PC用バトルロイヤルシューター『PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS』(以下、『PUBG』)のDMMGAMES公式大会“PUBG JAPAN SERIES”βリーグが閉幕。2018年6月30日には、Class1のPhase2 Day6(Round7~9)が、実施された。

『PUBG』国内リーグ“PJSβ”、Crest Gaming Xanadu & Windfall がその名の通り“頂点”を極め、国際大会への切符を獲得!_01

 αリーグからの大きな変更点として、βリーグよりClass1とClass2から成る2部リーグ制が採用されている。また、Phase1では1日に1RoundのみFPP(一人称視点)による試合が行われる。さらにPhase2からは、これまでの孤島マップ“Erangel”に加えて、砂漠マップの“Miramar”も試合に採用されている。

 そして、βリーグの上位2チーム(Phase1、Phase2を通じての総合獲得ポイントにて選出)は、ドイツ・ベルリンにて7月25日~29日に開催される国際大会“PGI 2018”の出場権を獲得することが決定している。

“PJSβ”Phase2 Day4

 ここでは、Phase2 Day5の各ラウンドの試合結果をお知らせする。

Round7(FPP) 結果

1位 Zoo Gaming / Penguin
2位 SengokuGamingDestroy
3位 Crest Gaming Windfall
4位 SunSister Suicider's
5位 Crest Gaming Xanadu

Round8(TPP) 結果

1位 Crest Gaming Xanadu
2位 USG-Hyster1cJam
3位 oracleNox
4位 V3 FOX
5位 Crest Gaming Windfall

Round9(TPP) 結果

1位 野良連合 Grim Reaper
2位 Zaphkiel Gaming
3位 ROX Orcas Blue
4位 ISG Albatorss Bloom
5位 Zoo Gaming / Penguin

Phase2 Day6(Round7~9)のランキング

1位 Zoo Gaming / Penguin
2位 Crest Gaming Xanadu
3位 野良連合 Grim Reaper
4位 V3 FOX
5位 Crest Gaming Windfall

『PUBG』国内リーグ“PJSβ”、Crest Gaming Xanadu & Windfall がその名の通り“頂点”を極め、国際大会への切符を獲得!_02

Phase2 Day6終了時(Round1~9)のランキング

1位 Crest Gaming Xanadu
2位 ROX Orcas Blue
3位 野良連合 Grim Reaper
4位 Zoo Gaming / Penguin
5位 Zaphkiel Gaming

『PUBG』国内リーグ“PJSβ”、Crest Gaming Xanadu & Windfall がその名の通り“頂点”を極め、国際大会への切符を獲得!_03

βリーグ総合優勝は“Crest Gaming Xanadu”!

 βリーグのPhase1とPhase2の通算獲得ポイントによる総合優勝は、Crest Gaming Xanaduが獲得! 2位はCrest Gaming Windfallで、奇しくも同じ“Crest Gaming”に所属する2チームが、ワン・ツーフィニッシュを決める結果となった。

 この両チームは、7月25日よりドイツ・ベルリンにて開催される国際大会“PGI 2018”へ出場することになる。

『PUBG』国内リーグ“PJSβ”、Crest Gaming Xanadu & Windfall がその名の通り“頂点”を極め、国際大会への切符を獲得!_04
(上段)Crest Gaming Windfall
(下段)Crest Gaming Xanadu

 そしてこのDay6の翌日には、タイミングよくCrest Gaming 両チームのロングインタビューを行うことができた。話を聞けば、なんとも対照的な2チームの特徴が垣間見えたこちらのインタビューは、追って掲載する予定だ。

βリーグ(Phase1 + Phase2)総合順位

1位 Crest Gaming Xanadu
2位 Crest Gaming Windfall
3位 Rascal Jester
4位 SunSister Suicider's
5位 野良連合 Grim Reaper

『PUBG』国内リーグ“PJSβ”、Crest Gaming Xanadu & Windfall がその名の通り“頂点”を極め、国際大会への切符を獲得!_05

出演陣が選ぶ本日のMVP

 以下では、Day6の実況を務めたOooDaと、解説のSHAKAが選んだ、本日の試合を振り返って挙げたMVP選手と、βリーグを通じての思い出のシーンを紹介する。

『PUBG』国内リーグ“PJSβ”、Crest Gaming Xanadu & Windfall がその名の通り“頂点”を極め、国際大会への切符を獲得!_06
左から、Day6の実況を務めたOooDaと、解説のSHAKA。

■OooDa
 MVPは、Zoo Gaming / PenguinのPlayerJP選手です。モストキルなどの派手な活躍はなかったものの、ひとりで安全地帯の真ん中を取りに行くという、αリーグでは見られなかったムーブが目立ち、またそれを流行らせてくれました。我々も視聴者の方も「Zoo Gaming / Penguinと言えば、このムーブ」と思うようなイメージを与えてくれました。そういった意味で、βリーグのスター選手のひとりですよね。

 βリーグを通じて、CYCLOPS athlete gamingが印象深く、fuki6選手が6キルをあげて順位をグンと伸ばした試合は素晴らしかったです。Meuta選手も、ひとり残って生き延びたり、最後に1on1で撃ち合ってドン勝を取ったりなど、新加入ながらその存在感を示してくれました。残念ながらClass2に降格してしまいましたが、また勝ち上がってきてほしいです。

 もうひとつ、Zoo Gaming / Penguinのsm0o0ky選手が、車庫に手榴弾と火炎瓶を投げ込んで詰めていったシーン。あれも心に残っていますね。

■SHAKA
 SunSister Suicider's、CrazySam選手が今日のMVPですね。Rpund7(FPP)の早い段階でメンバーふたりが削られて、中盤からはひとり残って戦うことを余儀なくされました。そのとき、窪みに入ったのですが、そこに攻めてきたRascal JesterやSengokuGamingDestroyの選手たちを倒していったのがすごかった。ふつうは倒されてしまう場面ですが、本人はまだまだいけそうな感じでしたね。

 βリーグで印象に残っているのは、Phase1のRound4で、Rascal Jesterがドン勝を取った試合です。圧倒的に不利な状況の中でキルを取ってからの、キレイな挟み込みは完璧な勝ちかたでしたね。あとは、Phase1のRound8の最終局面。ドン勝を取ったのはZoo Gaming / Penguinでしたが、Crest Gaming XanaduのKaiph0ne選手がパルスの中で回復を入れながら徐々に迫り、敵を倒していたのが印象的でした。あのあたりからXanaduの見方が変わったという感じがしますね。

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