2018年9月20日(木)から9月23日(日)まで、千葉・幕張メッセにて開催された東京ゲームショウ2018(20日・21日はビジネスデイ)。
一般公開日初日にあたる9月22日のセガゲームスブースにて、ワーナー ブラザース ジャパン『ヒットマン2』のプレゼンテーションが行われた。オフィシャルアンバサダーであるマフィア梶田さんとワーナー ブラザース ジャパンのプロモーション担当である大橋あゆみさん登壇のもと、11月15日発売の『ヒットマン2』の見どころを紹介すべく実施された本イベントにおいて、公式アンバサダーのマフィア梶田さん顔負けのPRぶりを発揮したのが、大橋あゆみさん。
「『ヒットマン2』に変装の要素があるので、体を張って紹介したいと思いました」と、ヒヨコ姿で登場した理由を語った大橋さんは、「もう少しクオリティーにこだわったほうがよかったんじゃないですか?」とのマフィア梶田さんのつっこみにもめげずに「『ヒットマン』シリーズをひとりでも多くの方に知っていただいて楽しんでいただくために、水面上は鮮やかに、水面の下はバタバタともがきながら一生懸命がんばっています」と、キレのあるコメント。記者は取材しながら、思わず「おお」と唸ってしまった。
マフィア梶田さんをアンバサダーに起用した理由を、見た目が『ヒットマン』シリーズの主人公47に似ていることと、「お飾りではなくて、ちゃんとゲームの情報をユーザーさんに伝えてくれる人がいいなと思いました。梶田さんはゲームライターなので、そのへんは全幅の信頼を寄せています」と説明すると、マフィア梶田さんも「たいへんありがたいことです」とうれしそうにお返事。そんな大橋さんにノセられたかのように、「インタビューでもお話ししたと思うのですが、最初ワーナーさんから“ヒットマンを”とのお話があったときは、20世紀フォックスかユニバーサルを潰すつもりかと思ったんですよ。つまり俺を鉄砲玉として送り込むつもりかと思ったんですよ。いよいよ映画業界を牛耳るつもりかと(笑)」とトークもなめらかで会場を笑わせた。とはいえ、アンバサダーの依頼があったことはマフィア梶田さんもかなりうれしかったようで、「ワーナーもゲーム推しでPRしたいということなのだということがわかって、そこには共感しました」とのことだった。
また、『ヒットマン2』の“鮮やかに、キメろ。”のキャッチコピーに対しては、大橋さんから「変幻自在な変装をキメてほしい」ということと、「いろいろな凶器があるので。それでキメてもらいたい」ということ、そして「いろいろな暗殺の手口があるので、鮮やかな暗殺をキメてほしい」という3つの思いが込められていると語られた。今回いろいろな武器を使用していることに紐づけて、マフィア梶田さんがいろいろな武器を持っている写真が撮影されたのだが、注射器を持っている写真は、「いろんな人から浣腸を持っているとしか見えないと言われた」との抱腹絶倒のコメントも。梶田さんも「もう少し注射器らしい注射器なかったですかねえ」とぼやくことしきりだった。
ステージイベントでは、事前に撮影されたプレイ動画で47のミッションが紹介。着実に準備をしていって、最後に暗殺するという“カタルシス”の一端が確認できた。
最後に大橋さんは「私も鮮やかに宣伝のほうをキメて、“大ヒットマン”を目指してがんばりたいと思います」と鮮やかなコメントで締めて『ヒットマン2』のステージイベントは幕を閉じた。