第4回スプラトゥーン甲子園 信越地区大会をリポート! 圧巻のバトルセンスとネーミングセンスがすべてのヒトを魅了!

『スプラトゥーン2』の公式ゲーム大会、"第4回スプラトゥーン甲子園"の信越地区大会リポートをお届け!

 夏休みシーズンは終盤を迎えたが、“第4回スプラトゥーン甲子園”はまだまだ中盤戦。2018年8月25日に信越地区大会(場所:新潟県新潟市 NIIGATA LOTS)が開催された。スプラトゥーン甲子園が行われるのは初の地区ということで、イカした塗り合いをひと目見ようと、会場には多くのヒトが集結。終始満員状態の中で、バトルがくり広げられることとなった。本記事では、その模様をたっぷりとリポートしていこう。大会の概要は「第4回スプラトゥーン甲子園」公式サイト(http://site.nicovideo.jp/splatoon2019/index.html)でチェック! 過去の大会リポートも合わせて読んでほしい。

これまでの地区大会リポート
・第4回スプラトゥーン甲子園開幕の東海地区大会をイカ研究員コメント付きでリポート! ツワモノ&クセモノ揃いの濃い戦術&ネタがさく裂!
・第4回スプラトゥーン甲子園 四国地区大会をリポート! 空前の名勝負に爆笑キャラ&ファミリー旋風、見どころ激盛りのまさに“神回”!
・第4回スプラトゥーン甲子園 北関東地区大会をリポート! レモン牛乳と女子力が会場を席巻 終盤は逆転勝利の連続に大興奮!
・第4回スプラトゥーン甲子園 東北地区大会イカ研究員コメント付きリポート! 兄弟や夫婦間での争いなど、ツブ揃いの個性派&涙の結末が心をわしづかみ!

 また、今年もスプラトゥーン甲子園の公式ファンブック制作が決定! 現地リポートや出場全チーム名鑑、優勝チームのインタビューなどを掲載予定だ。今冬発売予定、乞うご期待!

バトルは試合前から始まっている! ユニークなチーム名とコメントの乱れ撃ち!

 東北地区大会の仙台ギグスに続き、今大会もライブハウスが舞台となった。今回はオールスタンディングでの観戦だったのだが、観客はとにかく元気! 序盤から決勝戦まで、とても力強く、プレイボールの掛け声や選手への声援を送り続けていた。甲子園と言えば、毎度ユニークなチーム名に注目が集まるのだが、今回はとくにネーミングが秀逸。ジャイロ操作なしでも勝てると意気込んで参加した“ジャイロは飾り”は、4回戦を勝ち抜く健闘を見せるが、1回戦の試合後、じつはジャイロ操作なしで戦っていたのはリーダーだけと判明し、会場の笑いを誘う。“結婚おめでとう!”というストレートすぎる名前のチームは、メンバーのひとりが最近結婚したばかり。入場時や試合中、そして勝利時に「結婚おめでとう!」と連呼されることに。会場全体が祝福ムードに包まれるという、甲子園の歴史の中でも珍しい出来事となった。

イカたちのチーム名へのこだわりはかなりのもの。今後、さらにぶっ飛んだ名前のチームが出てくるかも?(左:“ジャイロは飾り”、右:“結婚おめでとう!”)

チーム名のとおり気合で戦った“きあいとこんじょう”や、ワンプレイごとに感情を爆発させる“イカ女学院6年2組”も注目を集めた。

進行役の3人も、会場の元気につられて、いつも以上にパワフルに。わたなべ麻衣さんが、入場コメントを「ラップ調で読んで」というリクエストに応え、絶妙なライミングスキルを披露する場面も。

新潟に来たプロ野球球団のスカウトは、読売ジャイアンツ! 女性メンバー4人で構成された“花鳥風月 月組”とパシャリ。

 この会場でも、せっかく開催されるのならばと、思い出づくりとして参加するチームが多数見られた。心温まるエピソードで注目されたのが、ファミリーで参加した“だっけさぁ”。このチーム、お父さんが単身赴任中のため、娘さんに夏休みの思い出を作ってあげたいと考えたお母さんが、応募を決めたとのこと。娘さんはクラッシュブラスターネオを使っており、なかなかのやり手。しっかり相手に命中させてチームに貢献し、勝利をつかみ取った。家族みんなでステージに立ってくり広げたナワバリバトルは、きっと忘れられない思い出になったことだろう。

なぜクラッシュブラスターネオを使っているのかを尋ねられた娘さんは「速いから」とひと言。単純明快な答えに、会場は大喝采。

 ブキ編成の傾向としては、人気のバケットスロッシャーデコやシャープマーカーネオを中心としながら、独自の武器を取り入れて戦術を構築しているチームが多かった。スパッタリーやダイナモローラー、ハイドラントカスタムが存在感を放ち、試合を盛り上げるのだった。やがて迎えた準決勝は、“LS*”対“CEP”と“ジャイロは飾り”対“えふわんけーき”がぶつかることとなる。

 準決勝第1試合は“LS*”対“CEP”。1戦目のステージはバッテラストリートだ。“CEP”のスパッタリーが巧みなスライド移動で相手を撃破し、攻めの起点を作る。対して“CEP”はダイナモローラーが相手を迎撃していくが、序盤から押し込んでいた“LS*”が1本先取。2戦目のステージはショッツル鉱山。ここでは、中央でキレイに二分されるような塗り合いが展開される。中盤以降、“CEP”がスペシャルを重ねて崩しにかかるが、“LS*”がこれに耐え、ふたりでひとりを相手にするように立ち回り、数的有利を保って1本取り返した。3戦目のステージは海女美術大学。“LS*”のヒーローシェルターレプリカが硬いガードを見せ、塗りでも活躍する。一方“CEP”は、ダイナモローラーとスパッタリーの攻撃が光り、相手をつぎつぎと撃破。だんだんと差が広がり、“CEP”が2本目を取るのだった。“CEP”いわく「練習では海女美術大学の勝率は低かったけれど、本番に強いタイプだから結果が出た」とのこと。

準決勝その1、“LS*”対“CEP”。

 準決勝第2試合は、“ジャイロは飾り”対“えふわんけーき”。“えふわんけーき”は、ここまでの試合で83%、73%、76%、79%と、圧倒的な塗面積で勝利を収めてきた。いかに“ジャイロは飾り”が対抗するのかに注目が集まる中、ハコフグ倉庫でのバトルが始まる。ここで“えふわんけーき”の攻撃力がさく裂。ジェットスイーパーカスタムの的確な狙いや、シャープマーカーネオのメインとクイックボムを絡めた攻撃で攻め上がる。“ジャイロは飾り”も応戦するが、“えふわんけーき”が引くところは引く冷静な立ち回りを披露。簡単には崩れなかった“えふわんけーき”が先取する。2戦目のステージはバッテラストリート。“えふわんけーき”は、放っておくとやっかいな相手のヒーローローラーレプリカを狙い、反撃の芽を摘む。“ジャイロは飾り”がスペシャルを重ねての打開を狙うが、これを跳ね返され、さらに各個撃破されるような状況に。盤石の戦いかたを見せて“えふわんけーき”が連取するのだった。

準決勝その2、“ジャイロは飾り”対“えふわんけーき”。

 決勝戦は、“CEP”対“えふわんけーき”。1戦目のステージはマンタマリア号だ。ここでは、“えふわんけーき”のスプラマニューバーコラボがジェットパックで先制すれば、“CEP”はダイナモローラーで相手をつぶし、倒し合いとなる。中盤までは接戦が続くが、“えふわんけーき”のハイドラントカスタムが高所から制圧し、さらに味方どうしがそれぞれしっかりカバーする連携も見せ、だんだんと塗面積に差が出始める。そのまま優勢を保ち、“えふわんけーき”が勝利をつかんだ。2戦目のステージはショッツル鉱山。“CEP”は、これまでと同じ展開を防ぐべく、速攻を仕掛けて序盤の主導権を握る。その後は互いに相手を倒しながら、じりじりと攻勢のときをうかがうことに。明暗を分けたのは、スペシャルの使いかた。“えふわんけーき”はジェットパックの攻撃、イカスフィアの防御などを巧みに使ったうえ、相手のハイパープレッサーを回避するなど、多くの面で一枚上手だった。終盤、ジェットパックの攻撃を合図に“えふわんけーき”が攻めに出て、終わってみれば71%の塗面積で勝利。圧巻の戦いぶりで優勝を果たし、リーダー・ミリンケーキ選手の笑顔がはじけた。

 ちなみに“えふわんけーき”というチーム名にある“えふわん”は、フェス1傑(フェス後に公開される100傑で1位を獲得したプレイヤー)の意味で、その名の通り、“えふわんけーき”にはフェス1傑が3人も揃っていたのだという。唯一、ミリンケーキ選手がフェス2傑(2位)とのことだが(それでも十分に驚異!)、ミリンケーキ選手は全国決勝大会までに1傑を取ることを宣言していた。

決勝戦、“CEP”対“えふわんけーき”。

信越地区大会 優勝チーム“えふわんけーき”インタビュー

Q:このチームが結成された経緯を教えてください。
A:僕(ミリンケーキ選手)が、このメンバーで出ようと、それぞれに声をかけて集めました。「全国狙おうぜ」って。みんなもやる気を出してくれて、「いいよ」と言ってもらえてよかったです。

Q:甲子園に向けて、作戦はどのように決めたのですか?
A:練習試合を何回もやりました。負けることもあって、そこでわかった改善点などをチームで話し合い、ブキや動きを変えていきました。

Q:ジェットパックの狙いがとても的確だと感じました。うまく使うポイントを教えてください。
A:ジェットパックを発動した時、だいたいの相手は落とそうと前に出てくるので、そこをしっかり狙うようにしています。

Q:全国決勝に向けて意気込みを聞かせてください。
A:(すでに決まっている)地区代表には知り合いもいますし、今後、強いところも上がってくると思います。僕らもしっかり練習して、絶対負けない力をつけて、全国でもがんばります!

第4回スプラトゥーン甲子園 信越地区大会 優勝チーム“えふわんけーき”のメンバー。(左から)ミリンケーキ選手、れんたな選手、ku選手、れき選手。

NIIGATA LOTSのバックヤードには、名のあるアーティストのサインが数多く書かれている。その一角に“えふわんけーき”の名前も刻まれることに!

 見事、信越地区大会を制した“えふわんけーき”は、優勝ユニフォームとともに、2019年1月26日・27日の“闘会議2019”で開催される全国大会への出場権を手に入れた。全国大会でも、他を寄せ付けないほどの個の力とチーム力に期待したい。“第4回スプラトゥーン甲子園”のつぎの舞台は、9月8日に開催される中国地区大会(場所:広島県広島市 NTTクレドホール)だ。現地での観戦、あるいはニコニコ生放送(http://live.nicovideo.jp/gate/lv313772437)およびYouTube(https://www.youtube.com/watch?v=U4dMgBJp-Eg)を、ぜひチェックしてみてほしい。また、大会の参加応募もまだまだ受付中。詳しくは「第4回スプラトゥーン甲子園」公式サイト(http://site.nicovideo.jp/splatoon2019/index.html)へ!

観客同様、スタンディングで試合を見守ったジャッジくん。一方、コジャッジくんはステージ裏にあったPCで中継の模様をチェック。各々の感想を語らいながら、つぎの会場へ向かった。

ニコニコ生放送 タイムシフト
「第4回スプラトゥーン甲子園」信越地区大会(http://live.nicovideo.jp/watch/lv313772410)

「第4回スプラトゥーン甲子園」信越地区大会



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