『グノーシア』のリリースは伊達に延びているわけではなかった!? プチデポット代表・川勝徹氏に訊く【BitSummit Volume 6】

2018年5月12日、13日に京都勧業館 みやこめっせにて開催された、インディーゲームの一大祭典BitSummit Volume 6。プチデポットのブースで出展されている“RPG”『グノーシア』のリポート。

期待の“ソロプレイ用人狼ゲーム”の開発進行状況はいかに!?

 2018年5月12日、13日に京都勧業館 みやこめっせにて開催された、インディーゲームの一大祭典BitSummit Volume 6。『メゾン・ド・魔王』でおなじみのプチデポットが開発中のプレイステーションVita用ソフト『グノーシア』は、前回(2017年)と同じく、序盤のチュートリアルのループをプレイできるバージョンが出展された。

 試遊機が2台置かれたブースは連日の盛況。順番を待つプレイヤーには女性が多く、本作のゲーム性、デザインワークがどういった層にアピールしているかがよくわかる形となった。

 それはそれでいいとして、前回のBitSummitで本作のプレイインプレッションを担当し、完成版に期待を寄せた記者としては、「リリース予定は昨年末だったのでは?」「1年前から開発状況は変わっていないのでは?」といった疑念を打ち消すことができなかった。このままにしておくのは座りが悪いということで、『グノーシア』の開発状況に関する情報を、プチデポット代表・川勝徹氏に直撃した。

個性的なキャラたちと、果てることのない宴を! プチデポット新作『グノーシア』プレイリポート【A 5th of BitSummit】

2017年5月20日、21日に京都勧業館 みやこめっせにてインディーゲームの一大祭典“A 5th of BitSummit”が開催。『メゾン・ド・魔王』の開発メーカー・プチデポットは、新作の『グノーシア』をプレイヤブル出展した。その体験レポートをお届け。

プチデポット・川勝氏ミニインタビュー

──単刀直入に伺いますが、まずはリリースが延びた理由を。

川勝 昨年のBitSummitで皆さんにプレイしていただいたときに感想を書いてもらったんです。それに対応していたら作業量がどんどん膨らんで、全4人の開発スタッフの力では年内に収まりませんでした。ごめんなさい!

──具体的にはどういった感想が多く寄せられたのでしょうか?

川勝 キャラクターのセリフ量についてですね。「もっと欲しい」と(笑)。

──そうなんですか? 導入部なのに?

川勝 序盤は機能を制限していることもあってどうしても少なくなってしまうのですが、それでもループする展開の中で単調になっていた点は否めないので、もう少しバリエーションを増やそうということになりました。

──ボリュームアップは序盤に限らず……ということですよね。

川勝 はい。しかもひとつのセリフを増やしたら、それを14キャラぶん書かないといけないんです。あとはシナリオ自体の量や、キャラクターごとのイベント画像も追加しています。物量がとんでもないことになりました。

──ただでさえ会話バリエーション命の作品なのに……管理しきれていますか?

川勝 大丈夫です! シナリオはようやく最後の詰めのところまで来ているので、あとはバランス調整ですね。リリース日については昨年のこともあるので(笑)、確定したらお知らせします!

──ちゃんと開発が進んでいて安心しました! 最後に、『グノーシア』のリリースを心待ちにしているファンにひとこと。

川勝 開発には3年かかっていますが、何かトラブルが起きているというわけではなく、ひたすらクオリティーアップに努めた結果です。ここまできたら妥協はできないので、納得のいく形で皆さんの元にお届けします!

BitSummit期間中はステージセッションに出演したりと大忙しだった、プチデポット川勝氏。

特別公開! 『グノーシア』最新スクリーンショット

昨年のBitSummit出展以降に追加されたイベントCGの一部。『メゾン・ド・魔王』のときと同じ女性デザイナーによる、繊細なタッチのビジュアル世界を堪能できる。

“何度でも遊べるひとり用人狼ゲーム”というコンセプトだけでなく、“議論型RPG”なる新ジャンルの提唱も謳っている『グノーシア』。ループをくり返しレベルアップすると6つのパラメータにボーナスポイントを割り振ることができ、自分の好きなスタイルで議論を展開できるようになっている。成長要素には必殺技的な議論コマンドの取得もあるようだ。