワードは方言!? バトルでもコメントでも沖縄出身勢がキラキラと輝く!

 今大会は、はるばる本州からやってきたチームもいたが、やはり沖縄出身という地元勢の参加が多かった。試合前のコメントでも「やっと沖縄で開催!」、「沖縄で試合ができてうれしい」という声が目立ち、この地に甲子園を待ち望んでいたイカが多くいたことが証明された。会場には家族や友達、イカ仲間が応援に来ているチームも多く、終始歓声や声援が響き渡り、賑やかに進行していく。アピールで司会陣や観衆の注目を集めたのは、意気込みコメントやチーム名に沖縄の方言を取り入れていたイカたちだ。「なんくる」(自然に)や「てぃーだ」(太陽)といった、比較的なじみのある言葉に加え、「たっぴらかす」が倒すという意味だったり、“いちゃりばちょーでー”が一度会ったらみんな兄弟という意味だったりと、沖縄ならではの言葉が飛び出し、ちょっとタメになる甲子園となった。

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イオンモール沖縄ライカムは、『スプラトゥーン2』のフェスより少し早くハロウィンムード。イカス屋台の裏手には巨大な水槽もあり、イカとの相性はバッチリな会場となっていた。
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写真左上から順に、“シマゾーリ(イカ速1.3)”、“美らさん商会”、“バリカタ”、“琉QPS”。いずれもメンバー全員が沖縄出身で、地元での塗り合いを存分に楽しみ、力を発揮していた。
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写真左の“パタノヴァルツァ”は沖縄の方言……ではなく、ギリシャ語で「たわし」ということで、たわしを押し出しつつバトル。写真右の“Hyper / HYPR”は、ゲーム中でのギア化に先駆けて(?)、イカ界で人気のマスコット“ひれおくん”の手作りダンボールマスクで登場した。
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沖縄と言えば、シーサーも忘れてはいけない存在。会場入り口でのお出迎えのほか、イカス屋台の上にもちゃっかりと鎮座していた。観客情報により、“口が開いているほうがオス”という豆知識も。

 試合では、10月3日のアップデートで追加されたプライムシューターベッチューやダイナモローラーベッチューを取り入れているチームが多数登場。まだ研究中という雰囲気もあったが、スペシャルのナイスダマを塗りやけん制に使うなど、新しい戦術も見られ、イカたちの柔軟な対応ぶりがうかがえる大会となった。これまで以上に多彩なブキ編成での塗り合いが続く中、準決勝へと進んだのは、“夢色☆ドリ~マ~ズ”と“アリスのバイト待ち”、そして“いちゃりばちょーでー”と“HKKM”だ。

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新たなブキの使い手の活躍や、拮抗した試合の連続に観客は大賑わい。モールの2階や3階から見守るヒトも数多くいた。

 準決勝第1試合は、“夢色☆ドリ~マ~ズ”対“アリスのバイト待ち”。“夢色☆ドリ~マ~ズ”は、第3回甲子園での全国大会出場メンバーふたりを含む強豪で、なんとか第4回でも地区代表にと、本島からやってきたチームだ。堅実な戦いかたを見せてきた強豪に、“アリスのバイト待ち”はどこまで食い下がれるのかに注目が集まった。1戦目のステージはコンブトラック。“夢色☆ドリ~マ~ズ”は、シャープマーカーネオ×2、バケットスロッシャーデコ、エクスプロッシャーという手堅い編成で攻め立て、序盤から優位に立つ。中盤は、イカスフィアとバブルランチャーが両チームから同時にくり出されるなど激しい塗り合いとなるが、“夢色☆ドリ~マ~ズ”はエクスプロッシャーの後方支援を受けつつ前線が着実に相手を倒していく。“アリスのバイト待ち”が中央を制圧する場面もあったが、残り30秒からしっかり自分たちの戦いかたを取り戻して“夢色☆ドリ~マ~ズ”が1本先取した。2戦目のステージはスメーシーワールド。両チームともに、1戦目ではエクスプロッシャーを持った選手がダイナモローラーベッチューに持ち替え、勝負に臨んだ。ここでも“夢色☆ドリ~マ~ズ”が序盤から一気に前線を上げ、ナイスダマを的確に撃ち込み、着実に塗り広げていく。“アリスのバイト待ち”はなんとか踏みとどまって打開のタイミングをうかがうが、攻勢に出ようとすればナイスダマに阻まれ、なかなか突破できない。そのままじりじりと劣勢となり、“夢色☆ドリ~マ~ズ”が連取、決勝へと進むのだった。

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準決勝第1試合“夢色☆ドリ~マ~ズ”対“アリスのバイト待ち”。

 準決勝第2試合は、“いちゃりばちょーでー”対“HKKM”。“いちゃりばちょーでー”は、前述のとおり、一度会ったらみんな兄弟というチーム名が司会陣や観衆に愛され、試合をエンジョイしながら勝ち進んできた。対する“HKKM”は、勝つために有給を取って参戦した社会人たちという、チームカラーのまったく異なる対戦カードとなった。1戦目のステージはザトウマーケット。ステージのあちこちでお互いを倒し合う大混戦となる中、“HKKM”が相手を3人倒したことをきっかけに前線を上げ、敵陣深くの位置取りをキープ。バケットスロッシャーデコの激しい攻撃を中心に全員で攻め続け、“いちゃりばちょーでー”は各個撃破される形に。終盤はずっと相手にピンチを付けるほどの攻撃で、“HKKM”が1本先取した。2戦目のステージはバッテラストリート。バケットスロッシャーデコどうしの撃ち合いにより、またも序盤は混戦となる。しかし、相手のスキを突く攻撃や相手の狙いへの素早い対処、その両方で“HKKM”が一枚上手。中盤以降も倒し合いが続くが、だんだんと“いちゃりばちょーでー”は苦しい展開になっていく。“HKKM”がきっちり相手のスペシャルをつぶすようなシーンもあり、何度も好判断を見せて2本連取する。

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準決勝第2試合“いちゃりばちょーでー”対“HKKM”。

 決勝戦は、“夢色☆ドリ~マ~ズ”対“HKKM”。試合前のコメントでは、“夢色☆ドリ~マ~ズ”のリーダーが「今は最高に楽しいです! 沖縄のユニフォーム狙います!」と言えば、“HKKM”のリーダーは「テンション上がってます! 絶対に勝つぞ!」と言い、両者ともに試合への熱量はMAXだ。固い握手を経て迎えた1戦目のステージはマンタマリア号。開始早々、“夢色☆ドリ~マ~ズ”が中央を取ると、ナイスダマを巧みに敵陣へと撃ち込み相手の行動を制限。前に出にくい状況をつくり、優位に立って試合を進めていく。対する“HKKM”は、ハイドラントカスタムによる長射程攻撃や、デュアルスイーパーカスタムが前線に出て立ち回るも、なかなか決定的なチャンスを生み出せない。終盤に塗り返したものの、状況を覆すにはいたらず、“夢色☆ドリ~マ~ズ”が1本先取する。2戦目のステージはコンブトラック。ステージが決まった瞬間、“夢色☆ドリ~マ~ズ”からガッツポーズが飛び出す! この日はコンブトラックで好調だっただけに、勝利への手応えを感じたようだ。その自信を裏付けるように、盤石の戦いぶりで序盤は“夢色☆ドリ~マ~ズ”がリード。このまま連勝かと思われたが、“HKKM”のデュアルスイーパーカスタムふたりの活躍で相手にピンチを付けると、一気に塗り返して状況が一変。みるみるステージ上のインクの色が変わると、“夢色☆ドリ~マ~ズ”はスペシャルを重ねて使って再逆転を狙う。しかし、“HKKM”が踏みとどまったことで大混戦のまま試合終了。塗り面積は完全に互角に見えたが……わずか1.9%差で“HKKM”が1本取り返すのだった。

 なかば勝利を確信していた相手を倒し、意気上がる“HKKM”。まさかの敗戦に、一瞬頭を抱えながらも、すぐに気持ちを切り替える“夢色☆ドリ~マ~ズ”。互いの健闘をたたえ、再び固い握手をしてから、スメーシーワールドを舞台に3戦目が始まる。まずは“夢色☆ドリ~マ~ズ”のダイナモローラーベッチューが中央を制圧。四方八方へインクをまいてけん制しつつ、的確にナイスダマも撃ち込んで相手が前に出にくい状況をつくる。しばし劣勢が続いた“HKKM”だったが、クアッドホッパーホワイトが前線で暴れ、ハイドラントカスタムが射程を活かした攻撃で援護することで、ゆっくりと互角の状況に持ち込んでいく。さらに“HKKM”は、1対1の状況で勝つ場面が増えたことで、残り1分のタイミングからグッと塗り広げると、そのまま敵陣近くまで進んで一気に押し切る。「中盤に負けていても、最後に打開すれば勝てるという考えでやってきた」というリーダーの言葉通りの逆転劇で、優勝を果たすのだった。

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決勝戦“夢色☆ドリ~マ~ズ”対“HKKM”。
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4人とも多忙な社会人のため、練習時間をなんとか捻出して甲子園に臨んだという“HKKM”。地区大会を制し、感無量の様子。
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感極まる“HKKM”のメンバーを見て、もらい泣き寸前(?)のイカ研究員さん。今大会を「地元色が出ていて非常に楽しかった。それに、選手たちが楽しんでくれたことや、ゲームでこれほどまでアツくなれることを見せてもらえて、感謝しかない」と振り返った。

沖縄地区大会 優勝チーム“HKKM”インタビュー

Q:大会の中で、優勝できると感じた瞬間はどこでしたか?
A:決勝戦2戦目の、コンブトラックで勝った瞬間ですね。完全に相手の流れを断ち切ったので、このまま勝ち切れると思いました。その2戦目も、押される展開ではあったのですが、練習通りにやれば勝てるという意識はみんな持っていたので、焦りはなかったですね。

Q:今大会の少し前にアップデートがありましたが、編成には影響はありましたか?
A:もともとそれぞれ得意なブキがあったので、大幅には変わっていないですね。僕(みーくん選手)は、もともとスピナー系を使っていて、大会に向けてクーゲルシュライバーも使っていたんですが、ジェットパックの相性などがあまり効果的ではないと思い、ハイドラントカスタムに変えました。戦術として、クアッドホッパーホワイトなどが前に出ていく方針は決まっていたので、それならば、後衛で戦いつつインクアーマーで的確に援護するのが、チームとしてはいいかなと考えました。

Q:チームの強みはどこだと考えていますか?
A:練習を積み重ねたことで生まれた連携ですね。カモンやナイスのサインをしっかり出すなど、ルールを徹底して連携を取るようにしています。たとえば、敵に対面する前にはカモンを出すとか、倒された位置で相手を倒したときはナイスを出すとか、ですね。撃っている方向で敵の位置を知らせる、ということも心がけていました。これからも、まだまだ連携は高めていけると思います。

Q:全国決勝への意気込みをお願いします。
A:僕たちは4人とも社会人で、毎日働いていて、練習時間もなかなか取れない中、睡眠時間を削ったりしてなんとか練習してきました。『スプラトゥーン2』にはかなりの情熱を注いでいるので、全国でも練習の成果を出して、ひとつずつ上に進んでいければと思います。

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第4回スプラトゥーン甲子園 沖縄地区大会 優勝チーム“HKKM”のメンバー。(左から)みーくん選手、koutalou選手、haya14busa選手、かみな選手。

 見事、沖縄地区大会を制した“HKKM”は、優勝ユニフォームとともに、2019年1月26日・27日の“闘会議2019”で開催される全国大会への出場権を手に入れた。全国大会では、若い力に決して負けない社会人パワーに期待しよう。“第4回スプラトゥーン甲子園”のつぎの舞台は、11月3日・4日に開催される関東地区大会(場所:千葉県千葉市 幕張メッセ)だ。現地での観戦、あるいはニコニコ生放送でDAY1(http://live.nicovideo.jp/gate/lv313772856)とDAY2(http://live.nicovideo.jp/gate/lv313772902)、およびYouTubeでDAY1(https://www.youtube.com/watch?v=bxjc-ql6aTY)とDAY2(https://www.youtube.com/watch?v=SmUSfGD7Vpg)を、ぜひチェックしてみてほしい。また、大会の参加応募もまだまだ受付中。詳しくは「第4回スプラトゥーン甲子園」公式サイト(http://site.nicovideo.jp/splatoon2019/index.html)へ!

 なお、延期となっていた北陸地区大会の後半戦は12月1日に、北海道地区大会は12月9日に開催されることが決定した。こちらの情報も詳しくは「第4回スプラトゥーン甲子園」公式サイトで確認しておこう。

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完全に沖縄ムードに染まりながら、選手たちの奮闘を見守ったジャッジくんとコジャッジくん。モールでの大会という、これまでとちょっと違う雰囲気を味わいつつ、つぎの会場へ向かった。

沖縄地区大会の各試合を観戦し、4回戦からは解説も務めたイカ研究員さんのコメントが到着!

スプラトゥーン甲子園史上初となる沖縄県での開催となった今回の地区大会。地元から参加された方が多く、「いちゃりばちょーでー」「美らさん商会」など地域色溢れるチーム名のおかげで、沖縄方言に少し詳しくなれた気がした。

先日追加された「ベッチューコレクション」第2弾のブキを使うプレイヤーも多く、タンサンボムやナイスダマが飛び交うシーンが見られたことも、今回の特徴だ。

そんな中、決勝戦に進んだのは、「夢色☆ドリ~マ~ズ」と「HKKM」の2チーム。

前回大会の地区優勝経験者を2人擁し、圧倒的な実力を見せつけながら勝ち上がってきた「夢色☆ドリ~マ~ズ」が、まず1戦目を制し、2戦目もその勢いのまま押し切るかと思われたが、「HKKM」が気迫の粘りを見せ、僅差で勝利をもぎ取った。迎えた3戦目、やはり一進一退の息もつかせぬ展開となったが、最終盤で「HKKM」が競り勝ち、見事な逆転勝利を飾った。

優勝を飾った「HKKM」にはもちろんだが、今大会屈指の名勝負を見せてくれた「夢色☆ドリ~マ~ズ」にも大きな拍手を送りたい。そして、ご参加いただいたすべてのチームと、声援やコメントで盛り上げてくださった観客、視聴者の皆さんにも心よりお礼を申し上げたい。

第4回スプラトゥーン甲子園も終盤に差し掛かった。残る地区大会ではどのようなドラマが見られるか、ますます楽しみだ。

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ニコニコ生放送 タイムシフト
「第4回スプラトゥーン甲子園」沖縄地区大会(http://live2.nicovideo.jp/watch/lv313772661)

「第4回スプラトゥーン甲子園」沖縄地区大会